映画アレコレ

 コチラのページはですね、映画に関することアレコレ語ります。 映画感想をメインに噂話なども。


 ●好き俳優・映画→
 ●2005年映画館で観た映画感想→
 ●2004年映画館で観た映画感想→
 ●映画感想(今まで観た映画感想です)→
 ○映画を少しでも楽しく観るコツ→
 ○歴史の影と映画(チョット真面目な読み物です)→
   
☆映画を観る時の心意気☆
 私は映画を観る時、最後まで観るようにしています。エンドクレジットの最後が終わって、劇場が明るくなるまで。
 ある日そのスタッフロールを見ながら思いました。映画というのはこれだけ多くの人達の協力があって出来てんだよなあ、と。 俳優や監督などのメインスタッフ以外にも、表舞台に出ては来ないけれど、これだけの人たちが映画制作の為に関わっているのだと思うと、 このクレジットもちゃんと見届けなければ、と思うようになりました。
 割と映画が終わってしまうと、劇場が暗い内から席を立つ人がいますよね。 どうでしょう?たまにはクレジットを全部見てみては?
 とはいえ、やはり文字の羅列を見るのはちょっとツライものもあります。 音楽や歌を楽しむ、というのもありますが、私はそのたくさんの名前の中から日本名を探すようにしています。じーっと見ているとどんな作品にも2,3人はいるんですね。 日本人とか日本名を持ってる人が。 映画作りに日本人も頑張ってるんだなあ、と思うとすごい〜!と思ってしまいます。
 後ですね、最後まで見ているとたまにお得な事があります。 最近だったら、マトリロの最後に、マトレボの予告があったり、おととしくらいに観た『K-PAX〜光の旅人』を観た時も最後にまだストーリーが続いてました。 後は、Jキャリーのコメディやラッシュアワー、BBなんかお笑い系の映画にはNG集ですとかついてたりするんでお徳な気分ですよ☆

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11月7日:劇場映画感想 

◇ヘアスプレー◇
 待ってました!ヘアスプレー!!
 元はと言えば、2003年のトニー賞授賞式を、ハリウッド俳優がプレゼンターに出てないかという不純な動機で録画 したのがキッカケでした。ノリの良い音楽と激しいダンスに釘付け。

 この年のトニー賞(アカデミー賞のミュージカル版)を総ナメにした作品の映画化です。とはいえ、 元々は1988年に映画として公開されたのが元々の元のオリジナルとの事。復刻するかな。

 期待を裏切らない出来でした。
 とにかくハッピーでゴキゲンになれます。

 舞台は1960年のアメリカ。
 踊る事が大好きなトレーシーは、地元局のダンス番組で踊る事を夢見ていた。 ある日、番組のレギュラーに空きができ、新しいメンバーを一般募集する事に。
 トレーシーの夢は叶うのか!?
 歌と踊りがいっぱい詰まった作品です♪
 ですが、ただゴキゲンな作品ではなかったのですね。
 まだまだ黒人差別が残っている時代で、フツーに『ニグロ』という言葉が出ていてドキっとしました。
 また、ハイスクールが舞台だったのもちょっと驚きました;トニー賞のパフォーマンス見ただけでは高校生とは思えなかったので(笑)
 また、数々の歌と踊りもかなり必見です!サントラもオススメ♪特に『You can't stop the beat』と『Welcome To The 60'』がお気に入り。


◇バイオハザード3◇
 結果的にはそれなりに満足しました。
 が、あまり期待して観ない方が良いとも思います。多分私は贔屓目が入っていると思うので。

カルロス、再び!
クレア登場!
ウェスカーも登場!!何かエラそうなポジションに。
あれ!?ジルは?
クリスは…いないっすか。そうっすか。

 いきなり話が世界の危機レベルまで進んでいたのに驚きました。ってか、 アンブレラまでTウィルスに困ってる風で『あれ?』な感じです。
 アリスも毎回キワドイシーンがありますが、今回も冒頭からありましたー。でもいやらしくないから不思議です。
 ゾンビによる攻撃もさる事ながら、クリーチャー系も迫力あります。
 かと言えば、非人道な行為とその映像に『うわ!!』となりつつも、アリスのミュータント化(笑)に驚きつつ、 銃に加えて二刀流アクションが冴え渡ります…

 アクション映画としては満足するデキでした。

 ですが、あの終り方は…
 どうもシリーズ物は3作で終わる、というイメージがついていて、特に事前に情報集めした訳でも無かったので、 てっきりこれで終りかと思ったんですよ。
 ところがドッコイ、次回へ続く。
 しかも、POC2並に気になる終わり方…えええええええええええ!!
 アリスのミュータント化もなんだかなあ…と思いつつ、それがアクションとして画になるからいいや。
 アラスカに何があるのかエラく気になります。今回出番がなかったジルの行方も気になる気になる…今回も出ると思ってたもので。 そして今回は顔見せだけだったウェスカーも、次回どう動くか期待!!

 ミラが刃物でアクションすると、どうしても超紫を連想してしまいます。ガンカタ!ガンカタ!!
 次回はアレですかね、

バイオハザード4〜the Last War〜 クローンの復讐

 みたいな感じになるんすかね。
 次辺りでラストにしなければ、連作としてちょっと伸ばし過ぎな気がします。
2月26日(日):アカデミー予想!! 

 何だかんだで明日表彰式ですね〜
 毎年予想してるんで今年も!!
 多分割れると思います。LOTRの様にひとつの作品がいくつも取る、という形ではなく。
 作品も監督も主演も助演も同じ作品は取らせない…と思う。

◎⇒本命 ○⇒対抗 ●⇒大穴 ☆⇒個人的にとって欲しい

【作品賞】:硫黄島〜は日本人メイン作品だからなー…
 バベル
ディパーテッド
 硫黄島からの手紙
◎☆リトル・ミス・サンシャイン
●クィーン


【主演男優賞】
○レオナルド・ディカプリオ(ブラッド・ダイヤモンド)
 ライアン・ゴズリング(ハーフ・ネルソン)
 ピーター・オトゥール(ヴィーナス)
●ウィル・スミス(しあわせの力)
フォレスト・ウィッテカー(ラストキング・オブ・スコットランド)


【主演女優賞】:新旧実力派女優が勢ぞろい!!注目!!
 ペネロペ・クルス(ボルベール <帰郷>)
 ジュディ・デンチ(あるスキャンダルの覚え書き)
ヘレン・ミレン(クィーン)
○メリル・ストリープ(プラダを着た悪魔)
●ケイト・ウィンスレット(リトル・チルドレン)


【助演男優賞】:正直わからん…
アラン・アーキン(リトル・ミス・サンシャイン)
 ジャッキー・アール・ヘイリー(リトル・チルドレン)
 ジャイモン・フンスー(ブラッド・ダイヤモンド)
○エディ・マーフィ(ドリームガールズ)
 マーク・ウォールバーグ(ディパーテッド)


【助演女優賞】
 アドリアナ・バラーザ(バベル)
 ケイト・ブランシェット(あるスキャンダルの覚え書き)
☆●アビゲイル・ブレスリン(リトル・ミス・サンシャイン)
ジェニファー・ハドソン(ドリームガールズ)
 菊地凛子(バベル)


【監督賞】:正直、リメイク作って受賞してほしくない⇒スコセッシ。硫黄島2部作としてイーストウッドに1本!
◎☆クリント・イーストウッド(硫黄島からの手紙)
 スティーヴン・フリアーズ(クィーン)
●ポール・グリーングラス(ユナイテッド93)
 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(バベル)
 マーティン・スコセッシ(ディパーテッド)


【脚本賞】
 ギジェルモ・アリアガ(バベル)
 アイリス・ヤマシタ&ポール・ハギス(硫黄島からの手紙)
マイケル・アーント(リトル・ミス・サンシャイン)
◎ギレルモ・デル・トロ(パンズ・ラビリンス)
 ピーター・モーガン(クィーン)


【脚色賞】
○サシャ・バロン・コーエン&アンソニー・ハインズ&ピーター・ベイナム&ダン・メイザー(ボラット)
 アルフォンソ・キュアロン&ティモシー・J・セクストン(トゥモロー・ワールド)
ウィリアム・モナハン(ディパーテッド)
 トッド・フィールド&トム・ペロッタ(リトル・チルドレン)
 パトリック・マーバー(あるスキャンダルの覚え書き)


【長編アニメ賞】:カーズはアニー賞取ったんだよな…
◎カーズ
☆ハッピー フィート
 モンスター・ハウス

2月4日(日):レンタル映画感想 

 ●僕の大事なコレクション(4)
:コレは意外に良かった。泣けた。
 自分の家族に関するものをコレクションしているアメリカ系ユダヤ人、ジョナサン。祖父が残した一枚の写真を見つけ、 自分のルーツを探す為にロシアに渡る…ロシアを案内してくれたのがアメリカ大好き・アレックスと偏屈な祖父。
 ロシア語と英語が入り乱れ、それをネタにしたギャグが盛り込まれ、ほのぼのしつつ、クスリと笑いつつ話は進むのですが…

 まさに意外な展開と幕切れでした。

 うーん、でもどうしておじいちゃん最後あんな事したのか、自分なりに考えてみました。(ネタバレ予防の為に反転で)
 多分、自分がユダヤ人である事を隠して生活していた事が苦痛だったんですよ。
 人種を隠して、見つからないように、バレ無い様に必死だったんですよ。死にたくないから。
 それ故に、ユダヤ人を非難中傷する様な事もしたでしょう。アレックスですら最初『ユダヤ人は馬鹿だと思ってた』とか 言ってた位だから。でもそれはとっても辛い生き方だったんでしょう。
 だから自分は盲目だと言ってたんですよ。モノが見えなければ、それについてアレコレ言う必要も無いから。
 偏屈な変わり者だと思われてた方がいいんですよ。『変わり者』という仮面がユダヤ人という本性を隠してくれるから。
 だから、アウグスチーネ姉に会って、色々知って、知られて、村が無くなった事を知って、それでもう満足したんですよ。
 自分の過去を知る者はもういなくて。もうこれ以上怯える必要も無くて。命を絶つことで、開放されたかったんだと思います。


 でもなぁ…切ないというかやり切れないというか。


●ポビーとディンガン(4)
:フルモンティの監督さんの最新作。
 オーストラリアの田舎町でオパールの採掘を行うウィリアムソン一家。その幼い娘・ケリーアンには空想の友達、 ポビーとディンガンがいた…
 例え本当でなくても、多くの人が信じれば、それは真実に変わるのですね…
 ケリーアンの為に奔走するお兄ちゃんがいじらしい…
 あんなに冷たかった村の人達が最後には…!
 最後の埋葬シーンでは泣きました。
 少しふしぎなほのぼのとするお話ですwイギリス・オーストラリア共同製作。
 …このカッターネオ監督の最新作はアメリカ映画で、Sブシェミが主演だそうですよw30過ぎて、 自分のこれまでの人生に意味が無かった事に気がついた男性が…!!みたいな内容だそうです。


●南極物語(4)
:マヤぁあああああぁぁぁ…!えがった、いがったねぃ
 ズルイですよ。動物の出てくる感動モノには弱いんです…
 ジェリーの犬ラヴっぷりも微笑ましいですし、わんこ同士のチームワーク・助け合い、別れの動作、 成長…もこれまた感動モンなんですよーーーーー!!!
 マヤ可愛いーー!!双子のわんこがキャヴァイイーー!!アレックスカコイイー!!


●ブロークバックマウンテン(4)
:ようやく観る事ができました!!
 そういう方面では満足!!イケメン揃うといいですよね!!見ごたえありますよね!!
 テントでの問題の一夜も、ぎこちない感じというか戸惑いつつしかし激しい模様が萌えるww
 イニスは…狙って仕掛けたんですかねぇ…

 でも…悲恋ですねぇ。
 二人とも元々そういう性癖があったから、あんな感じになったんでしょうねぇ、きっと。
 でも、イニスが、父親がかつて行った同性愛者へのリンチが無かったら、この二人、上手くいってたのかも。 ジャックの両親は理解があったみたいですし。でもラブラブEDじゃ物語にならないんだろうなぁ…
 奥さんが可哀想…おまえら、もっとTPOを考えろよ!とツッコんでしまいました。

 後、景色がスッゴイキレイ!!
 特にOPすぐに出てくる画面を埋め尽くす様な山と平野。
 あのシーン、ポストカードにして欲しい!!
 他にも、美しい景色が沢山出てきます!!


●FCヴィーナス(3.6)
:コレは店で目に入って気になったので借りました。
 サッカーバカな恋人やダンナを持った女達。
 ある日、男たちが内緒でドイツのワールドカップへ行こうと計画している事を知り、ついにブチ切れた!!
 かつてサッカーを経験し、名監督の娘でもあるアンナはサッカー素人を集めて奮闘するのだが…!?
 案外人間ドラマがふんだんに取り込まれたほのぼの映画でした。父と娘、彼女と彼氏、妻と夫、今カノと元カノ…
 フィンランド映画でしたよー!
 ショーンもコレ位の重度のサッカーバカなんだろうかちょっと心配になりました(笑)


●コープス・ブライド(3.8)
:いや、良かったですよ。ストーリーもキャラクターも。
 ビクターとビクトリアの進展っぷりとか、ビクターとあの花嫁が次第に打ち解けていく様子とか。 特に一緒にピアノ弾くシーンが好きw 
 ただ、全体的な雰囲気がやっぱり暗い。
 ソレだけ。


●青い棘(2.5)
:紛らわしいパッケージしやがって。
 ジャンルを言うなら『青春』。
 実話を元にした話らしいですが、痴情のもつれで人を殺してしまった。
 ただそれだけじゃないっすか。
 その相手が、妹の現恋人ってのがチョット違いますが。

 色々ワケ有りの登場人物なのに、その辺りに一切触れてない。お金が無いから映画に行けなかった、 どことなく放置主義で育てられた兄妹、その二人と恋愛関係を持つコック見習い…もっとバックグラウンドを掘り下げたら、 もちっと面白い映画になってたのになー。


1月30日(火):劇場映画感想 

 すみません…すっかりこの辺サボリがちで…!!とりあえず、昨年末〜最近にかけて観賞した映画観想を!

◆ラッキーナンバー7(4)◆
 多分ジョッシュ単品だったら観に行こうかどうか迷ったかもです。フリーマンやBウィリス、Bキングスレーがいたから観 てみようと思いました。
 お話も、最初はギャング同士の抗争に巻き込まれた不幸な青年(=ジョッシュ)かしら?と思いきや…

 結果から言うと、案外ヨカッタ♪☆4つ。

 不幸の連続の末、友人と間違われて対立するふたつのギャングに関わってしまう青年・スレヴン… 彼は身に覚えの借金を背負い、その上ギャングのボスの息子を殺さなければならなくなった…!!

 最初は不幸に巻き込まれた青年だったのですが…序盤と終盤ではマッタク顔や雰囲気が違ってきて『おっ!』 と思わせてくれますね。
 ストーリー自体は、トリックがどうのと言うよりは『何だ!そういう理由だったのか!!』と思わせるような感じ。
 ちらちらと伏線はあったものの、グッドキャットの語り映像に若干の嘘がある事と、 今と昔で髪の色が違うというのはチョットずるい気も。

 巻き込まれたにしては何故かそれを受け入れてたり、意外に堂々としてるスレヴンも『あれ?』とは思ってたんですがね… 上半身マッパで鼻を何度もヘシ折られるジョッシュがか〜わいい〜www
 フリーマン(珍しく悪役w)もキングスレイもボスらしい風格&演技で安心して見てられました。 ジョッシュやウィリスのおかげでモーガン一人勝ちな感じも受けませんでしたし。


◆硫黄島からの手紙(4)◆
 今年最初の映画がコレでした。
 帰省中の友人を誘ってGO!

 硫黄島2部作の日本側視点から描いたのがコチラ。
 異なる思想と性格の将校&兵士達の視点によって物語が進みます。

 留学経験を持ち、親米家でもある栗林中将(渡辺謙 )
 妻と子供がいる元パン屋の主人、西郷(二宮和也)
 優しいが故に憲兵隊をクビになった清水(加瀬亮)
 ロスオリンピックの乗馬で金メダルをとったバロン西(伊原)
 当時の一般的な思想(御国の為に!みたいな)の伊藤中尉(獅童)

 様々な立場から描かれていて、それぞれの都合や想いが異なっていて興味深かったです。
 そして交差する人間関係も。
 西郷と清水。西郷と栗林。栗林と将校達。西中佐と兵士達。
 異なるドラマと変わっていく人間模様。
 いつ死ぬともわからない死線で繰り広げられる数々のエピソードは、どれも切迫した雰囲気が良く表れていたと思います。 そして、切ない。

 ただ、現代人の私から見ると、当時の典型的な『軍人』タイプの人間はどうしても悪く見えてしまいます。
 逆に、当時としては稀なタイプの栗林や西竹中佐が『良い人』に見えてしまうのは仕方ないんでしょうね。

 また、結構淡々と観る事ができました。
 泣かせてくれるのか!?と思いきや案外そうでも無くて。
 また、ちょっと難を言うなら、時間の経過が良くわからない。
 いつの間にか洞穴は完成していたし、ふと気がつくと既に5日間飲まず食わずとか言ってるし。
 当初は数日で落とせるハズの戦争が1ヶ月も続いたのなら、その辺の時間の経過もちゃんと表してくれれば…
 あ、俳優陣の演技は安心して観ていられましたw

 後、表現がヤッパリ凄い;思わず顔を背けてしまうような自決シーンやら突撃シーン。 特に自決シーンが…!!>_<;エグイよぅ…ヒドイよぅ…融通のきかない頭デッカチな軍人やら将校に腹がたってしまいましたね…
 でも、そういうシーンが少々多すぎた気が。何故か『プライベートライアン』を思い浮かべてしまいました。そしたらスピルバーグが製作だったか…

 そして、擂鉢山から本体に移動する際に降ってきた米兵。殴られ、突かれて死んだあの子はもしかしてイギー?

