◇1◆白い羽のあった人◆:コンスタンティン 「・・・・・・!」 ある日、ジョン・コンスタンティンが苦々しい思いで(禁煙の為イライラしている)道を歩いていると、向こうの方で大人と子供の姿が目に入った。 1人は幼い少女、そしてもう1人はとても見覚えのある顔だった。 輝く金髪と中性的な顔立ちのスラッとした立ち姿。黒いスーツと清潔な白シャツが、いっそうかの人を見栄え良く引き立てている。 ガブリエル。つい一ヶ月ほど前までハーフ・ブリードと呼ばれる神の使いだった人だ。 面倒くさいヤツに会ってしまった。しかし、わざわざ遠回りして帰るのも癪だ。 そんなわけでコンスタンティンは苦々しい顔を1.5倍増しで歩を進めていく。 よく見ると、どうやら少女は泣いていて、ガブリエルは彼にしては珍しく少し困った様な顔をしていた。 珍しい事もあるものだと幾分その状況に興味が湧いたコンスタンティン。 「・・・何やってんだ?こんな所で。」 「ジョン。」 振り返ったその端麗な顔に一瞬安堵の表情が浮かぶ。ついこの間まで敵だった相手のそんな顔に変な違和感を覚える。 「丁度良い所に。ジョン、この子はどうやら迷子らしいんだ。」 「じゃあ、家に送り届けたらいいじゃないか。」 「近くのスーパーまで母親の自転車で来たらしい。家までの道のりはわからないそうだ。」 「・・・そのスーパーに行きゃ、母親がいるだろう。」 「そのスーパーの場所もわからないって。」 「・・・・」 「困ったことに、私もスーパーの場所はわからない。今まで行ったことなんてないからね。」 「・・・・」 「と、いうわけだ、ジョニー坊や。この辺にスーパーがあるかどうか知ってる?もし知っていたら案内して欲しいのだけど。」 「・・・・」 ふと下を見ると、涙で目を濡らした少女のすがる様な視線がある。断ることはできなかった。 10分程して3人はスーパーの前にたどり着く。 「あ、ママのじてんしゃ。」 駐輪場に置いてある赤い自転車を少女は指差した。 「良かった。ママはまだいるみたいだね。」 「うん!ありがとう、おねえちゃん!おじちゃん!」 にっこりと微笑みながら少女はお礼を言った。その言葉にぷっと笑いをもらすガブリエル。当の『おじちゃん』は『おねえちゃん』の隣で口をあんぐり空けていた。 「今度は勝手にママから離れちゃダメだよ。」 「ハーイ!!」 ぱたぱたと嬉しそうに駆けて行く少女。それを見送る2人。 「良いコトをしたね、『おじちゃん』。」 「うるさい!!」 踵を返して早歩きで進むコンスタンティン。にこにこと意地悪そうに笑いながら後を追