 『父親たち〜』と比較して。
 個人的には『父親たち〜』の方がわかり易いと思った。真実が多分に含まれているストーリーにも説得力があった。
 描き方がはっきりしていたし、表現にも比喩が使われていて明確だったし。戦争のみならず、 政治との絡みもあるのでそれも興味深かった。
 だけども、各種映画賞などで名前が挙がるのは『硫黄島から〜』なんですよねー。
 …どういう点が評価されてるのか大いに気になります。


◆エラゴン(3.5)◆
 エエト、可も無く不可も無く。ちょっと話の展開が急すぎる気も。
 英国や米国では思ってたより振るってない模様。まぁ、このテの作品はどうしてもLOTRやSWやらと 比較されるのは仕方ないですよねぇ…
 ドラゴンとのやりとりは心温まりますね〜w脇を固める人達もグッド!!

 …しかし、一作目にてカーライルとアイアンズが…(涙)次回作はアタイ何を楽しみにしたら…


◆鉄コン筋クリート(3.8)◆
 原作は未読で観賞しました。その後原作本を。
 監督と脚本家は外国人の方ですよ。アニマトリックスの製作に関わってたみたいです。

 独特の世界は終始圧巻でした。
 ちょっと昔の日本とアジア各国をミックスした様な不思議な町です。この辺の描写は原作よりスゴイかも。
 そこで繰り広げられる『町』を巡る争い。
 シロとクロの物語。

 もっとアクションチックなのを予想していたら、案外そうでもなかったです。
 ちょっと不思議というか難しい表現をしていたので 、
『曖昧なのはダメ。』
 な人はダメかも。万人受けではないですね。

 予告編に『シロに無いものクロが持ってる。クロに無いもの、シロが全部持ってる。』という言葉がありましたが、 アレが全てを語っている様でしたね。
 ほのぼのさせたり、痛々しかったり切なかったりと先の展開が気になるストーリーでした。 …終盤のとあるシーンがちょっと冗長な気もしましたが。

 町の様子もステキでしたが、シロの持ってる小道具、というかかぶりものの帽子がカワイイ!!ああいうの欲しいです…
 声の出演もなかなかヨカッタです。
 タレントの声優起用は『うーん…』と思う場合も多々ありますが、今回はその辺は心配しなくていいかもです。
 メイン二人も、悪役の方々もいい味出してました!
 シロのぬいぐるみを抱きながら町を彷徨い歩くクロの姿が…!!(涙)
 シロと沢田のやりとりもほのぼのしてて素敵でした〜
 ステキと言えば鼠や木村も最初は『ヤな奴!!』と思ってたら…!!みんなそれぞれ大事なものがあるんですよね。 それが町だったり、子供だったり、人だったり。それを守るために各人が取る行動が違っていて。それがまた…!!


◆007−カジノロワイヤル−(3.9)◆
 公開前から何かと話題な一作でしたが、結果で言うなら割といいんじゃない?と。
 久しぶりに次のボンドが観たいと思ってしまった。メズラシイ

 ポーカー勝負が終わった辺りから、
『さーて、次はどこで盛り上がるのかな?』
 と、アクションなシーンを期待してたら、そのまま終わってしまい、『え?コレで終わり?』と思いました。
 後半の展開がちょっと間延びした感じが。
 でも、あの終わり方は結構好きですw

 OPのリアルな追いかけっこも楽しかったです!!ヤマカシみたいな生アクションデスヨー!! どっからどこまでクレイグ本人ががんばったんだろう…
 華麗に穴を通り抜ける爆弾魔と壁をブチ破ったボンドは面白かったーー!!
 ポーカーのシーンもドキドキでした。頭脳戦。

 あのマッパで拷問受けるシーンも、女性にはわからない痛み(笑)で痛そうでしたー。
 でもあの体はスゴイ!!軽くマッチョですよねー 。でも下っ腹がちょっと出てるな、と思ったのですが、 アレは筋肉で膨れてるんすか!?バストショットからは想像できない(笑)身体です。

 イタリアで家が沈没するシーンでは、平坦な屋根からホコリやらガレキがどんどん降ってくるのに、 肝心の屋根が破損していない所がちょっと目に付いてしまいましたね。CGなんだろうなあ、と。
 後、悪人がアッサリ死にましたね。

 クレイグ・ボンドも良いですね!
 007になりたてでまだ荒っぽい。でもあのお顔でワイルドだとそのギャップにちょっとドキw
 あれでもっとクール&スマートなボンド演じたらどうなんだろうと思うと、次回作が楽しみでっすw


◆敬愛なるベートーヴェン(4)◆
 音楽が絡む映画は好きなので…
 ちなみに、ベートーヴェンについては、子供向けの漫画の伝記とやはり子供向けの文字の大きい伝記を読んだ事がある位。

 第九の初演を4日前に控えたベートーヴェンの元に、音楽院主席であるアンナが写譜師として訪れて…晩年の 『孤高の楽聖』を描いた歴史ドラマです。
 ベートーヴェンをエド・ハリス、女性写譜師をダイアン・クルーガーが演じ、 女監督のアニエスカ・ホランド(秘密の花園、太陽と月に背いて)がメガホンをとっています。英国・ハンガリー共同制作。

 一言で言うと、良かった。
 特に、第九初演のシーンはもう圧巻。
 初めのフレーズだけで肌がゾワっときました。
 で、例の混声合唱が入った瞬間、ゾゾゾワーと、体の下から上に向かって衝撃が走りましたね。鳥肌モンでした。
 音楽もそうですが、タクトを振るベートーヴェンもスゴイ。
 この演奏シーンだけでも観る価値はあると思います。
 演奏終了後の、音の無いシーンがあるのですが、湧き上がる観客と無音の世界(=ベートーヴェンの世界)の対比がまた面白い。

 この映画に出てくるアンナ・ホルツは架空の人物らしいですね。17世紀の音楽界で女性がこんなにも出張ってるなんて! と思ったら、モデルとなる人物がいるものの、フィクションだったのですね。

 映画でベートーヴェンが『音楽は神の言葉である』と言ってました。私は神の為に曲を作るのだ、とも。
 事実はどうだったか測りかねますが、神に捧げる曲に『歓喜によせて』の様な詩を引用し、それを混声で合唱する、 というのはとても革新的な事だったのでは、と思います。
 実際、交響曲に合唱を取り入れるのは当時珍しい事でしたし、この合唱部分が【余計なもの】とみなされていた時期もあったそうです。

 この【歓喜によせて】、日本だと【喜び(歓喜)の歌】の方がなじみがあるでしょうか?
『天使にラブソングを2』で、ラストに学生達が歌った楽曲です。英語なら『ジョイフル・ジョイフル』 日本語なら『晴れたる青空漂う雲よ』ってアレです。
 こちら(ttp://www.kanzaki.com/music/lvb-sym9f.html)に歌詞の訳とか詳しく出てるので見てみるのも一興ですよ。

 さて、第九語りになってしまいましたが(笑)話を映画に戻します。偏屈な性格のベートーヴェンと、 怒鳴られても罵られても音楽の道を諦められないアンナとのやりとりが激しく、時にコミカルに描かれています。 その合間合間に伺えるベートーヴェンの音楽観や孤独の影。
 そして意外と静かに幕が下ろされます。
 ちょっと平坦な感じもしますが、後味の良い仕上がりではないでしょうか。

 まあ、ベートーヴェンがアメリカ英語を使ってたり、難聴の具合が場面場面で『どの位まで聞こえてるんだ?』 とバラバラな気もして(二人が初めて会ったシーンでは、『あの程度の声でちゃんと聞こえてるの?』って感じで。 第九初演の時は、ほとんど聞こえてなかったらしいのですが)、ちょっと気になってしまいましたね。

 『この曲は静寂から生まれたんだな(@バルトの楽園)』
 という言葉を思い出したのですが、案外ハタから見た現場は騒々しかったです(笑)

 クラシックスキーさんは是非ともトライしてみて下さい!
 そうでない方にもおススメです♪

12月9日(土):劇場映画感想 

◆カーズ(3.7)◆
 ピクサーのアニメです。我侭で自信家の実力派新人レースカーのマックィーンは、ルート66上にあるさびれた町で道路を直すハメに。 しかし、その町にいたのは伝説のレースカー、ドック・ハドスンだった!
 傍若無人で独りよがりなマックィーンが、素朴な町の人々との触れ合いによって変わっていく様が見てて微笑ましかった。 のですが、このテのパターンはよく見るパターンなので。いや、何度見てもいいものなんですけどね。
 それと、最後のレースシーン。周回遅れを挽回して優勝か!?と思いきや。
 あの展開にはスイマセン、泣けました。
 ドックとのやりとりも好き。私が好きな世代を超えた友情というか一種の師弟関係ですよ。
 これもこれで普通に楽しかったのですが、もう少しヒネリが欲しかった。


◆ロンゲスト・ヤード(3.8)◆
 リメイクなんですね。
 八百長で刑務所に放り込まれた元NBLのスーパースター、ポール(Aサンドラー)が、 看守達のチームと戦う為に囚人の中からメンバーを募って戦うというお話。

 こういうスポ根モノはいいですね!
 の心の葛藤も伺えてヨロシイ。囚人たちが次第に団結して行く姿とか。 あのバスケのチームの人らが加わるシーンはカッコ良かったー!!
 Aサンドラーの出演する作品は、どれも軒並みヒットを飛ばしてるのに、 なぜか日本では未公開になる事が多いんですよねー。モッタイナイ。
 看守長をやってた人がチョットカッコよかったので調べてみたら、『ウルトラバイオレット』で、 味方のちょっと内気な科学者やってたあの人でしたwリベリオンにも出てた…あ、アルビノ・アリゲーターにも出てた(笑)
 何気に豆と藻と共演済みでしたか!他にも結構メジャー作品に顔出してますなw


◆ディック&ジェーン(3.7)◆
 大企業の社長が行った不正のせいでハメられ、その上倒産まで追い込まれてしまった。
 ドン底まで落ちてしまったディックとジェーン夫婦は、一人優雅に責任逃れをしている社長に復讐を計画する。
 うーん。最後はキレイにまとめてたけど、犯罪はよろしくないのでは?って、これもリメイクだったのね。

 もうちょっとオチにヒネリが欲しかったです。
 もちろん、キャリーの演技は光ってましたよ♪
 映像特典のNG集もオモシロイ!!


◆ミリオンズ(4)◆
 何気にダニー・ボイル作品を見るのは初めてだったり。トレスポも28日後も未見なもので。

 母親を失った父と息子たちは、新しい生活を始めるために引っ越す。ある日、 敬虔深い次男のダミアンは線路沿いで札束の入ったバッグを拾い、神様からの贈り物だと思い、 そのお金を貧しい人の為に使おうとするのだが…

 かわいい。健気!!おとぎ話の様なお話です。
 お金の使い方が兄弟対照的で面白い。そして母親は聖人になったのだと信じるダミアン。
 ストーリーの合間合間に聖人たちが出てくるのも面白い演出ですね。
 ママが起こした奇跡というのは、ダミアンを産み、育てたという事なんですね。
 英国風がそこかしこに感じられる一作です!!


◆12人のパパ2(4)◆
 前作に引き続き、スマッシュヒットした作品。…コレもリメイクか!!

 12人の子持ちであるベーカー家。だけど、子供たちは次々と自分の人生を歩み始める。
 それが寂しくて仕方ないパパの提案で、一家は昔過ごした湖畔の別荘に行くのだが、 そこには昔からのライバル一家が同じくバカンスを過ごすために来ていたのだった…
 前作とはまた違ったアプローチで家族の絆を描いてると思いました。
 だから続編でも面白いんだなあ、と。
 同じ大家族でも教育方針が違うと育つ子供も違ってくる。
 子供たちが起こす騒動で揺れる両家。でも、最後はキレイにまとめてくれました!


◆RENT(3.7)◆
 ブロードウェイで大ヒットしたミュージカルの映画化。クリス・コロンバスが監督でしたよ!
 ジャンルは青春モノでしょうねえ。
 プロデューサーズを観た時も思ったのですが、歌がちょっと長く感じました。
 それまでBBや天ラブ、ミュージカル黄金期の作品をちらほらと見ていたので、それらに比べると長いんですよね。
歌のパートが。ちょっと助長に思えます。やっぱブロードウェイのミュージカルはそんなものなんでしょうかねえ。

 いくつも歌がありましたが、OPの『seasons of love』のあの歌と、エイズ集会で歌われてたあの歌が一番好きですね♪ それ以外はアンマリ…
 カラオケとかで歌いたいです!しかし英語の数の数え方はやっかいですねえ、 【52万6500】が【5 hundreds 25 thousnds 6 hundreds minutes】ですからね…
 この【seasons of love】だけでもいいからCD…レンタルしてねえかな。

 520000 minute ♪
 How do you measure a year in the life♪

 このミュージカル、日本版もあるらしくて、山本耕史も歌ってるみたいですねえ♪


◆デーモンハンター(3)◆
 冒頭で、デーモンハンターの名前がジェイコブって所で既にB級臭が…

 いや、内容もデキもB級でしたがね(笑)何かよくわりませんが、世界の滅亡がかかった戦いみたいですよ。
 もう、何か。フラナリが見れた。それだけで十分です。
 でも、冒頭でフラナリが悪魔祓いして、その後OPクレジットが入ったのですが、

『これホントにフラナリだよな?』

 と、見直したくらいです(笑)
 ああ、でも。悪魔憑きとはいえ、女性を暴行するフラナリの姿は見たくなかったかな。
 相変わらず足がなごうございました。つか、あの服装は『処刑人』を意識したのか?そうなのか?


◆皇帝ペンギン(4)◆
 きゃ、キャヴァヴュイ…vvv
 きゃわゆいです!!ペンギンが!!
 何ですか?あの丸い物体は!
 あの歩く愛らしい毛玉は!!

 とまあ、可愛いだけでなく、厳しい自然の姿も描かれています。
 ついつい、『ああっ危ない!!』と声をかけてしまいました。
 『ドキュメントだから』という理由で敬遠してる方がいたら、是非!

 これはドラマですよ。

12月5日(火):劇場映画感想 

■父親達の星条旗(4)
 映画は【エンターテイメント】である。
 と、常日頃から思っておりますが、楽しめない映画があってもいいな、と思いましたね。
 Cイーストウッド監督はMリバー、MDベイビー辺りから観るようになったのですが、コレで本格的にファンになっちゃおうと思えましたね。 まぐれは3度も続かない。

 偶然撮られた写真が新聞に載り、それが転じて一気に英雄扱いされてしまった6人の兵士達(内3人は戦死)。
 本当は皆が思っている様な写真じゃないのに。

 その後送還された3人は国債を買ってもらう為の広告塔をやらせられる。その表現に皮肉が効いていてよい。
 不本意ながらも【英雄】扱いされる3人のその後の生き様と、戦争時の様子やエピソードが所々に挿入され、 徐々に真実が明らかに。

 幾分説明不足な面もありますが、伝えようとしてる事はわかる気がします。
 戦死した3人も可哀想だけど、生き残った3人も辛い。
 でも、戦時下の中、あの写真に励まされた人も多いだろうし、息子を失った母親や家族は【英雄】 として死んだ息子を誇りにも思った事でしょう。

 戦争が悪い。

   当たり前の事ですが、それをイーストウッドなりに表現した結果がこの作品なんだなあ、と。
 この作品はタイトルから見てわかる通り、アメリカ視点の作品ですが、逆に日本の視点から見たのが『硫黄島からの手紙』。 これまたイーストウッドが監督してるので、どんな感じに仕上げてくれてるのかしらと期待が高まります。
 両方見たら、『あ、このシーンの前がココか?』とか、同じシーンでの別視点が見れるでしょうし。

◆以下徒然感想◆

:イギーはどんな殺され方したんだろう…

:日本兵士自決の様子がエグい…臓物モロ出しですよ。

:ああいういかにもでしゃばりの頭ヨワイ女がいつの時代にもいるんだろうなあ…

:アイラの最期が…(涙)原住民差別も何気に描いてますね。
 そもそも『インディアン』って言葉、勝手にインドだと勘違いしたくせに…

:あれだけ悲しく切ない話なのに、最後の海水浴のシーンは…
:Jベルは気づいたけど、Pウォーカーは気づかなかったー!!
:登場人物が4人以上になると、ドレが誰だかわからなくなります…皆似たようなカッコしてるんだもん!! マイク・ハンク・フランクリン・ハーロン…この辺りがドレが誰だか…

:スタッフロールには実際の人達の写真が使われてて、『あ、この人たちがホンモノなんだ…』と感慨深くなりますた。

:ドクはどうして葬儀屋になりたかったんだろう?
:この戦い、双方の犠牲はドッコイドッコイだったみたいですね。軍の規模から見て被害が多かったのは米軍だったんでしょう。 5日で落とせると思ったのが35日間もかかったって。

:塹壕を掘って交戦したシーンでは『なるほど』と思ったり。数で劣勢なので、ゲリラ戦は必須だろうなあ、と。
あの中は45度以上にもなってたとか。夜襲も行われたそうです
。 :アメリカの皆さんは、『硫黄島からの手紙』も観てくれるんだろうか…?『父親〜』は今の所 2000スクリーン・3千万ドル位。アカデミー争いに…参戦できるかな?この題材で。
10月5日(木):劇場&レンタル映画感想 

■レディインザウォーター(3)
 現代を舞台にしたおとぎ話です。
 ちょっとワケありなマンション管理人の中年親父がファンタジーと出会って、住人たちと力を合わせて物語を解決する。
 正直、レンタルでもよかった。ポスター画がホラーくさいけど、全然そうじゃない。むしろファンタジー。

 例によって、シャマラン監督も役者として登場してるんですが、その役所があざとい。わざわざ自分でやらんでも。後の大統領に影響を及ぼすって!!自画自賛か?

 とにもかくにも、また賛否が分かれそうな内容でした。

■スーパーマンリターンズ(3.7)
 やっぱりBシンガーにメガホンとってほしかったが、この人はこういう微妙な男女関係が好きなのか!? 
 正直、今回のケント・ロイス・リチャードみたいな関係が好きじゃない。むしろそんな浮っついた気持ちのままのロイスがアレです。でもって、何にも悪くない、 むしろロイスもその息子も純粋に愛してるリチャードが可哀相。サイク役のジェームス・マースデンが演じてるから、尚更一層可哀相(涙)・・・原作もそうなのなら仕方ないですが。 (XMENは、どうせサイクとジーンは結婚すると知ってたから安心して見れてましたが)

 まあ、そんな部分を除けばカッコ良くて、ステキでした!
 シンガー監督の作品に、キャラクターに対する愛がひしひしとw

 特にOPでJウィリアムズの曲が流れた時は、バックが宇宙という事もあって、『え?SW?』という錯覚すら覚えましたが、心震わす音楽で気分が盛り上がりました!!

 空を飛ぶシーンの爽快感とかカメラワークとか。
 これでもかこれでもか!こんな事もやってのけるのか!?とスーパーマンのパワーに圧倒です。
 弱ってボコられる辺りは、ホント、誰か何とかしてー!!という気分にもさせられました。

 何か続きそうなEDでしたが、製作会社の方が躊躇してるとか。シンガー監督はやる気イッパイみたいですけどね。

■13 LOVE 30(コメディ)(3.7)
 アメリカでスマッシュヒットしてたのを覚えてて、ああ、日本でもレンタルしてたんだ!と少し期待して借りてみました。主演は『エレクトラ』のジェニファー・ガーナー、マーク・ラファロ他

 13歳のオトナに憧れる女の子が、ある日目覚めたらいきなり30歳の未来の自分になっていた、というコメディです。
 まあまあそれなりに。
 自分が望み描いていた自分とは違う30歳の自分。
 何が一番大切なのか、ようやく気づいたジェナ。
 ハートウォーミング&サクセスな要素もあるのでイイデスヨ。
 皆で『スリラー』踊るシーンがステキ☆

■パイレーツオブカリビアン2(2)
 ええ。2です。
 話の内容というか、見せ方に腹が立ちました。
 これはもうブラッカイマーというかネズミーの責任ですか?

 2で色んな事が起きましたが、何一つ解決してないじゃないですか。

 なのに『さあ!彼等の運命は!? 来週に続く』みたいなノリで終わられても…
 指輪とかスパーダーマンとかマトリックスとかナルニアとかハリポタみたいに、明らかに連作の中の一作ですよー。という作品でも、その単体だけで一応解決してるというか、ひとつの大きな区切りを終えてる、というかそんな話じゃないですか。
 でも、海賊2は違う。
 何か、1作分を引き伸ばして2つにしたという印象しか受けません。もうー、人気があるからってヤだなー。
 あ、3はいよいよキース・リチャーズが登場で、来年5月公開予定だそうです。せめてマトリックスみたいに間髪入れずに公開してくれりゃあなあ!!

   せめて思ったこと
:ウィルがお父さんと会えてよかったねー。しかも互いにパパ想い、息子想いでえがったね〜!!
:元仲間なのにジャックがウィルパパにそっけなかったなー
:惚れた弱みにつけこんだベス、ある意味最強
 ⇒でも、あのクラーケンは、別にジャックに反応してたワケじゃないみたいだった…小船で逃げ出そうとしたジャックに無関心でしたし。
 アレか!?お約束のトダナツの訳ミスか!?
 いいかげん引退してほしい
:恋の三角関係がこの夏全米で大流行だったみたいですネ
:バルボッサーー!!あんたが大将でいいや。
:前作に比べて、あまりにもファンタジー色が強い…何か現実っぽい世界観と合わない
:やっぱり前作の方がイイヨー
:逞しくなったね、ノリントン

9月23日(土):劇場&レンタル映画感想 ・・・結構タメてましたw

■ミートザペアレンツ2(コメディ)《3.7》
 前作は観ました。それなりに面白かったけれど、大好き!!というわけでは無かったのですが、今回はダスティン・ホフマンの参戦、そして米国での大ヒットというのがあったので、借りてみました。
 コメディ映画でデニーロやホフマンみたいな大御所俳優が共演って面白そうじゃないですか!
 しかもメッチャ愉快そうな親父だったし。実際この2人のやりとりも楽しかった!!
 で、内容は、やっぱりそれなりに面白かったです。でも、前作よりも、家族の絆とか結婚とかそういう人間の繋がりをより深く描いていて、人間ドラマ的な部分もあったのでヨカッタです。

■チアリーダーVSテキサスコップ(コメディ)《3.5》
 トミー・リー・ジョーンズ主演のコメディです。
 お堅い警察官・シャープ(TLジョーンズ)と、たまたま事件の現場を目撃してしまった大学のチア部の女の子達のコメディ。
 殺人事件を目撃してしまった女学生達を守るために、一軒家に彼女らを集め、監視しながら警護するジョーンズ。
 だけど、外出したい、電話したい、チア活動したい、と生活習慣も価値観も違う彼女らとぶつかり合いながらも徐々に信頼関係を築いていく姿を描いています。
 楽しい!!面白い!最初は反抗ばかりしてた学生達が、シャープと次第に打ち解けていく姿が微笑ましいです!
 最後は一致団結して立ち向かう姿も勇ましい!・・・シャープという名前にも親近感がw

■ダークウォーター(ホラー)《3》
 『仄暗い水の底から』のハリウッドリメイクです。
 日本版はTV放映したものを2度ほど見ただけですが、割と忠実に描いていました。
 もちろん、あのEDも…でもコチラの方が、残された娘に別れを言ってたし、ちゃんと父親に引き取られて行ったし、少ーしだけど、マシかなあ、と。
 観ようと思ったのは、ティム・ロスが弁護士役で出てからですよ。久しぶりに観ましたw
 良い人(?)でヨカッタ。色々事情がありそうな弁護士でしたが。

■Vフォーヴェンデッタ(アクション)《3.7》
 …あれは中身がヒューゴ・ウィービングである必要はあったのかな?(笑)
 無難にまとめてましたね。
 ちょっと設定がぶっとんでるのはまあ、コミック原作ですし。
 そこそこ楽しめました。

■シンシティ(アクション)《3.8》
 この映画が撮られている頃、まだ内容を知らない私は、『シン・シティという町で繰り広げられる、人々の笑いと感動のハートウォーミング・ストーリー』だととんでもない勘違いをしてたのです。
 いやー、カッコ良かったですよ!画の見せ方とか、撮り方とか。
 監督が、スナップショットを連続して見せる、というコミックの手法は映画でも使える。と言ってた通り、時折コミックの様なショットが入っていて、贅沢なコミックを見てる様でした。
 OPとEDがシン・シティがどんな街かを凝縮して表してますよねー
 どの話もヨカッタです。やっぱり、短時間でひとつのストーリーを語ってるので、観易かったですよ。
 何気にあちこちに他のストーリーの登場キャラが見えてるので、時間軸が同じなんだなーと思えるのです。
 どいつもこいつも漢だよ!!

■キングコング(アクション)《4》
 …映画館で観ればヨカッタ!!!
 と軽く後悔しました。
 迫力ある映像、臨場感溢れる音楽、迫力ある戦闘シーン、壮大なスケール!!
 そして後半からは心揺さぶるストーリー…コングー!!思わず最後辺り涙しちゃいましたよ…
 :船長カコイイー!!良い所でカッコ良く登場!!薄い顔なのに味がある。
 :あのプロデューサームカつく!!コングを殺したのは女じゃない!テメェだ!!
 :あのヒルっぽい巨大軟体ブツがキモち悪い!!あの巨大昆虫もコワイ!!
 :エンパイアステートビルに登ってからのコングが…(涙)

■X−MEN3(アクション)《3.8》
 色んなモノを潔く切り捨てたなあ、と。
以下、徒然感想
:あのラスト(磁界王)とあの追加シーン(教授)は何だ!?モニカって誰!?…やっぱ潔くないかも。
:エンジェルは無理矢理とりあえず出しました感があるなあ…
:OPの『20年前』でプロフェッサーの顔が出て来たとき笑ったww変わってないじゃん!!!
:ジャガーノートが登場した時、『貧相!!しかも馬鹿そう!!』と思った。本当にバカだった…
:あんなチャラいミュータント出すならガンビ出してくれよ(しつこい)。キュアに並ぶ人でもいいし、ノーキュア!って言う人でもいいし。
 例えば、列に並んでるローグにノーキュア派が石投げて、何気に庇ってくれる通りすがりで登場とか…(妄想)
:…実写映画XMENは、スピンオフを除けばこれで最後だよな?
 ケーブルはどうなるんだろう?と思ったら、ちょっと調べたら、実はジーンは生きてたとか書いてあった…
 プロフェッサーが生きてたんだから、サイクが生きてても不思議じゃないよな、映画版は。死ぬシーンは描かれて無いし。
:暴走するジーンに、あのキュアの力を持つ子を投げれば何とかなったんじゃないのかしら?
:ビーストは良かったw『毛玉』って訳もヨカッタ♪
:『売られた戦争は受けて立つ!』と豪語し、挙句の果てには『ああ、神よ…』とのたまう米大統領は、わざとこんなヘタレにしたんでしょうかね?
:実は教授が死んで、マグニートーは結構ショックなんじゃ?
 スピンオフ第二段は、マグニートーの若い頃を描くとか言ってるけれど、若い頃の教授も出してオクレ!!
:あっさり退場なサイクロップス。哀れ。
:ロースコは何気に好きです。
:ガンビットーーーー!!!(しつこい)

 総評したら、不満な部分はあるけれど、ある程度割り切った作りをしてるからいいんじゃない?
 とも思うけれど、あの思わせぶりなラストはあまりじゃないか?ファイナルって付けたからには、ファイナルだよね?
 これをBシンガーが撮ったらどうだったんだろう…

■ゲド戦記(アニメ)《3》
 率直な感想は、フツー。やや説教くさい気もしましたが。
 あれでジブリと駿監督の息子、というのを差っ引けば、まあまあそれなりに、とも思えるのですが…
 これまでのジブリくささは否めない。
 いくつか疑問も残りましたしね。
:結局世界の均衡はどうなったんだろう?
:何でアレンは親父さんを殺したんだろう?
:どうしてテルーは人の姿で人の暮らしをしてたんだろう?
 割と最後までヘタレ気味だったアレンは人間くさくて好感が持てましたが。
 後、クモ役の田中裕子の声はステキだった!!すっごい中性的で雰囲気出てたと思います。
 まあ、そんな感じ。
 で、世間の評判はどうなのかと思ったら、原作者のこの映画に関するコメントがありましたので、アドレスをば http://hiki.cre.jp/Earthsea/?GedoSenkiAuthorResponse
 …お気に召さなかったみたいです。
 私もコレよりは『千と千尋〜』の方が好きだなあ

■サイレントヒル(ホラー)《3.8》
 私、今までショーンが出ているから、という理由で色んな人にこの映画を勧めていましたが、ごめんなさい。
 ホラーが苦手な人、曖昧なEDが苦手な人は観ない事をオススメします。
 あのED、ゲームでも似たようなモンなんですか?
 ゲームの方がもっと悲しくて深いストーリーなんですか?
 何だよ、コナミ!!アタイはバイオで十分だ!!
 これを観たの夜は『TAXI2』を観てから寝ました…ニンジャー!!

 怖ぇよ!!おっかないよ!!報われないよ!!

 何、アレ。後味ワル!!
 実は、何人かの方々が、この映画を観て、ラストの豆の寝顔はヤヴァイ!!可愛すぎ!!と言ってたので、てっきり、
『最後には親子3人揃って幸せに眠ってるんだなw』
 と勝手にハッピーエンドだと思い込んで観賞したんですよ。最後の最期まで! ソシタラ、あなた。
 特に、女性巡査のシビル。正義感ゆえにローズを追いかけてサイレントヒルに迷い込んで。
 身を挺してローズを助けたり、先に進ませたのに、あんなヤツラに鉄パイプでボコられて、てっきり死んだと思ったのに…実は生きてて、その時点でまだハッピーエンドを信じてた私は、『瀕死の重傷を負いながらも助かるのかも!?』と淡い期待まで抱いてしまったら・・・ 最期までシャロンを気にかけて、火あぶりで黒コゲ。
 あまりにも報われないじゃないですか!!
 苦手なんですよ。こういう理不尽なの。
 そしてあのED!!
 同じ場所なのに、違う場所。
 嗚呼、あんな思いまでしたのに。何でダメなんすかね。
 もう、あのサイレンとヒルに入り込んだ時点でダメだったんですかね。
 しかし、シャロンがアレッサの良心なのだとしたら、分離可能でしかも現実世界で生きる事が可能だったんですか?
 現実世界パート(ショーンパパ)とサイレンとヒルパートとあえて分けて描く事で、両方は違う、という事や、物語にメリハリをつけたんでしょうね。現実世界パートが無かったら…疲れて苦痛ですよ。

 色んなクリーチャーが出ましたが、それよりも何よりも一番おっかなかったのはあの盲信者達でした・・・…
 一番怖いのは人間ってコトですか?
 スタッフロールを観ながら、コレはいくら豆が出演してるからといっても、新品では買わないぞ。中古で¥1000まで下がったら、豆観賞用に買うぞ!!本編は通しで観るもんか!! と心に誓ってました。
 つか、ショーンが出てなかったら、観に行ってないよ…
 これでよく全米初登場1位になったなあ…ちなみに、英国では初登場2位だそうです。
 それでも、前評通り、豆のパパっぷり、凶悪なまでに無防備できゃわゆい寝顔は犯罪的に可愛いですね!!もう、人前で見せられない!!位。
 ハダシでペタペタ歩いたり、手錠をかけられてみたり。手錠をかけられた時、

『あ〜、見慣れた光景だわw』

 と、思ってみたり。
 家族思いなパパっぷりは最高でした!!
 特に序盤の親子3人抱き合うシーンや、『スウィーティ』『ベイビー』『アイラブユー』とノックアウトなセリフを連発で吐かれて、顔面総崩れでした。

■スタンド・アップ(ドラマ)《4》
 これもショーン出演の映画ですね!好き映画、『クジラの島の少女』のニキ・カーロ監督作品だったので観ようと思いました。
 …もちろんショーンが第一の目的ですけどね!!
 ドラマ部分も良く描かれてたと思います。仕事の面も、家庭の問題も、家族の問題も。
 それでもがんばるジョージーの姿は見てて力強く、等身大の女性という感じがしました。
 もちろん!!ショーンは良い役柄で、要所要所で登場する高感度満点なので、もう、wwww
 見た目もコレ位が丁度良いなあww

■飛ぶ教室(ドラマ)《4》
 何か、想像してた通りの『海外の寄宿学校』に通うお子様達の物語。
 こういうのスキです!!
 可愛いやら健気やらカッコ良いやら微笑ましいやらww
 何気にあの先生達の友情話にもにやり♪

■We Love Balls(コメディ)《3.8》
ジャケット見たらサッカーコメディ風だったんです。
 でも、サッカーなのにどうして balls と複数形なのかなあ、と思ってたら。
 舞台はドイツ、地元のサッカーチームでキーパーをやっていたエキは、ある日自分がゲイだと目覚める。
 しかし、ゲイであるという理由でチームをクビになり、ゲイのサッカーチームを作り、対決する事となった。エキは町へ出て、チームメンバーを集めに向かう…

   ああ、そうか。そういう意味か。
 だから ballsなのね…ちょっとしたかけことばですよ。
 邦題も良く出来てるなーと。
 オリジナルタイトルは『Manner Wie Wir』アメリカでのタイトルが『Guys and Balls』で、日本タイトルが『We Love Balls』。  アメリカのタイトルでも十分面白いですが、こちらはこちらでなかなか内容を表しているタイトルで、上手だなあwと思いました。
7月24日(月)怒濤のレンタル15本!!

 日記にも描いた通り、レンタル¥50なのを良い事に、15本レンタルしました!アホですね。
 その感想をば。()内は点数。5点満点で。

◆歓びを歌にのせて(3.5)
 最後、ああする必要があったのかな。
 確かに、あのまま戻って歌って賞をとったら「いかにも」なEDになってしまいますが。
 DV、他人への関心、宗教、色々様々な問題が取り上げられています。でも、人間ってがんばれる。そういう事を言いたかったのかしら、と。

◆ダニー・ザ・ドッグ(2.5)
 ・・・思ったより凡作。もっと感動的かと思ったら。
 アクションシーンはさすがと思いましたけどね。

◆真夜中の弥次さん喜多さん(4)
 思ったより良かった。けれども、後半ちょっと間延びした感が。
 キスシーンは何度も見直しました(笑)

◆大いなる休暇(4)
 いいですね〜。こういうほのぼの感溢れる作品。
 ウソから出た真。
 終わりよければ全て良し。最後の方で『今125人って言わなかった?』『いや、225人って言った。』
 あの辺すら可笑しくて笑える。ウソついてるのに。

◆愛についてのキンゼイレポート(4)
 これまた役者の素晴しさが伝わる一作でしたね。ニースンもローラ・リニーも。
 ここでも出たか!キスシーン!!しかもサースガードフル朕だし!!
 フライトプランやニュースの天才の時よりスレンダーなせいか、怪しい魅力むんむんでした。
 しかし、学者ですね、キンゼイ博士。その探究心というか追求心には関心しました。
 ・・・あの2人、ドッチがどっちだったんだろう。両方試してそう(笑)

◆ターザン2(4)
 無難に仕上げてますね。歌や音楽はフィル・コリンズが担当しただけあってさすが。
 ターザンが成長するまでにこんないきさつがあったのだ、と納得です。

◆蝶の舌 (4)
 スペイン内戦直前の少年と家族と先生のお話。
 オリジナルのお話3編を1つの映画にまとめていて、無理なく美しく描かれていると思います。
 あのラストに色々な意見がありますが、先生にはちゃんと伝わっている、モンチョの本心ではないとわかっていると思います。
 むしろ、あの終わり方だから、尚更、彼等の置かれている状況の苦しさ、せつなさ、やるせなさが伝わったのかなあ、と。

◆幸福の鍵(3.7)
 寺島アニキ主演。
 まさかこれは無声劇!?と思い始めたら、案の定。最後の最後でしゃべってくれた時はホッとしました。
 あれを、初めっから『現代風おとぎ話』だと思いながら観れば、結構すんなりと観れるのではないかと。
 しかし、ひき逃げされたり、お金取られたり(何で取り返さなかったんだろう。人がいいなあ。)、大変でしたね。
 穴に落ちて、夜空を見ながら涙する寺島さんが印象的でした。最後で現実を描いた感じ。
 幸せなんて、身近にあるもんなんです。ええ、本当に。

◆リング2(ハリウッド版)(2.3)
 ・・・うーん、何とも。
 謎解きに入るまでが結構長い。前回程の恐怖をあまり感じない。
 母子の絆には感動しましたが。

◆ヴェニスの商人(3.6)
 うーん。あえてシャイロックに同情がいくように描いたんでしょうかね。ちょっと後味悪いです。
 シャイロックのユダヤ人差別に関するセリフには、納得してしまいます。特に法廷での奴隷に関するスピーチは、誰も反論できませんでしたよね。だから、シャイロックには同情せざるを得ませんでしたよ。
 ヤツがあそこまでアントーニオの処刑にこだわったのは、
@ユダヤ人に対する差別への怒り。
A娘・ジェシカの駆け落ち、及び誤った情報(トルコ石の指輪と猿を交換)による怒り。
Bアントーニオ個人への怒り。
 だとしたら、その原因はアントーニオのみではないのに。シャイロックをあそこまで追い詰めたのは、ヴェニスの人々や娘(己の身一つで出て行けよ)にもあるんじゃないかなあ、と。
 後はアントーニオとバッサーニオの友情でしょうか。明らかに妻よりアントーニオを選びましたよね。絶対寝てますよ、あの2人。キスシーンにもドキドキでっすw
 しかし、薄幸なオジサマ役が良く似合いますね、ジェレミー・アイアンズ。

◆死に花(2.5)
 もうちょっとスタイリッシュにキメてくれるかと思ったら、意外に泥臭かった。
 そしてちょっと長い。もうちょっと1時間半位にピリっとまとめてくれたらなあ。
 最後は結構無理矢理なストーリー展開だし。あそこまでナナメになったら、さすがに誰か気づくだろ。

◆マダガスカル(4.5)
 いいですね!!オモシロ楽しく観ました。
 親友がエサに見えてしまうなんて。初め、草食と肉食が仲良しさんなんて面白い設定、と、思ったら、そこがストーリーのミソになるなんて。
 あらしのよるに、も似たようなシチェですが、コチラの場合友情が先ですからね。野生の目になったアレックスはちょっと怖かった。それでもアレックスを信じたマーティンはさすがだよ!!愛だね、愛。
 こういう友情話はいいですね。ペンギン強ぇーよ(笑)

◆アナザーワールド 鏡の国のアリス(2)
 ケイト・ベッキンセールがアリス・・・なのかな?アリスのママみたいだったけど。
 何か、ちょっと退屈でした。眠かった〜・・・

◆BROTHER(4)
 寺島アニキ目当てで借りました。十二分に堪能しました。
 バスケのくだりでは可愛いしw死にっぷりはカッコ良いし。
 でも、加藤の死を境に、何かが変ってしまった。あんなヤツの為に死ななきゃよかったのに。あのままの暮らしを楽しんでいればよかったのに。でも、それじゃあ、ドラマにならないんですよね・・・

◆Dear フランキー (4)
 いやー、良いですね。爽やかですね。
 でも、結構ノリ気で父親役やってましたね。元々良い人という設定なんでしょうか。
 フランキーも次第に変っていくんでしょうか。いつか自分の口で話をする日がきっと来るんでしょうね。
 いつから、どこまでフランキーは知っていたのでしょうか。
5月18日(水)ニュー・ワールド観賞

 テレンス・マリック監督、コリン・ファレル主演、他にはクリスチャン・ベール、クリストファー・プラマー出演。
 初めてマリック監督の作品を観たのは『シン・レッド・ライン』でした。映像がすごくキレイだと学生ながら印象に残ってました。
 その後歳をとって、ようやく『シン〜』が映像だけではない、良作だとわかり、今回も監督の作品だから観に行こうと思ったのです。・・・そうでなければ、『ポカホンタス』の実写版。恋愛ドラマか、と観てなかったでしょう。
 やはりステキでした。
 映像の天才、とうたわれるだけありますね。期待を裏切らないというか。
 光と音と美しい自然。
 加えて、ハッとする様なアングル。
 やっぱり大画面で観て良かった。

 そして叙事詩、というか詩の様な映画でしたね。
 言葉は少なく、映像と登場人物の独白で事が進みます。

 あえてポカホンタスにスポットを当てて、他の歴史的事情などに迫らなかったのも良かったです。
 …観てる最中は歴史的事情が描かれてない!!と思ったのですが、EDを迎える頃には『やっぱり無い方がいいわ』と思ってしまったのです。

 135分の作品ですが、体感時間は3時間です。
 ただ、『ラブロマンス』という目的で観に来るにはちょっと拍子抜けかもしれません。
 例えて言うなら、

 小説を読もうと思ったら、詩の本だった。

  とでもいいましょうか。いつも散文(小説)を読んでる人が、いきなり前触れも無しに詩を読む事になると、戸惑うでしょう。そんな感じ。

 個人的には、スミス(ファレル)よりジョン(ベール)の方がいいなあ。
 この2人(役者)、『I'm not there』という映画で再び共演するようです。
 そして、ベールは少しくらい長い髪のほうが良く似合うw
 カッコよかったーww

 …アメリカ映画でこのテの題材を扱う事自体、それなりに勇気なり何なりが必要な事でしょう。ネズミーがポカホンタスをアニメ化する時も、色々あったみたいですし。
5月16日(火)今年観た映画感想

 日記の方に書いたのですが、こちらに移動&追加しました〜。

◆ピンク・パンサー:
 今日観賞してきました。
 内容は一応クライムコメディなんでしょうが、ほとんどコメディですw
 スティーブン・マーティンが主演ですが、お笑いの部分が割りとベタなので、ダメな人はダメだと思いました。

 私は好きでしたけどね。ベタベタズッコケコメディw
 でも何よりも一番笑えたのはジャン・レノです!!
 まさかあんなカッコであんなコトするとは・・・よくOKしたものです。
 もう、観るのが申し訳ないくらいで、でも大爆笑しました!!
 エライよ!!ムッスュー!!

 そして今わかりました。
 何か似てる、ドコか観た事あると思ったら、
 殺されたあいつはステイサムで、
 006はCオーウェンだった!!!

 …006出すなら豆にしてくれればいいのに。ちぇ。

 とにもかくにも、割と楽しめました。楽曲もオシャレだったので、サントラレンタルしたいなあ。


◆プロデューサーズ:
 楽しかったです。面白かったです。ステキでした。
 なのに何か物足りない。
 …主演俳優に華がないのかしら、と思ってしまいました。
 いや、演技は良いんです。歌も上手いんです。でも、何か、こう、もう一味足りない、という感じがしたんですよねー。(ブロードウェイ版もこの2人だったのです)
 あのオカマさん達がいいアクセントでしたね!!陽気で楽しくって。

 正統派のミュージカルだなあ、と思いました。


  ◆フライトプラン:
 多少強引な辻褄合わせと、弱冠説明不足な点はあれど、それを忘れさせてくれる物語の展開でした。
 観てる方も『カイルって、本当は病気なのかも…?』と疑ってしまいそうでしたもの。
 それはそこ、ジョディの演技の賜物ですよね♪

 ある意味1万メートル上空の空飛ぶ密室での群集劇でもあるのだなあ、と感じました。
 カイルに対する人々の反応が様々で面白い。
 アラブ人をちょこっと取り上げたのも、9・11以降、正直ああいう反応をしてしまっても仕方ないんだろうなあ、と。

   でも、この映画のせいで米国では航空会社がボイコットしたと言うけれど、そんなに酷く描かれていないんじゃないかな。
 あのフライトアテンダントらの反応は妥当かなあ、と。
 でもな、1万メートル上空で子供を含む乗客らをパニックにおとしめたのはやりすぎかな、と。親子連れだっていたのに。

 そして、緊急着陸をした際、リッチ=キューティー・機長に

『娘に謝罪して。』

 と言って、最後機長は謝った。
 だから、
 アナタもあのアラブ人に謝るべきなのに。
 それでもあえて謝らなかったのは、カイル自身の事情と言うよりは、米国側の意志を表してみたりしたのかしらどうかしら、みたいな。

 超個人的な感想
 リッチ機長!!
 アタイ、アンタの命令なら、客席の下、ひとつひとつ隅から隅まで探すよ!!
 パンフレットのショーンのコメントも面白かったw
 確かにアナタいろんな意味で目立ってからねー。
 でも、短髪豆さんもvery cute!!

 ジョデーさんの演技力があるから、あそこまでヒットしたんだなーと思った一作でした。  パニック・ルームよりは楽しめましたw


◆ナルニア物語:
 ナルニアは、作者が元々子供向けに書いたファンタジー小説、という事で、本当に子供向けなストーリーと展開でしたね〜。まあ、コンセプトが『子供向け』なのでこのデキはいいんだろうですが、普通に映画スキーとしては、ちょっと物足りなさも感じたところです。
 数箇所、『コレ、合成画面だろ。』とわかってしまう不自然なカットがあったのが残念。
 視覚効果にはあの天下のILMを初め、LOTRのスタッフや他の有名会社との豪華なコラボ、とか公式で言ってた割には、シロートに気づかれるような合成なんて…小道具はやはりLOTRのWETAが担当しただけあってさすがって感じなのですけどね。

 そして、魔女が強かった。さすがTルダ姐さん!
 『魔女』のイメージっつったら、『体力と力は無いけれど、賢さとMPが高い魔法の達人。』
 みたいなモノでしたが、この魔女は雄々しかった…
 そう、似た様な事がLOTRでも。コレを観るまで、『エルフ』といったら『素早さと魔法と弓が得意だけれど、で体力と攻撃力は無し』、と思ってたら、レゴラスがあんな感じだったので、それまでのイメージを拭い去ってくれたんですよ…

 良くも悪くも、ハリウッドテイストな子供向けファンタジーですた。

 その他の収穫は、ケンタウロスのオレイアスがカッコ良かったw防御を捨てて(盾無し)、二刀流で先頭をきって敵ん中に乗り込むその姿にホレボレw
 その後、『し、死んだかも』と思ったら、『一口飲めば、どんな瀕死でもHPがMAXまで回復!』というレンバスも真っ青なアイテムで回復したんですねw
 というかケンタウロスの皆さんは皆ステキだったw

 タムナスも可愛かったなwルーシーとのやりとりなんかほのぼのので心温まりますwwメイクとったら結構イケメンじゃないですか?もしかして。

 そして、アスランボイス@リーアム・ニースンが渋カッコ良くてうっとりでしたw
 …なぜか、アスランの声はイアン・マッケランと勘違いしてたんですよ…割と最近まで。しかし、見事に美味しい声ですな。さすがマスター。

 主演のお子様俳優らは、第一印象が『地味』でしたが、観てる内に慣れました。その内ルーシーはめんこいなあ、と思えるようになりました。
 次男坊、お菓子に釣られて魔女に騙されてしまった辺りも、子供らしくてよかったなあ、と。

 後もうひとつ。雪国生まれとして一言。
 あの子達全然寒そうじゃない…
 肌の上に乗ってるのに解けない雪なぞ雪ではない。


◆イーオン・フラックス:
 黒髪でセクシーなシャリーズ・セロンが観たかっただけです…
 内容?あのアジアンテイストな街の様子がステキですた♪
 他は…聞かないで。

 だって、悪役の言い訳が『クローンとなって永久に生きたかった』って…  その割には兄を慕うフリしながら殺そうとしたりさ、もっと兄に対する嫉妬やら何やらだったらもうちっと納得するんだけどな。
 それと、以前の記憶が残ってるのが、そんなに煩わしいかね。
 別に永久に生きたきゃ自分だけクローン転生密かに繰り返してたらイイジャナイ。それを他の人にも押し付けんでも…権力も知識もあるんだからさ。

3月29日(水)レンタル映画感想

 さて、年が明けて最早3ヶ月。観たい観たいと思ってた作品を見逃したり思ったよりショボンだったり色々ですが、近くのレンタル屋さんが、2週間に1度は¥100レンタルするものだから、ついつい借りすぎてしまうんですよ。
 いくつか感想書きました〜

●『TAXI in N.Y』:
 良くも悪くも無難なリメイク。元のキャラの特徴を残しつつ、オリジナルな要素も入れてて工夫してるっぽいのですが、あの日本びいきのオメデタ署長役がいなかったのが何ともオシイ!!

●『レディ・キラーズ』:
 コーエン監督のブラック・クライム・コメディー。で、しょうか。悪いことはできない、って事ですね。でもな、どことなくパッとしない作品だったなあ・・・もうちょっと短くピリっとまとめてくれればなあ。
 まあ、ブラックってあんま好みじゃなかったしな。合わなかったのね。

●『ハッピー・フライト』:
 うーん。平凡なラブコメでした。そしてグゥイネス・パルトローはコメディとかラブコメ似あわないなあ、と。あの原色系の服って似合わなかったなー。本人の好き嫌いはわかりませんが、彼女には似あわないなあ、という感が否めなかった一作でした。チャレンジ作だったのかしら?

●『アタック・ナンバー・ハーフ2』:
 前作程のインパクトは無かったです。でも前作好きな人だったらメンバーのバックグラウンドがわかったからそれなりに良かったかも。
 モン役の人がノンケを演じてたシーンがあったのですが、スッゲー良いオトコでした!!それもそのはず、タイ人とイタリア人のハーフだったんですって!!その弟も一緒に出演してたのですがソックリの良いオトコでした。

●『バーバー・ショップ』:
 個人的にはあんま面白く無かったです。マイナー作品でありながらスマッシュヒットで続編も作られた、というので借りてみたら・・・そんなでもなかったな。ちょっと無駄に長い気が。あのATMのストーリーラインはあそこまで引っ張らなくても…

●『ふたりにクギづけ』:
 コレは面白かったwコメディ、かつちょっと感動系という私好みの作品でした。
 仲の良い兄弟は観てて微笑ましいですね。
 『ハッピー・フライト』を観てても思ったのですが、幸せの条件なんて人それぞれ。何が幸せだなんて普段はわかり難いけれども、案外身近にあるものなのですよ。身近すぎてわかりにくいんです。まさに『灯台もと暗し』。
 『ブラザーズ・グリム』では積極的で調子の良いお兄ちゃん役を演じてたマット・デイモンがちょっと内気で繊細な弟を演じててちょっと新鮮。

2月7日(火)本年度アカデミー予想

 今年は顔ぶれがあんま面白くないですねー。各映画賞でも特定の作品・俳優の受賞が軒並み同じ気がします…
 今年のノミネートは以下の通りです。
 ◎・・・本命 ○・・・次点 ☆・・・個人的にとってほしい ●・・・大穴  ♪・・・受賞

【作品賞】
  「ブロークバック・マウンテン」・・・◎
  「カポーティ」
 ♪「クラッシュ」
  「グッドナイト&グッドラック」
  「ミュンヘン」・・・○

【監督賞】
  ジョージ・クルーニー 「グッドナイト&グッドラック」・・・●
  ポール・ハギス 「クラッシュ」
 ♪アン・リー 「ブロークバック・マウンテン」・・・◎
  ベネット・ミラー 「カポーティ」
  スティーヴン・スピルバーグ 「ミュンヘン」・・・○

【主演男優賞】
 ♪フィリップ・シーモア・ホフマン 「カポーティ」
  テレンス・ハワード 「Hustle & Flow」
  ヒース・レジャー  「ブロークバック・マウンテン」・・・○
  ホアキン・フェニックス 「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」・・・◎
  デヴィッド・ストラザーン 「グッドナイト&グッドラック」

【主演女優賞】
  ジュディ・デンチ 「Mrs. Henderson Presents」・・・●
  フェリシティ・ハフマン 「Transamerica」
  キーラ・ナイトレイ 「プライドと偏見」
  シャーリーズ・セロン 「スタンドアップ」・・・○
 ♪リース・ウィザースプーン 「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」・・・◎

【助演男優賞】
  マット・ディロン 「クラッシュ」
 ♪ジョージ・クルーニー 「シリアナ」・・・○
  ポール・ジアマッティ 「シンデレラマン」・・・☆
  ジェイク・ギレンホール 「ブロークバック・マウンテン」・・・◎
  ウィリアム・ハート 「ヒストリー・オブ・バイオレンス」

【助演女優賞】
  エイミー・アダムス 「Junebug」
  キャサリン・キーナー 「カポーティ」
  フランシス・マクドーマンド 「スタンドアップ」・・・○
 ♪レイチェル・ワイズ 「ナイロビの蜂(仮題)」・・・○
  ミシェル・ウィリアムズ 「ブロークバック・マウンテン」

【オリジナル脚本賞】
  「Match Point」
  「イカとクジラ(仮題)」・・・◎
  「グッドナイト&グッドラック」・・・☆
  「シリアナ」
 ♪「クラッシュ」・・・○

【脚色賞】
  「ナイロビの蜂(仮題)」
  「カポーティ」
  「ミュンヘン」・・・○
 ♪「ブロークバック・マウンテン」・・・◎
  「ヒストリー・オブ・バイオレンス」・・・●

【ドキュメンタリー賞】
  「ダーウィンの悪夢」
  「Enron: The Smartest Guys In The Room」・・・○
 ♪「皇帝ペンギン」・・・◎
  「Murderball」
  「Street Fight」

【長編アニメーション賞】
  「ハウルの動く城」・・・○   「ティム・バートンのコープスブライド」
 ♪「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」・・・◎

【撮影賞】
  「バットマン ビギンズ」
  「ブロークバック・マウンテン」
  「グッドナイト&グッドラック」
 ♪「SAYURI」
  「ニュー・ワールド」・・・☆

 
1月12日(木)2005年・映画総集編〜

 久しぶりにここを更新しました・・・やっぱり日記をレンタルして書き込み式にした方が楽ですよね。
 どうしようかなあ・・・

 と、いうのはさておき、毎年その年に観た映画の中からお気に入りを(1人で勝手に)選出したりしているのですが、何はともあれ、今年観た映画をまとめなければなりません。で、調べてみたら、劇場に観に行ったぶんで、コレだけありました・・・

カンフーハッスル
ビヨンド・ザ・シー
レイ
呪怨
シャーク・テイル
シャル・ウィ・ダンス
サイドウェイズ
レーシング・ストライプス
ロックマンエグゼとデュエルマスターズ(2本立て)
ナショナル・トレジャー
ロードオブザリング・王の帰還・SEE
エターナル・サンシャイン
ドッヂボール
海を飛ぶ夢
コーラス
バッド・エデュケーション
レモニースニケットの世にも不幸せな物語
コンスタンティン
ブレイド3
ベルンの奇蹟
ライフ・アクアティック
エレニの旅
スターウォーズ エピソード3 シスの復讐(2回観賞)
バットマン・ビギンズ
キングダムオブヘブン
姑獲鳥の夏
アイランド(2回観賞)
ロボッツ
ヒトラー〜最期の12日間〜
チャーリーとチョコレート工場
ハッカビーズ
銀河ヒッチハイクガイド
ハリーポッターと炎のゴブレット
まだまだあぶない刑事(3回観賞)
Mr.&Mrs.スミス
ブラザーズ・グリム
ソウ2
ヘイフラワーとキルトシュー
旅するジーンズと16歳の夏
エリザベスタウン
シンデレラマン

 ひーふーの、合計40本ですか…過去最高でございます。
 都市部だけあって単館系の映画をたくさん観られた事が勝因(何の)ですね。それとコチラの暮らしに少し慣れた、というのもあるでしょうが。来年はきっと激減している事でしょう・・・

 で、勝手にベスト5をつけてみました!!

1:まだまだあぶない刑事
⇒だって、一番胸をドキドキワクワクさせて観た映画ってコレですもん。

2:スターウォーズ エピソード3 シスの復讐
⇒EP4から長い年月を経てようやく終結!!映画界の金字塔でもあるこの1作は新3部作の中でも一番のデキだと思います!!

3:コーラス
⇒爽やかなあの感動と歌声はやっぱり良かったですww

4:ヒトラー〜最期の12日間〜
⇒これは歴史記録映画としても良いですし、ブルーノ・ガンツの演技力にもカンパイ!!

5:Mr.&Mrs.スミス
⇒これは、正直、意外におもしろかった。という事でランク入り!!

次点:バットマン・ビギンズ、ナショナル・トレジャー
⇒ビギンズはゴーカなキャスト陣の見事な共演に1票!!
 ナショトレは歴史浅いアメリカ史を取り上げ、尚且つ身近な場所と宝探しという意外にイケる組み合わせが良かったです。・・・・イアン・ハウも良かったっす。

 こんな感じでしょうか。
 近い内にオスカー予想もしますねー。
 でも何となくブロックバックマウンテン一色な気がする…

10月10日(月)映画ヒキコモゴモ

 以前から観たい観たい騒いでいた『ナポレオン・ダイナマイト』がとうとう日本上陸ですよ!!ただ、タイトルが『バス男』・・・いや、日本で電車男がブレイクする前から公開されてましたから。これじゃあ、電車男のバッタモンだと思われるじゃないか!! 内容は似てるかもしれないけど、別モンなんだから、誤解を招くようなタイトルは付けて欲しくなかったなあ・・・ブツブツ・・・まあ、日本でこの作品が拝めるだけ良しとします。

 そういえば、これから観たい映画リストの中でも、結構日本公開作品が増えて嬉しいですww『Without a paddle』も『トレジャー・ハンターズ』というタイトルで公開ケテーイですし!!久しぶりにスクリーンでセスが拝めるのでウハウハですよww 『ホテル・ルワンダ』も署名活動の甲斐があって公開決定です。『ミリオンズ』もダニー・ボイル作品だけあって公開決定〜♪『Guess who?』も『ゲス・フー? 招かれざる恋人』で日本上陸。『ミート・ザ・フォッカーズ』も『旅するジーンズと16歳の夏』 も公開なのでスケジュールが大変です。
 とはいえ、これらは米国でそれなりの成績を収めた作品ですから、日本公開もまあ、現実に近いものがあるのですが、問題なのは(興行的に)あまりぱっとしない作品。Man of the house とか Madison、  kicking & screaming  とかも微妙な感じ・・・
10月1日(土)『銀河ヒッチハイクガイド』観賞。

 イギリスではカルト的人気を誇る小説の映画化だそうで。どうりでイギリステイストなギャグがぷんぷんしてましたよ!
 まあ、随所でクスクス笑えるトコロありの、すっげーくだらない理由で地球壊滅だったり、 オーダーメイドで惑星作ってたりとオモシロ設定たくさんで楽しかったです。
  あのロボットが可愛い!!コトある毎に『どうせ私なんか・・・』と後ろ向きになるあの性格とあのサイズとあのフォルム!!いいなあ。ちなみに声はスネイプ先生だそうで。
 結果的にはまあ、オーライオーライでいいんじゃないですか?
9月19日(月)『ハッカビーズ』観賞。

 前々から気になってました。アメリカの方でスマッシュヒットした作品だし、JロウやDホフマンが出てるので。
 内容は・・・コメディ全開だと思ってたら意外にそうでもなかったり。ちょっと哲学的な所もあったけど、それなりに楽しめました。
 最初は自信満々だったブラッド(=Jロウ)が最後の最後に崩壊するサマはミモノでした。あの探偵達はグルというか最初から計画だったんですね!しかし、あの哲学探偵達は不思議でした。有能なんでしょうかね?しかし、放火はやりすぎだろう・・・
 マーク・ウォルバーグも出てましたね。なんか消防士の役がお似合いでした。ナオミ・ワッツも美人さんでしたね。お似合いですね、あのカップル。
 見事なまでに変人さん達がそろってある意味見ものでしたww


≪雑談≫
 映画日記が結構間が空きましたが、その間何も観ていなかったわけではないんですよ。SWの2回め、アイランドの2回目とかも観てました。
 最近の気になる映画関連ニュースを箇条書きで。

X−MEN3・・・ハル・ベリーの出演が正式に決まったとか。1⇒2になった時、ストームがやたらでばってるなー、とか(内容とかポスターとか)思ってたら実は不満だったとか。3ではもっと核になるような脚本にする、という事で出演を決めたとか。・・・・さすがオスカー女優。 キャット・ウーマンでも懲りてないんですね。やっぱメジャーになってくるとワガママになっちゃう俳優さんっているんダナー。

双子×双子・・・『フルハウス』でお馴染みのメアリー=ケイト&アシュレー・オルセン姉妹。映画がコケたり、不仲説があったり、ヤク中を直す病院に入ったり、外国のセレブと交際中とか色々話題が耐えませんが、商売の方も順調なようです。 自分たちのブランドに男性用の商品を販売するとかで、やはり俳優で双子のスプラウト兄弟と組んでプロモーションするとか。
 スプラウト兄弟。アダム・サンドラー主演のファミリーコメディ映画、『ビッグ・ダディ』でやんちゃな子供役を2人で交代で演じていたんですよ。その後メジャーな映画に出ることはありませんが、TVドラマやインディ映画に出ています。最近の写真は少ないのですが、まだ幼さが残っていますねー

リメイク・リメイク・ドラマシリーズの映画化・・・最近ホントに多いですよね!!昔の名作や近年の名作まで、最近の映画はリメイクばっかでちょっと・・・な気がします。それと往年の名作TVドラマの映画化。リメイクだらけで、ちょっと・・・な気がしますよ。ええ。がんばれ!オリジナル!!
 まあでも、まんまリメイクではなく、新たな解釈なりアレンジが加えられるとまた違ったオモシロサがあるんですよね。リメイク映画の中でも気になっているのが、アシュトン・カッチャーの『ゲス・フー?〜招かれざる恋人〜』が日本でも公開されます。ちょっと昔の映画、『招かれざる客』のリメイクです。 白人女性と恋人の黒人男性の人種差別を描いた作品なんですが、この映画は黒人女性と白人男性という逆設定にして、コメディにアレンジされているんですよ!!ちらっと予告編を見ましたが、娘の父とその恋人男性とのやりとりを描いたコメディ。オモシロソー!!
9月10日(土)『チャーリーとチョコレート工場』観賞。

 初日に観賞しました!席取りに苦労しましたが・・・友達と観に行きました。休みが合う時にサッサと観に行ってしまおう!という事で。
 まずはバートン監督のイマジネーションに感服ですね!おかしの家ならぬお菓子の庭!!上も下もあれもこれも食べられるなんてステキ!!想像力とそれを見事に形にした監督の手腕はお見事でしたw
 ストーリーの方はなかなかシンプルでストレートでしたね。所々でブラックな所はありましたが。特にオープニングのビリー・ワンカが登場する際の人形たちの踊りとか。くるみを選別するリスとか、そしてそして、忘れちゃいけないウンパ・ルンパ。キモ可愛いってああいう事をいうんでしょうね。 しかも最後の最後に・・・あの随所にあったナレーションまでお前だったのかい!!とツッコまずにはいられませんでした(笑)
 そしてデップは・・・ああいう役が似合いますよね!オモシロ不思議なキャラクターをあんな風に魅力的に仕上げたのはさすがです。ラストでお父さんとハグするシーンは感動しました。
 そしてチャーリー少年を演じたFハイモア君、可愛いですね!!『トゥー・ブラザーズ』や『ネバーランド』にも出てた子です。 素直で純真なチャーリー少年がとっても似合ってました。将来が楽しみですwwあとはチャーリーの家族、みんなステキでした!特におじいちゃん!!

 視覚的に、そしてストレートなストーリーでそこそこ楽しめました。 
8月10日(水)『ヒトラー〜最期の12日間〜』観賞。

 不意に観たくなって、レイトショーを仕事サボって観に行きました。『永遠と一日』のブルーノ・ガンツが出ていることと、 その姿がヒトラーにそっくりなこと。また、ドイツ人が撮ったヒトラー映画であること、などが観たいと思った理由です。

 第2次世界大戦、敗北直前のドイツで既に正常な思考ができなくなったヒトラーが自殺するまでの過程を彼をとりまく様々な人々の人間劇を交えながら描いた物語です。実際にヒトラーの 秘書をやっていた女性の視点から物語を描いています。物語の大部分はベルリンの閉塞感溢れる地下要塞での話でした。
 ユダヤ人大量虐殺などにはあまり触れず、どちらかというとヒトラーの人間性を描いているようでした。既にいない軍隊を指揮し、兵力の無い部隊がきっとベルリンを包囲しているロシア軍をやっつけてくれる、 それが唯一100%正しい方法なのだと信じきっているヒトラー、そんな現実を直視しないヒトラーをもてあます取り巻き達、圧倒的な絶望の下に、それでもただただ総帥を信じ抜く人々。その姿は妄信とか狂信をいう言葉が相応しい位でした・・・
 特に、脱出不可能と知りながら5人(6人だったかな?)の我が子を要塞に連れて来て、薬だと言いながら睡眠薬を飲ませ、その後に毒薬を自ら飲ませて死なせた母親。その後ヒトラーの右腕でもある大臣の夫とピストル自殺したんですけどね・・・しかも、睡眠薬飲ませる段階で一番年上の子が母親の魂胆に気づいちゃってひたすら 抵抗するんだけども結局睡眠薬のまされちゃって・・・それが母親のすることか!?『ナチズムのない世の中では子供たちは暮らせない』とかそういう意味の事を言ってのけた彼女はどこかおかしいとしか思えませんでした・・・

 かつて、アレック・ギネスやアンソニー・ホプキンスがヒトラーを演じたことがあるんですよ。 多分・・・アレック・ギネスのヒトラー映画のドイツバージョンみたいなのが今作だと思います。見比べたくなってしまいました。ヒトラーが子供のようにヒステリックにわめくシーンがあるのですが、それがただ大声出してわめいている、だけの演技ではないんですよ。そこに気迫がこもっていると言うか、迫力があるというか、 ブルーノ・ガンツの演技力のすごさを思い知ったシーンでもあります。(以前『ビヨンド・ザ・シー』で、ケイト・ボズワースがやはりわめくシーンがあったんですが、あれを観た時は単に大声出してるだけ、としか思えなかった・・・それと比べると尚更。・・・比べる方が可哀相か。)

 まあ、同じ列に座っていたどこぞ のオヤジが寝息立ててたのがムカつきましたが、それは置いといて、興味深い映画でした。あえてタブーに触れた監督の勇気に拍手!!ブルーノ・ガンツ、バンザイ!
8月6日(土)『ロボッツ』観賞〜♪

 いやー、よかったですよ。普通に楽しめました。正統派アニメですね。でも正統派なつくり+コミカルな演出やCG表現なおかげで大ヒットしたのではないかと思います。 ・・・日本ではちょっと苦戦してる様ですが。日本のお子様は日本のアニメの方が好きですもんね、きっと。
 ストーリーも好感&共感できるものでしたよ。父子の絆とか夢を追い続けるとか個人的な感動ポイントが・・・それとロドニーの友達、クセ者名優・ロビン・ウィリアムズ演じるロボット・フェンダーがいい味出してますねw 主人公がマジメ一直線なので、その辺をコミカルにカヴァーしてくれます。まさかあの場面でブリトニー歌いだすとは!!そう、この映画、いきなりブリトニー歌いだす他に、鉄の棒でチャンバラ繰り広げた際にライトセーバーそっくりの効果音が流れたり、とクスっと笑えるエッセンスがあちらこちらに散りばめられてるんですよ。 それに気づくとチョット嬉しかったりして。この辺のバランスがまさに絶妙!!これがなかったら先が読めるただのお子様向けアニメになってしまいますからね!!
 強いて不満な点を挙げるなら、あれだけ社員に人気のあるビッグウェルド社長がどうして失墜させられたのか!?ラチェットにはママン以外に味方いないっぽかったし。 反社長の一派とかがいるならともかく・・・それとビッグウェルドが復活するのも唐突というか早すぎ、というかあれだけキッパリ断ったのに・・・その辺がちょっと強引というかでもまあ、仕方ないと言うか。
 とまあ、色々な要素が上手に組み合ったステキな作品でした。

 ひとつ残念だったのが、あるセリフ。3月27日の旧日記に、 ロボッツの予告編感想が書いてあるのですが、その時見たシーンがロドニーが両親に見送られながら旅立つシーン。現行では・・・忘れた;o; ロドニーがお父さんに何か言って(がんばるよ!とか成功するよ!とかそういう類の訳だった)、それに対してお父さんが『信じてるよ』と返す所。
 あれ予告編の時には 

ロ:『自慢の息子になるよ!』 
父:『今でも自慢だよ。』  といったカンジでした。これが実際の英語セリフを直訳すると(父さんのセリフうろ覚え・・・) 

ロ:『I'll make you proud!(直訳で、ボクは父さんを誇らしい気持ちにさせるよ。=父さんが誇れるような息子になるよ。)』  
父:『I'm arleady proud of you.(今でもお前を誇りに思っているよ。=そんな事しなくても今の時点で既に誇りに思っている、という意味)』

 となります。誇りに思う、と信じてる、じゃニュアンスが結構違ってくると思うのですが。特に『誇り』というのは特別な言葉ですからね。特にパパさんの今の時点で既に誇りに思っている、 という意味合いが現行の字幕版では伝わらないような気がします・・・ ちなみに、これが吹き替えになると、ロ:『ガッカリさせないよ!パパ!』 父:『ああ、わかってる。』となりますが、まあ、うーん。ちょっと意味の重さというのが英語版と違ってくるような・・・
7月24日(日)『アイランド』観賞!!

 とりあえず、ざっくり感想〜。23日の深夜12:20の回を会社のお友達と観賞しに行きましたよ!!
 白衣社長がワンカット!!
 いえ、何はともあれ、メリック=ビーンの事ばかりが頭をぐるぐるです。

 ナイス☆社長!!
 でもって博士でもあるんだよ!社長!!
 フチなしメガネが似合いすぎ☆シャチョー!!
 黒い服もステキだけど、白衣が一番モエタよ!社長!!
 知的キャラだと思ってたら最後は大格闘してくれたよ!社長!
 でもやっぱり最後は・・・・

 でもいいのw結構な悪役っぷりだったしw

 映画としては、監督本人も言っている通り(潔くて結構好き、米監督wポップコーンじゃない映画がつくりたい言ってましたから、期待ww)、ポップコーン・ムービーでしたね。すっげーアクション、モノは降る、バイクは空を飛ぶ、ビルを破壊し、高速道路で大暴れ。
 君らが逃げて自由を手にしたぶん、どれだけ罪のない人があれに巻き込まれて死んだんだろう・・・
 たかだか15歳の知能の2人に、元シールスだかスワットだかもお手上げ。近未来のセキュリティも役立たず。
 プロがプロとしてプロの仕事をしてれば、あの2人はすぐに掴まってたのになー。 ま、映画だし、娯楽映画だから仕方ないと言えば仕方ないのですがね。

 印象的なシーンもありました。クローンが代理出産して、抱かせて、と言ったのに、殺される。その時の無表情なあの医者たち。
 しかしなー、あの後クローン達はどうしたんだろう?引き取られて施設へ?肝心のメリック社長はああなっちゃったしねー。リンカーンもなあ、結局自分が生きる為に本体殺しちゃったしなあ。段々と人間くさいというか俗世間になれきっちゃったリンカーンの方がちょっと怖いと思ってしまいました。
 ジョーダンのオリジナルは死んじゃって、あの子がみなしごになっちゃったしなー。

 ≪以下、裏萌え感想≫
 ユアン・ショーンって、アリですかね?(イキナリそれかい!)
 意外にカラミが多い上に、最後はくんずほぐれつの戦いを繰り広げていましたし・・・互いにイギリス俳優という共通点とかも実はツボだったり・・・
 誰かがやってくれないかなーと密かに期待していますw

 それと社長受けとか。相手はやっぱりリンカーンで。案外気軽に出入りできそうだし、ガラス張りなのにボタン一つで向こうが見えないし、すぐ近くに医療室があって、なにやらギミック付の治療台まで・・・・リンカーンは健康な15才の頭した青年で、なんか、こう、ゴムタイしちゃいそうな・・・とかとか妄想が働きまくりです。

 レイトショーで観たので、前売り使っても一回メリック社長を拝んできます。
7月17日(日)『姑獲鳥の夏』観賞!!

 原作を読んだのは今年の春頃でしょうか。前々から気にはなっていたのですが、あの本の厚さに読まずにいたんです。結局、週末夜の12:00〜6:00と一晩かけて読みました・・・ 一晩かけて読んでそのオチか!!
 長いだけに、クリスティのアクロイド殺しよりタチが悪い、というのが最初の感想でしょうか。

 ともあれ、原作読んでおいてよかったー、といった内容でしたね。アレだけの長さを2時間におさめなければいけないんですもの。まあ、まあだとは思いますよ。 でも、ミステリー期待して観に行ったヒトは辛かったかも。どちらかというとホラーに近いモノがありますからねー。

 堤さん=京極堂はカッコよかった!渋かったー!合ってたー!!後は、エノさん、もっとはっちゃけてもよかったのになー。木場はいただけないなー。イメージじゃないですもん。関口は確かに猿っぽかった・・・(失礼)。
 第一弾、とか言ってたからには第2弾とかもあるんでしょうかね?早く魍魎のハコを読まねば・・・
 ただ、アングルとかはとっても好きでした。ナナメに撮ってみたり、わざと人物を中心から外したり。
 連ドラでゆっくりやってほしいですよね。
7月3日(日)『キングダムオブヘブン』・『バットマン・ビギンズ』観賞!!

◆『キングダムオブヘブン』・・・そして騎士は鍛冶屋になった。

 あんなに大々的に宣伝してた訳が、 米国で興行成績が振るわない訳がわかった気がしました。
 ちなみに、目標は1億3千万ドルだそうです。 米国では5千万ドル未満でした。
 いや、興行収入で映画の良し悪しは測れませんが(測りたくないですが)、まあ、正直大衆向けではなかったですね。
《以下ネタバレ》
 まず、バリアンの意思が、彼自身の物に思えなかった。
 彼の意思や行動は、父・ゴドフリー、ボードワンの意思に見えてしまいましたね。
 ヤツ自身の意思といったら、シビラ関係。(の様に見えた)
 ボードワンに妹を嫁にしてくれと言われて、良心に背く、と言って断ったくせに、結局嫁にしてる。ヤル事やってしまった後に『良心が・・・』と言っても説得力はないし、結局は嫁にしたし、もう、お前何なんだ!!素直に結婚していれば、あんな攻防戦をしなくてすんだのに。そしてギーとかあの悪行働いて罰せられてたヤツらを抑える事ができたのに・・・
 とか、その辺に不満を覚えますなー。

 あと、宗教色強すぎ!!結局、オチ的には宗教の風刺に見えてしまうのだけれど、ああいうのは立場によってどうとも取れるものだしなあ。その辺は無宗教の私にとっては、キリスト教とか、イスラムの人達がどう思うのかはわからないからなあ。

 それと、途中ちょっと中だるみすぎ。映画にラブシーンは必要とはいえ、ああいう形で入れる必要があったのかな?かえってああいうシーンがあるおかげで、他の戦闘シーンだの歴史的な背景を描いているのに、別の色が混じって、結果、変な色に出来上がってしまう。

 映画の内容自体はそれほど悪くないが、良いとも言えない。
 でも、大衆受けする内容でもない。
 主人公に好感も持てない。
 むしろ、周りが演技派すぎて、まわりのキャラが確固たる意思の元に動いており、つまり、主人公よりは魅力的に映ってしまいました・・・
 オーランドの演技もなぁ・・・周りが名優すぎるんだよなあ。まあ、こんな作品だから配給側は過度な宣伝したのかしら?と思ってみたり。

 でもキャラクターは魅力的でしたよ!ゴドフリーも、ティベリウスもホスピタラー(コレ、名前?)も、ボードワンもサラディンもあの従者のカッコしてたエライ人も。・・・だから主人公の影が薄くなるのか・・・
 あ、マートンさんが出てましたね!!ハルディアの人ですよ。この人も何気にハリウッド進出組。むしろホビット(フロド以外)より勝ち組?

 まあ、ちょっと厳しいですが、こんなカンジ。

◆『バットマン・ビギンズ』・・・そしてジェダイは忍者になった
ええ、キングダムオブヘブンに続き、 ニースン祭です。
 ビギンズ以前のバットマンもTVなどで観ましたが、あれは何というか、いかにもアメコミの実写版、というカンジ。特撮モノの一話が映画化された、みたいな。
 でも、今回のビギンズは、ひとつの映画作品、といった感じです。前評の様に、人間ドラマに重点をおいてあるのがわかりました。シリーズ中、一番好きかも。
《以下ネタバレ》
 ニースンステキ!!  師匠!!  マスター!!
 あの黒いジェダイの様な衣装で剣を教える姿はまさしくマスター!!クワイ=ガンを連想してしまっても仕方ない仕様じゃないですか!!カッコ良い!!悪の親玉なのは残念でしたが。いや、助けてくれたお礼に、味方になってくれると期待してたのに・・・

 ブルースがバットマンになっていく過程も面白かったですよ。スーツ改良したり、フォックスの所で役に立ちそうなモノをみつけては、嬉々としていたり。
 キャラクターが魅力的でした!ブルース然り、アルフレッド然り、フォックス然り、ゴードン然り。

 すでに続編決定だそうですが、このキャストのままでいて欲しいですね。まあ、ケイティ・ホームズは降板だそうですが。個人的には、モーガンとニースンがひとつの画に収まる姿が観たかった、いや、拝みたかったーーー!!

6月26日(日)『スターウォーズ エピソード3 シスの復讐』観賞!!

 観てきました!!25日の先々行上映会!!完結したんですねー、遂に。いやー、感無量でゴザイマス。
 そして、伝説へ、というか何と言うか。この物語からあのエピソード4 new hope  に続くんですね。new hope という副題が何てピッタリなんでしょうね。で、すこーし具体的な感想。

 タイタニックより悲恋じゃないっすか!!すげー。
 もう、なんて言ったらいいか・・・    今無性にエピソード4〜6が観たい気分です。
 でも、なんであそこでオビワンとどめささなかったんだろう?させなかったのかなあ?

 非情になりきれなかったからさせなかった?
 それとも、情が残ってたから殺せなかった?

 ・・・どっちだったんだろう。いや、あそこで殺してたらエピソード4には続かないわけで。
 でもなあ、パドメを救いたくてダークサイドに堕ちたのに、結局はその事がパドメを死に追いやった・・・この辺が悲劇だなあ。悲しかったー。
 あのパルパティーンの狡猾さはスゴイというかヒドイ。あの辺はさすがのヨーダ様も気がつかなかったのかしら・・・
 他の悲しいポイントはパダワンを殺すアナキン…わざとジェイク・ロイド(子アナキン)に似た子を使ったのかしら。
 でもなー、アナキンオビワンにラブラブだったなー。あの人と一緒に闘いたい、とか死ぬ時は一緒、とか。

 しかも最後の最後で ク ワ イ = ガ ン だ と!!??

 何を企んでやがる!!ルーカス!?
 誰へのサービスだ!?ルーカス!?
 EP3〜4の間、オビワンは砂漠の真ん中でクエワイ=ガンと交信しっぱなしだったのか!?
 EP4ではそんな事言ってなかったじゃないか!!
 いや、嬉しい。嬉しいが・・・・クワイ=ガンの名前が出るまでは腐女子ビジョンが出なかったのに、最後の最後でキュピーン!!と来ましたよ。●rz
『・・・お前の師だ。』
『クワイ=ガンが!?《すごいビックリ顔のオビワン。私もじゃ。》』(うろ覚え)

 よくよく調べたら、エピソード4〜6で、オビワンとヨーダはやられても死体は残らず、精神のみの存在となって、ルークを導いていましたよね。あれはクワイ=ガンの教えによるものだそうです。
 何でも、クワイ=ガンは生前どこぞの星のシャーマンに、死後も精神的に生き続ける方法を学んでいたそうで。で、実はエピソード2も、ヨーダと意思の疎通をしていたそうです。で、エピソード3のラストで、 双子が成長するまでの間、修行するんだ、とヨーダが言っていましたよね?あれは、 オビ=ワンとヨーダがクワイ=ガンのパダワンとなり、肉体の死後、精神体で生き続ける方法を学んでいたそうな。

 エピソード4で、ダース・ベイダーとオビ=ワンの戦いでオビワンがふっと姿を消したようになっていたのは、 その為です。本当はその辺に関するクワイ=ガンの説明が映画にはあったらしいのですが、カットされたとか。
 ・・・でも、なら、なんで旧3部作でクワイガンの姿がなかったのかしら?と思ってみたり。アナキンを見出した人なのに。

 その他にも、ライトセーバーを片手で構えて、 片手を前に突き出し、指を2本立てるあのポーズとか・・・何かはっちゃけてませんか?マスター。
 いきなり敵のど真ん中に舞い降りてボスだけをやっつけるって・・・アナタ、慎重派だと思ってたのですが、マスター。
 まるで数年来の愛馬の様にパラクティルを乗り回すそんなアナタが若々しいです、マスター。
 そしてパダワンに担がれて救出され、他愛も無い問答を繰り返すアナタが可愛いです、 マスター。
 でも、私が一等好きなのは、アレック・ギネスのオビワンなのです、マスター・・・

  それと印象的だったのが、映画が始まり、あの音楽と文字列が出てきた時に、拍手が起こった事。
 そして、エンドクレジットが終わった後、やっぱり拍手が起こった事。
 嬉しかったです。SWと言ったら、色んな意味で映画界に革新を起こし、色んな人々に影響を起こしている作品ですからね。

 ありがとうございます!!ルーカス監督!!・・・・・次はインディ4ですねw<キラーン>

  何かちゃんと感想書きたいなあ。指輪みたいに。   
6月11日(土)『エレニの旅』、『ライフ・アクアティック』観賞

 観て来ました!ぶっちゃけ言うと、両方とも好みではなかったです。

◆エレニの旅・・・好き映画、『永遠と一日』のテオ・アンゲロプロス作品なので観にいきました。が、評価が難しいんですよ。
 あくまでも個人的な好みで言うと、ストーリーがイマイチ。個人的に悲劇はあまり・・・いや、これは戦争の悲劇とか、 ギリシャの歴史とか、そういうものを伝えるのはいいんですが、 それにしては長い。でも、あれですね。詩的な作品でした。
 しかし、映像に関しては美しい。羊が木から吊るされているあのシーンでさえ、ハッとする位。特に白布の丘。はためく白い布の狭間に見え隠れする演奏家達。港でダンスを踊るエレニと男たち。祭で踊るテサロキニの人々。・・・そして今回も出てきた海。 ステキだよなあ・・・
 というわけで、何とも説明しがたく、難しい作品でした。これは3部作の1作目らしいので、いきなり強烈なのが来ましたね。他の作品にも期待!!

「いつかふたりで、河のはじまりを探しに行こう」


◆ライフ・アクアティック・・・ロイヤル・テネンバウムは半分くらい眠い状態で観たのですが、 それよりも難解でした。
 あんなCGの金ぴかザメの為に往年の友達や息子を亡くす、ってあまりにも情け無いというか報われないというか・・・
 所々くすっと笑う所もあったけれど、途中拳銃一丁で悪党やっつける、というか弾数足りないだろ。なのにどこかシリアスぶってて結局どっちつかずで中途半端。
 うーん、面白いんだろう、と期待していただけに、残念!!
5月21日(土)『ベルンの奇蹟』観賞 

 これまた飾らない、シンプルな映画でしたね。
 舞台はドイツ。父と子の再生を、1959年のW杯を背景に描いています。これがまた見ていてもどかしい。 一進一退な親子劇。不器用な父親。その父親に深い影響を与えた戦争と11年間の捕虜体験。
 だけども何とかしたいと苦悩し、すこしづつ変っていくお父さんが微笑ましい。一人でリフティングして、オーバーヘッドをかますあのシーンが好きです。
 決勝戦でボスの元へ辿り着くシーンやマチアスを探すボスとか。
 なかなか爽やか〜な映画ですたw
5月14日(日)『ブレイド3』、『コンスタンティン』観賞〜 

 『ブレイド3』にまつわるヨモヤマ話は日記の方へドウゾ♪両方とも元々は観る予定ではなかったのですが、 『コンスタンティン』は同期の友達に誘われて、キアヌに癒されてくるか!と思い、鑑賞。

・『ブレイド3』
 12日に観に行きました。1の方はTV放映されていた時に観たのですが、2はこの日地上波でやっていたのですね!!リーダス観たかった〜;_;
 その代わり、ハンニバル・キングとアビゲイルというお姫様(前者)と勇者様(後者)がいましたよ!!
 キングのおマヌケというか3枚目というかヘタレっぷりはなんか国宝のライリーと通じるものがありますね!!最後の方でも、 お前アビゲイルから服しかもらわんかったのか!?ってな位の戦いっぷりでしたしね!吸血ポメラニアンにビックリしてみたり、『オレは奴隷だった!』とか言ってみたり、さらわれて、イジメられたあげく救出してもらったり。いや、見事なお姫様っぷりでした。
 逆に勇者だったのがアビゲイルたん(←”たん”とかキモい)。ブレイドを救出したばかりか、キングも助け、さらにゾーイまで助けた上に、ピンチのブレイドにあのウイルスみたいなヤツを敵に射こんだんですから。しかも、 弓と銃とマーシャルアーツと弓形の紫外線みたいなのが出る近接武器を見事に使いこなし、正に勇者様!!裸で体育座りもドキっとしました。
 そしてブレイドは・・・ベストに赤いシャツはダサいです・・・

 そして、今回一番笑えたのが、 スタッフロール後のオマケ映像。・・・アレだけ?あまりにも意味不明でその映像を出す意味や意義があるのかわからなくて、なぜか大爆笑してしまいました。・・・会場で一人だけ。 

・『コンスタンティン』
 日本でのウリ文句がまずかったですね。 マトリックスを引き合いにしたような宣伝文句を聞いて、勝手にまたマトリックスみたいな映画なんだと勘違いしてました。・・・とんだ勘違いだ。

 ストーリーはまあ、置いといて、悪魔祓い用の小道具やらまじないやらが好みです!加えてコンスタンティン(以下、ジョニーたん)のキャラクターがオモロイ。 記事やインタビューにもありましたが、自己中なんですね。で、自分の為に悪魔祓いやっている。そしてなんだかんだ言って、キアヌにあのカッコは似合いますよw
 しかも、何でしょう。総受けですか、ジョニーたんは。ヒロイン差し置いて。
 ガブリエルとか良いキャラだと思うんですよね。ティルダ・ウィンストンって、 カラヴァッジオでラヌッチオの女の恋人役やった人ですた。あの笑っていない笑顔と中性的な雰囲気が良い感じ。最後の方の白い衣装もまたステキ!!シャツの形状とか、ズボンのデザインとか。・・・画像探したけどみつかりませんでした。
 とまあ、耳を舐められたり、腹をいじくり回されたりするキアヌを観れて、思いのほか堪能しました。
 続編もあるみたいですね。天使のハーフ・ブリードになったチャズとか、人間になったガブリエルとかがまたちょっかい出したりするんでしょうね。一緒に観に行った友人も、今回アンジェラとラブシーンがなかったのは、次回に持ち越す為だよ、と言ってたのにも納得。次回作も期待しています。

 《蛇足》
 ムービースターにあったキアヌのインタビューにこんな事が。
−俳優ってリスクを恐れるものだけど、あなたは違うわよね?どうしてかしら?(マトリックスに次いでどことなく雰囲気の似ているブロックバスター映画に出演している事を暗示してるんでしょうね)
 という質問に対してのキアヌの答え。

 『失敗したらどうしようって不安だからって理由でオファーされた役を蹴った事は無いんだ。そういう選択はした事がないよ。その役柄が気に入ったんだったら、 リスクは承知で請け負わなきゃ。』

 これを聞いて真っ先に思い浮かんだのが、ブラッド・ピットが、ゲイ役を受けようとしたら、当時の妻のアニストンに、ゲイ役はリスク(ゲイ役を演じると、イメージが悪くなるらしい)があるからやらない方がいい、と言われ、やめてしまった、という記事です。・・・奥さんがいると性格まで変ってしまうんですかね。 最近のピットさんの役のチョイスが無難なモノに変ってきてしまったような気がします。まあ、中には『オレは主役しかやらんぞー!!』という役者もいますから、ソレに比べたら・・・ヴィン・ディーゼルとか、他にもコメントはいてないけど、主役しかやってない俳優さんって結構いますよね。そういうのはちょっと・・・と思います。
 ピットさんと言えば、今月号のFlixで、『あげチン』とか言われてましたね(笑)。 確かに、元妻のアニストンが、TV俳優から一気にハリウッド売れっ子女優に転身できたのも、ピットの妻、というのは一役かってますよね。・・・しばらく結婚せんでいいよ、ピットさん。
5月9日(月)万歳!映画三昧!! 

 GWは当初の予定通り映画沢山観れて happy happy I'm very happy、満足すぎて英語になってしまいました。 

 劇場で観たのが、『Shall we ダンス?』、『ドッジボール』、 『レモニースニケットの世にも不幸せな物語』、『バッド・エデュケーション』の4本。
 DVDで観たのが(今まで未見)『ブラザー・ベア』、『ライオン・キングU』、『12人のパパ』でございます。
 さらに、新たに買ったDVDが5本。でも、5本で¥6000位なんですよ。安かったんです。廉価版のヤツ。『12人のパパ』『クールワールド(Bピット出演)』『普通の人々』『ハスラー(Pニューマン出演)』『ベン・ハー』。しかも、12人のパパと、ハスラーの方は、2枚で¥1900のシリーズで、私が欲しかったのが12人のパパ。でも後一枚どうしても欲しい物が無かったので、急遽実家の父に、何か欲しい物はないか携帯電話で聞く始末。Pニューマンならいいや、という事で、来月帰省する時にもって行く事になりました。時期が時期なので、父の日のプレゼントって事にします。

 さて、話は飛びましたが、映画感想を以下に書き殴りますねー(ネタバレ注意)

◆Shall we ダンス?

 リメイクにしては、元の作品をキッチリ押さえていて良かったです。『アメリカ版Shall we ダンス?』であれでいいと思いました。駅のホームで踊るギアとか、ステップをたどたどしく踏むギアとか、息子から彼女を紹介され嬉しそうなギアとか、セクシーなだけでなく、色んなギアが観れて良かったです。と、いうか上手でしたよ、ギア様。奥さん役のスーザン・サランドンもしっかり脇を固めつつ、最後のほうで魅せてくれましたね!!
 『今日は残業だから先生のお別れパーティーに行って』と置手紙したけど、バラを一輪持って、妻の仕事場に訪れたギア。感動しました。つか、あそこ見せ場なのに予告編で使うなよー。
 個性的な脇役陣もなかなかサマになってましたね!口は悪いけどちょっと憎めないオバサンや、ヅラっぷりやハジケっぷりが面白かったオジサン。特に、会社のトイレでギアとダンスの練習してたら人が入ってきて、いきなり死んだフリしたあのシーンが面白かったです。ジェニロペもストイックにしていてくれてて一安心。

 ただ、コレ、戸田奈●子が字幕担当したんですよね。一箇所気になる点があるのですが・・・
 映画のお父さんの誕生日のシーンで、奥さんが『箱に入るような、欲しいプレゼントは無いの?』と聞いてましたよね?で、最後の方で『今日は残業だから先生のお別れパーティーに行って』という置手紙をしましたよね?その手紙に追伸が書いてあったのに気がついていたでしょうか?そこには、次のような意味の文が書いてあったんです。
 『追伸:やっとあなたが気に入る、箱に入るプレゼントを見つけたわ。』という一文があったんです。そのプレゼントがダンスシューズ。冒頭のセリフとここの追伸文とシューズのプレゼントは脚本に仕込まれていたネタだったんですよ。しかし、字幕ではそこはカット!!
 ・・・知っててあえてやったんすかね?良いネタなのに伝えられなかったじゃないですか・・・まったく。


◆ドッジボール

 これは、完全なる『おバカ映画』ですね!コメデイじゃなくて、『おバカ映画』です。とにかくもう、会場中が笑っていました。
 この映画でのドッジボールが、日本でやってるドッジボールと少しルールが違ってたのにはちょっと驚きましたが。とにかく、頭を使わずに、楽しめるオモロイ映画でした。あまり多くは語りません。ネタバレしちゃったら面白さ半減しますから。
 もし、近くで公開されていたら観に行くことをオススメします。ただ、少しばかり下ネタがあるのでご注意を。オースティンパワーズ程ではありませんが。


◆レモニースニケットの世にも不幸せな物語

 一言で言うと、シンプルでした。最近仰々しい映画ばっかり観慣れていたからでしょうか。
 ただ、Jキャリーのアバレっぷりとか、世界観とか、子役達が良かったですよ。共感を呼びます。
 どんな不幸せな状況でも、姉弟仲良く、知恵と勇気を持って立ち向かう!健気ですよ!可愛いですよ!特にヴァイオレット良いなあ。


◆バッド・エデュケーション

 文字通り、バッドなエデュケーションのおかげで、人生を狂わされた人々の物語です。
 ぶっちゃけヤロー同士のエッチシーン(そこそこ見ごたえアリ)も出てきます。が、物語はガエル演じるイグナシオを巡る謎に焦点が当てられ、案外静かに幕を閉じます。
 初めてガエルが出演する映画を観たのですが、女装がすっげぇ似合います!!女装して無い時は案外可愛いかったです(下のヘアを出してました・・・)。むしろ、エンリケを演じたフェレ・マルチネスがメッチャカッコイイ!!ぶっちゃけ好みの顔です!!いやー、たまらん!!何が目当てで観に行ったかというと、ナニが目当てで観に行った(うーん、我ながら赤裸々)ので、そっちの方は十分に満足できました!!
 プールのシーンでのエンリケの眼がめちゃめちゃエロくさい!!その上『男じらしが!』と、きたもんだ。
 最初思ってたのと攻守が逆でしたが、あのエロイ眼で納得。フェレは好き俳優のリストに加えたいと思います。そのフェレのナニを咥える演技してたのがガエルというかサハラというか・・・モゴモゴ

 まあ、エロくて悲しいお話でした。

 ただ、ひとつ。想い出だけが美しく、色褪せずに残っていた。
5月3日(火)GW特別企画!!貴女なら、どっち? 

 いきなりですが、質問です。貴女はショーンも顔負けのリッチなカリスマ悪の親玉(性別はこの際おまかせします)。
 とある計画で、政府のメイン・コンピューターにハッキングする事になり、そこで!腕の良いハッカーを雇おうと思い立ちました。

 さて、貴女なら次の中からどのハッカーを選びますか?(役者名の隣のアドレスは、参考までに俳優さんのデータ。)

@一見危ない魅力を放ちながらも実は娘さんにZOKKON・LOVEな天才ハッカー。私、歌っても踊ってもスゴイんですw
『ソードフィッシュ』のスタンリー@ヒュー・ジャックマン⇒ttp://us.imdb.com/name/nm0413168/

A背は低くても可愛いゾw。うっかり寝てる間に人にデータを盗まれアッチョンブリケー。自称165センチ、ミニでもピリリと辛いんです!
『ミニミニ大作戦』のライル@セス・グリーン⇒ttp://us.imdb.com/name/nm0001293/

B新進気鋭の3枚目プリキュ−天然ハッカー。そのウッカリっぷりはもはや罪!
『ナショナル・●レジャー』のライリー@ジャスティン・パーサ⇒ttp://us.imdb.com/name/nm0058581/

CPCじゃなく、アナタの心をハッキングw女性の心が読めるなら、ヤローの心も(がんばれば)読めるはず!
『ランダム・ハーツ』のニック@メル・ギブソン⇒ttp://us.imdb.com/name/nm0000154/

Dハックだ何だの鬱陶しい!気になるあの野郎とオチャメなこの野郎をゴッド・パワーで、有無を言わせずラブラブに!!
『ブルース・オールマイティー』のブルース@ジム・キャリー⇒ttp://us.imdb.com/name/nm0000120/



 最後のほうは最早ハッカーではありませんが、管理人の回答、 『全部』 というのは模範解答になりません。
 アナタのご意見をWEB拍手かBBSかメールにてバンバンお寄せ下さい。できれば理由を添えていただければアナタも私もハッピー☆トゥギャザー。

 締め切りは5月8日(日)の深夜まで。楽しい回答をお待ちしていますw(・・・まぢで
5月1日(日)ハンニバル、映画化!? 
 いや、私の好きな歴史上の人物、ハンニバルが映画化されると言うのです。しかも、ヴィン・ディーゼルが監督!!・・・どういう理由で監督業に手を出そうとしてるのか知りませんが(メル・ギブソンが親友だそうで)、止めて下さい!!

 新人監督が何を思ったか知りませんが(稼げるからか!?)、近年不評な歴史モノのメガホンをとるなんて!!

 アーサー王やトロイの木馬やアレキサンダーですらあの結果だったんですよ!?キリスト様はまた別次元の話。ここで初監督作品によりによって『ハンニバル』とは何故!?ぶっちゃけ、先ほど述べた歴史人物や出来事よりはマイナーだと思っています。ハンニバルと言えば、『初めてアルプス越えをした人』位の認識しかないと思うんですよ。あえてハンニバルの他の偉業を描いてくれるのは嬉しいですが、どうせならもっとベテラン監督に撮ってほしかった!!

 しかも、ヴィン・ディーゼルがハンニバル演じるって、・・・はぁ!?

 お願いだから(私の)大切な題材を台無しにしないで下さい。

 やめてくれ、マジで。ハンニバルを演じるには若すぎる。しかも、肌の色が合わん。人種差別とかそういうのではなく、本当に黒人が演じるような役ではないんですよ。なぜわからない!

 とにもかくにも今から不安満載の一作です。メル・ギブソンがヒットかましたパッションは歴史映画は歴史映画でも、キリストを扱ったからあんなにヒットしたのよ・・・こんな日本で生まれ育って歴史をかじった私なんぞが心配する位だから、ホント、やめといてー・・・せめて主役はやらんといてー
4月29日(金)日本産・ハリウッド映画 
 こないだスマステ見てたら、これからハリウッドで、ますますリメイクやら何やらが進むでしょう。とどっかの人が言ってました。
 まあ、面白くリメイクしてくれれば別にいいのですが、誰かの成功の元で甘い汁を吸うのはにんともかんとも。あまり多すぎるのもちょっと・・・と思う今日この頃。

 とりあえず、オーシャンズは12までにしとけ、クルーニー。リメイクにすがりつくのはヤメとけ。

 リメイクではありませんが、日本原作の映画やらアニメやら漫画やらゲームがどんどんハリウッド映画化していきますね。個人的に知ってるだけで、
・AKIRA(フランスで映画化か?)
・トランスフォーマー(CGアニメか?)
銃夢(『タイタニック』のJ・キャメロンが監督するとか。英語タイトルが『Battle Angel』キャメロンはよほど天使が好きらしい。)
・ドラゴンボール(怪しいニオイがプンプンだ)
・MONSTER(あの作品を2,3時間で収められるワケがない)
・鬼武者(キャストが気になる。金城か?)
・デビル・メイ・クライ(Nリーダス希望。但し、痩せていること。)

 他にもあったような気がしたが、忘れたー
 で、個人的に映画化、実写化希望作品。
・逆転裁判(カプコン)⇒ぜひ!実写ドラマ化してほしいものです!!『異議あり!!』
・ここはグリーンウッド(那州雪絵原作漫画)⇒青春モノドラマとして、ぜひ!
・20世紀少年⇒これは、難しいな。映画かドラマで!!
・ステップ・ファザー・ステップ(宮部みゆき著)⇒これは連続ドラマで!
・スプリガン⇒実写映画化いいなあw
4月24日(日)サイドウェイ コーラス 鑑賞 
 まずはサイドウェイの方から。
 一言で言うと、オトナの映画 だなー、と。

 良い意味でオトナの映画ですよ。でも、私は年齢的にはオトナだけれど、精神年齢がお子様なんで、イマイチ物足りなかったよ!!パパン!!
 しかし、何と言うか、所詮オトナといってもこんなものよね。というか。タイプの違う大人が2人、女も2人。恋の仕方も、人生の歩み方も人それぞれなのです。
 人生をワインとワイン作りの過程に例えて話は少しずつ、されど面白く進んで行きます。マイルスとジャックの凸凹コンビがいいですねw最後、結婚指輪を忘れてきて、そこまでしてからやっと、相手の女性がどれほど自分にとって大切か身に沁みたあのジャックと、そんなジャックに頼まれると断れないマイルス。なんか子供っぽいですよね。
 なんか、こう、爽やかで、前向きで、滑稽で愚かで、でも憎めない。そして後に残るこの爽やかな感じ。ハリウッド映画にない素朴感、身近な雰囲気が出てますね。もう少しオトナになったらもっと味がわかるようになるのかしら。ホント、ワインみたいですな。

 そして、『コーラス』
 泣いた。こういうベタな感動モノで音楽が絡むものには滅法弱いんです。私。
 よかったです。全体的に。 ただ、不良少年があまりにもすんなりと合唱団に取り組んでいったのが自然すぎ?な感じがしましたが。
 それでもあの閉鎖的で『池の底』なんて名前の施設に響く美しい歌声はやっぱりステキでしたね。
 モランジュ少年の、何と言うか、反抗期でもない、かといって子供でもない、心と行動が合致しない行動をとってしまう辺りは納得。そして何気にペピノ君(監督の息子さん)がめっさ可愛いw
 コーラスによってまとまっていく少年たち、少し複雑で、それでも歌が好きなモランジュ少年、土曜日に迎えに来る父親を頑なに待ち続けたペピノ、自分はただの音楽教師で、大きい事が出来る訳ではないが、音楽の素晴らしさを必死に伝え続けた教師マチュー。
 決して大きな成功とか世間の眼を引く様な出来事を描いたわけではないのですが、それゆえに身近で心に響くものがあります。最後にペピノを連れて行くマチュー先生とかね。ちゃんと成長した姿に安心しました。
 ただ、これだけは言いたい、

全部拾って行ってよ!ムッスュゥ・マチュー!!
 
4月18日(月)海を飛ぶ夢 鑑賞 
 本当は昨日の17日に観てきました。尊厳死をテーマにした作品です。久しぶりに泣ける映画が観たいなーと期待してたら、案の定、泣きました。
 尊厳死というと何かと重苦しいイメージがありますが、この映画は違うんですよね。尊厳死が良いか悪いか、ではなく、ある一人の死を望む四肢麻痺患者の物語。ってな感じでしたね。
 これを観てまず思い浮かべたのが『海の上のピアニスト』。1900だって、あれはよくよく考えれば尊厳死だったよなー、と。ただ1900は物語の中の人物だけれど、この作品の主人公ラモンは実在の人物であった事。
 何か、深くて難しいですよ。四肢が麻痺して20年以上も他人の力が無ければ生きられない、たった数十センチの距離も届かない、その感情を五体満足の私がどうすれば想像できるのか。無理な話ですよね。だから難しいんです。この映画。容易に『生きていればいい事もあるよ!生きる目的を見つけるんだ!』みたいな事は言えないですよ。
 原題が『MAR ADENTRO』、英語題名が『THE SEA INSIDE』、直訳すれば『内なる海』、『私の中の海』という訳で、英訳だけでも伝わる物がありますが、邦題の『海を飛ぶ夢』はこれいいですね!!キャッチコピーと良い、グッジョブです。
 タイトルに海がつくだけあって、映画中でも海がたびたび表現されます。それがまた青くて綺麗なんですよ。重いテーマと美しい海、この対比がまた上手ですね。
 どこかの映画批評にありましたが、この映画において、死を望んでいるラモンが、あまりにも活き活きと生活している、とあったのですが、結構その通りなんです。

 一度(ひとたび)眼を閉じるとラモンは窓を抜け、山を飛び越え、愛する海へと、その向こうへと想いを馳せることができます。しかし、彼には肉体が残っている。肉体が彼の自由な心、魂をこの世に拘束している。だから、ラモンは肉体から解き放たれたいと願う。 美しいですが、残酷な話です。海は彼にあらゆる物を与え、そして全てを奪っていった。ただひとつ、彼の心に、海そのものを残して。

 約束しよう。
 自由になった魂で、
 きっとあなたを 抱きしめる。 

 ストーリーと、景色と音楽と、数々の言葉、そして役者達の演技にやられました。
4月10日(日)映画・クレヨンしんちゃん 
 先日放送されたクレヨンしんちゃんの『嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ』を観ました。

 あなどれないなあ、クレしん!!

 いや、ホントに面白いんですよ。笑いあり、涙あり、ドキドキハラハラありで、しかも恋愛要素まであるんですから!!
 正直その辺の映画より面白いですよ。立派なエンターテイメント作品です。しかも大人が観ても面白く感じられるんですから。すごいなあ・・・映画版だけDVD欲しくなりましたよ。
 しかし、映画・TV共通で、この作品では、

 しんのすけ×風間君 というのはオフィシャルですか?

何だかんだでTV放送するクレしんは毎回見てて、絶対この2人のカラミってあるじゃないっすか。一部オネーサマへのファンサービスですか!?・・・いや、実は同人誌まで持ってたりするんですよ(氏ね)

 話は変りまして、エターナル・サンシャインを観に行った時、ミリオンダラー・ベイビーの予告編を観ました。
・・・予告編でネタバレはやめてくれ
 あそこまで見せなきゃダメなもんすかね?気分的にはネタバレされた感じなんですが。あ、モーガン・フリーマンとジェット・リー共演の『ダニー・ザ・ドッグ』が楽しみです。
 楽しみといえば、オバカ映画臭ぷんぷんの『ドッヂボール』と、キャッチコピーにやられた『海を飛ぶ夢』。

 約束しよう。
 自由になった魂で、
 きっとあなたを 抱きしめる。 

 予告編も観てないのにここまで惚れるキャッチコピーは『カンフー・ハッスル』以来です。・・・そんな昔ではないですな。(笑)
4月9日(土)エターナル・サンシャイン観賞 
 観ました。エターナルサンシャイン。・・・
 いや、実は、私恋愛映画苦手なんですよ。恋愛映画って大抵男がいて、女がいて、すったもんだがあって、結局くっつくか別れるか。その過程が面白い、っていう人もいると思うのですが、私はそうではないのです。
 つまり、何が言いたいかというと・・・

何で観に行ったんだろ、私・・・…

いや、話題作だし、ジム・キャリー作品だったし、もうちょっとヒューマンティックな作品だと思ったんですよ。

      めっさ恋愛(ふぁんたじー)ドラマだった!!

 しかも、クレメンタインもあの不倫の受付嬢もパンツ泥棒も、なーんか、イマイチ個人的に好きになれんキャラだった・・・
 でもまあ、記憶が消えていく時の映像表現とか結構好きでしたね。Jキャリーのキャラとか、記憶が消えてもまた再び会えた、とかそのくだりとか。それと記憶を消すっていう発想が面白かったですね。失恋の痛みを、記憶から消す。これまた大胆な発想だなあ、と。消えていく記憶の中のクレメンタインにまた恋をしていくジョエル。この辺も面白かったなあ。さすがアカデミー脚本賞!!
 映画のポスターに、『また、恋がしたくなる。』と、ありましたが、この映画が言いたいのは要するに・・・


          落ち着け!はやまるな!!


 そうそう簡単に記憶を消さなければよかったのに。

 ぶっちゃけ、ビデオ録画して観たクレヨンしんちゃんの映画のほうがオモロイー♪
4月3日(日)シャーク・テイル&レイ観賞〜 
 31日に『シャークテイル』、1日に『レイ』を観てきました。
 『シャークテイル』:思ったより普通でした。特にヒネリの無いストーリー展開で、よくある感じのお話しでしたね〜。まあ、普通に楽しめました。
 声の吹き替えをしている本人たちに似せた魚が面白い☆ローラ@A・ジョリーの唇っぷりとか。
 でも・・・最後のオチがただのハッタリかあ。シュレックみたいなパンチが効いてるわけでもなく。ディズニーの様に感動満載なわけでもなく・・・どうも消化不良の中途半端。

 『レイ』:いやー、良かった。かくも伝記映画はこうあれ。みたいな感じでしたね。この間『ビヨンド・ザ・シー』を観たばっかりだから尚更でしょう。どうしても比較してしまいます。
 盲目であるとか、薬漬けだったとか、あとどんな歌を歌っていたのかとかは大体知っていましたが、盲目の原因とか弟や母親や少年期の頃の生い立ちあたりの事は知らなくて、この映画を観て努力の人だったんだなーと感慨深くなりました。 特にお母さん!!立派な人だったんですね。優しくも厳しい母親だったのですね。最後にレイが夢の中で母親と弟に出会うシーンで泣けました・・・
 ただのサクセス・ストーリーを描いているのではなく、彼がどんな葛藤や体験や経験をしてきたかがよく描かれており、伝記映画はこうあるべきかー みたいな感じでした。
 と、いうのも、数週間前に観た『ビヨンド・ザ・シー』と比べると、伝記映画の質の違いをまざまざと感じたからです。
 『レイ』が彼の生き様や偉業、人知れない悩み(盲目であることを恐れて、薬の力に頼っていた。)や葛藤の末に今の地位を築いた。という事を伝えているのはわかりますが、
 『ビヨンド・ザ・シー』は、それがイマイチ伝わらない。ケビン・スペイシーはいい役者です。と、いう事は、脚本や監督に問題があったかと思いますね。だって、この映画を観てまず思ったのは『スペイシー、歌上手い〜』ってことでしたから。どうも、ボビー・ダーリンという人の生き様を『レイ』ほど上手く伝えているとは思えませんでした。
3月21日(月)楽しい時間は早く過ぎる・・・ 
 3連休も会ったはずなのに、もうおしまいです・・・でもまあ、今週はつぎの土日までたった4日!というのを励みに今週も頑張りますよ。
 さて、3連休中、2本映画を観てきました!『ロードオブザリング・王の帰還・SEE』『レーシング・ストライプス』です。

 さて、王の帰還から。実はSEEDVDを買ったものの、全部は観てなかったんですよ^▽^;なので今回初めて全部通しで観ました。SEE感想は後でアップしましょうか。とにかく、あれは確かに劇場版で公開出来ないシーンがいくつもあるなあ、と思いましたね。逆に何でここを入れてくれなかったのさ!というのもありましたが。
 ブルク7で観たのですが、結構人が入っていましたね。1日一回公開だからでしょうか。人が多いのには嬉しかったですw

 さて、『レーシング・ストライプス』。・・・今調べましたが、『《ベイブ》のスタッフが送る・・・』とかいうコピーをみた記憶があるのですが、あくまでもスタッフか製作会社が《ベイブ》と同じだけですかね?監督や脚本家、プロデューサーはベイブと全く関係ありませんが・・・まあいいや。とにもかくにも、ベイブのシマウマ版、という評価もまんざらではないですね。
 《自分を別の動物と勘違いして育ってしまった動物の、感動サクセス・ストーリー!!》・・・好きですよ^◇^ ええ、泣きました。数箇所。色んな映画見てるくせに、ベタな事で感動する性質なんですよ、私。ただ、《ベイブ》の方がすきwこれがシマウマと子豚の違いなんでしょうか。多分ホゲット爺さんとベイブの種族を超えた友情(というか親子の様な)が見ものだったのですが。
 この映画は人とシマウマ、動物同士、人と人との間でドラマが展開していて、どちらも良かったですよ。特に父娘のドラマがポイントでしたね。ただ、娘がどうしてストライプスをあそこまで好きなのかちょっと説明不足。逆にストライプスが人間に感謝なり友情なりを示すシーンも欲しかった。一方的にチャニングがストライプス大好き!って感じで、ベイブにあった人と動物との友情・心の交流が無かったのが残念!
 そして、どこかでみた事のあるお父さんだなあ、と思ったら、ブルース・グリーンウッドでした!!(『13デイズ』や『ハリウッド的殺人事件』にも出ていた名サポートアクターですよ)ようやく日の当たる役ができましたね!!第2のジェイムズ・クロムウェルになれるか!?そして、EDテーマがSTINGでした。この方、よく映画の為に歌を作るんですよね(奥サマが俳優)。自分自身も映画に出てたことがあります(映画版『ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』)。ショーンとも共演した経験があるのですよw(ストーミー・マンデイ) 映画の内容に合った歌を歌うのですよ。今までも、 マイ・フレンド・メモリー ラマになった王様 そして今回の歌、少なくともこの3曲は映画の内容に沿った歌です。シェイプ・オブ・マイ・ハート(レオン)やオータムインニューヨーク コールド・マウンテン などでの歌はどうなんでしょうね・・・サントラ買います!!
3月18日(金)意外な才能 
『ビヨンド・ザ・シー』を観てきましたよ。あれは伝記映画であり、ミュージカルでもありますね!そして何より驚いたのが、ケビン・スペイシーが歌が上手い!! つか、歌いまくり。監督や脚本もしてるあたり、スペイシーのスペイシーによる、スペイシーの為の映画ですな。往年のミュージカル俳優みたいじゃないですか。やり方が。
 内容は、所々良いと思わせるシーンはあるのですが、歌のシーンが多すぎて、やっぱりアンタが歌いたいだけじゃないの!?と思わずにはいられません。せめてもっと他の人にも歌わせれば良かったのに。せっかくジョン・グッドマンもいるんだし。
 物語が現在のボビーと子供の頃のボビーの2人によって紡がれ、やや意味深な終わり方をするのも良いですね!子供のクセに思わせぶりで説教めいたセリフがアンバランスで、だけど面白い。
 ただ、その、確かに年寄りすぎる感はありましたね。スペイシーはがんばってもあそこまでなんですな。どこか冴えないオヤジな風体は否めません(なので、ボズワースとの恋愛シーンがどうしても、ヴィジュアル的に・・・^_^;)。演技力と持って生まれた外見はまた別物なのです。という事をなぜか思ってしまった作品でした。これがR・ギアとかH・フォードならセクシーさを兼ね持つキャラに仕上げてくれたんでしょうが、これはスペイシー映画ですので。
 サントラ買おうっとw
3月12日(土)ナショナル・トレジャー 観賞! 
 と、いうわけで、突発的に観てきましたよ。国宝先行。12日が先行上映会だと知ったのは金曜日でしょうか。土曜は別映画(ロックマンエグゼ)を観に行く予定でしたが、ロックマンの終了時間と国宝先行の最終回が丁度よかったし、何よりも!!   席が空いていたので(笑)
 さて、感想ですが(ネタバレありなので気をつけてください!)、日本人が観ると面白さが3割減な作品ですね(のっけからこれか)。いくら有名俳優使おうが、超売れっ子プロデューサーが担当しようが、肝心なのは中身です(トロイやキングアーサーの結果と国宝の結果を比べれば何となくわかりません?)。国宝の魅力のひとつは、アメリカ人にとってなじみのあるものや場所がストーリー中に重要な役割を果たすのです。米国独立宣言書、公立で観光名所でもある建物の数々、馴染み深い場所(ウォール街やブロードウェイ)。これが人気のキーにもなっているのだと思うのですよ。後は謎から謎へ、リドルです。これを解き明かしていく課程や、後はキャラクター&役者達の魅力ですねw何気にキーパーソンはライリーだと思っています。彼の言動や行動、それとゲイツ親子やチェイス博士のカラミなどがコミカルで万人受けするのも良かったですね。
 さて、我らが豆さんの話に移りましょうか。ベンがイアンの事を『頭がいい』と言ってた様に、今回は『サウンドオブサイレンス』の時のようなスマートな悪役なんでしょうね。しかもお金持ち!出番は多いわ、セリフも多いわ魅せドコロ満載で大満足でしたよ。よかたよかった。最後もいさぎよかったですしね。
 ただ、ツッコミ所はありますよ。独立宣言書を盗もう(拝借しよう)と言ったイアンの提案を断っておきながら、結局自分も盗んだじゃないか!ベン!!守る為に盗む、って、結果論から言って、アンタも結局盗んだんじゃん。何かその辺がこじつけがましい、というか自分を正当化しているようでなりませんな。イアンが盗む、という行動に出なかったらアンタどうするつもりだったのよ!? まあ、ストーリー上2人を敵対させなければなりませんからね。ちょっと苦しい理由でした。
 それと、学者が良く調べもせず、ここでおしまいだ!と諦めるはずがないんですよ!そうそう易々と信じちゃだめだよ、イアンさん〜。・・・ウソの情報にまんまと踊らされてボストンへ行ってしまったあのシーンです。まっさきにベン、ウソついてるって思いましたけどね。

 と、まあ、色々ありましたが、なかなか楽しめた映画でした。すくなくとももう一度観に行きます。今度は豆をじっくり観賞しようっとwそれとできれば言葉っぷりをききとれればいいかなーと。しかし、この映画でカップリングは生まれますかねー。どうもヴィジュアルがNケイジだと萌えません(ぶっちゃけすぎ?)。そもそもどうしてこの人がここまで人気があるかもイマイチわからんのですよ。ベンの役割だって、別俳優さんでもイケてる気がするのですが、やっぱりアレですかね。・・・・コッポラ

 さて、この日観ていたもうひとつの映画。二本立てです。ロックマンエグゼとデュエルマスターズ。・・・ワケありで観る事になったんですよ。エグゼはアニメを少し観ていたので大丈夫だったのですが、デュエルの方はさっぱりで、絵も好きじゃないし・・・で、エグゼはパパ萌え。もう、なんかステキでしたね。さらわれる所とか、息子を心配する所とか、救出される所とか。後は熱斗、炎山、ライカの3人集。これもステキw ただ、なんか世界規模の危機を救う、という設定に無理がある・・・と思うのは私がオトナだからでしょうか。まあ、そんな感じで。
2月28日(月) アカデミー決定!!
    モーガン・フリーマン、アカデミー受賞・本っ当におめでとうーーー!!
 と、いうわけで、会社にいる間、アカデミー速報ばっかりチェックしてましたよ。そしてそして、ようやくこの人がオスカーを手にしたわけです。モーガン・フリーマン!!思えば『ドライビング・ミス・デイジー』から長かった・・・・とっくに受賞してていいのに、今の今までかかったとは。本当におめでとうございます。今回のオスカーではこれが一番嬉しいニュースでした。合わせワザとしては、ジェイミー・フォックスの主演男優賞(コラテラルとあわせ技で一本!な気も。)。黒人俳優が俳優賞をアベック受賞ですよ。アベックといえば、ミスティック・リバーもでしたっけね。C・イーストウッドは俳優使うの上手いんですね!
 ミリオン・ダラー・ベイビーも監督・作品・主演女優・助演男優とメイン4部門制覇おめでとうございますー!どんな作品になのかすごく気になりますよ。やっぱり、流行にのって作った(かどうかはわかりませんが)伝記作品ではない作品が受賞するのは嬉しいですね。でも、『サイドウェイズ』がなあ、・・・脚色賞だけですか・・・アカデミーでコメディ系映画はムズイんですね・・・こちらも観るのが楽しみでありますよ☆
 あとは、アニメ部門で『Mr.インクレディブル』、受賞おめでとうございますー!あれは大人も子供も楽しめるいい作品ですよ。
 詳しい感想なんぞはまた、今度!
2月27日(日) あっというまのアカデミー
 土曜日は呪怨をみてきましたよ。・・・あれはアメリカの人達にとってはちょっと出あった事の無い怖さだったんじゃないですか?ビックリ系の怖さですよね。あ、次に来るな、とわかってしまってもやっぱ怖いんですよ。
 でも、一番ビックりなのは、隣に座ってたお姉さん。・・・いきなり叫ぶんですもの。こっちがびっくりですよ!本当に。
 で、明日はもうアカデミーですね!予想したファイルを会社に忘れてしまって・・・今ここで簡易予想を!

◎・・・本命 ○・・・有力 ☆・・・個人的に取って欲しい人 ・・・受賞
監督賞:C・イーストウッド(◎) M・スコッセシ(○) アレクサンダー・ベイン(☆)
作品賞:サイドウェイズ(☆) レイ(○) アビエイター(◎) Mダラーベイビー
主演男優賞:ジェイミー・フォックス(◎☆)
主演女優賞:イメルダ・スタウントン(◎) ヒラリー・スワンク(○)
助演男優賞:モーガン・フリーマン(◎☆)
助演女優賞:ヤマカンで、ヴァージニア・マドセン ケイト・ブランシェット
アニメ部門:Mr.インクレディブル(◎☆) 

 と、予想してはみたものの、作品賞・監督賞にノミネートされてる作品って、どれも観た事ないんですよ!!正確にはまだ観れてない、と言った方が正しいですが。当たってたらバンザイですね。
2月15日(火) 海外DVD
 海外DVDを通販しているお店があるのですが、2004年度の売り上げの2位に『処刑人』がランクイン!!・・・のみならず、どうやらN・リーダス作品の売れ行きが好調みたいです。日本未公開の作品が売れてるらしいですよ。こう、リーダス人気って来てるんですかね?
 若手俳優・・・自他共に認めるオジコンですが、最近雑誌とかで見かけるフレッシュな新人系俳優が気になる今日この頃。例えば、ナショナル・トレジャーに出てくる、Nケイジの相棒役の人、『TAXI IN NY』の警官役の人・・・明日名前調べてきます。あ、忘れちゃいけない、ジェームズ・ダーシー君もw
 そういや、今度セス・グリーンとスチュワート・タウンゼントが共演するっていうので、その映画も楽しみですw
2月13日(日) 観たい映画
 日記でも言いましたが、ゲームにハマってるせいで映画鑑賞に行けない・・・観たい映画、『オーシャンズ12』『アレキサンダー』『ビヨンド・ザ・シー』『レイ』『呪怨』、後は、『君に読む物語』『サスペクト・ゼロ』『シャーク・テイル』も観てみたい。公開がまだ先だけれど、ナショナル・トレジャー はもちろん、シャル・ウィ・ダンス、サイドウェイズ、ミート・ザ・フォッカーズ、レイシング・ストライプス、キンゼイ、ミリオンダラー・ベイビー、あれやこれや。
 うわ、時間とお金がたらんです・・・
1月29日(土) 今年もハッスルハッスル♪
 と言って、『カプコン ファイティングジャム』のイングリッドを思いつく人はどれ位いるんでしょう。誰か彼女のEDを教えてください。
 さて、今年の一発目は『カンフーハッスル』でございました。キャッチコピーが『ありえねー。』、んで、CMのコピーが『この国は、まだ本当のカンフーを知らない・・・』って、観る前から期待を膨らませてくれるような作品じゃないですか。監督主演脚本が『小林サッカー』のチャウ・シンチーですよ。
 で、やっぱり期待を裏切ってくれなかった。『小林サッカー』とはまた別次元のおもしろさがありましたよ。主演が本当に最後の最後まであんな感じで。いつクルんだ!!とどぎまぎしてました。でも、あの達人夫婦や三人組ままたイイ味だしてましたよ。見た目と中身のギャップ、というか。カッコいいですよね!!それと、主人公の過去話。あれがまたイイ具合にからんできて、最終的にシンチーが美味しい所を短い時間でかっさらって行って。上手いですねー、これ、頭良くなくちゃ作れませんよ。すごいや、チャウ・シンチー!!
 次回作も期待です。チャウ・シンチーBOXとかいって、二枚組みで発売してくれないかしら・・・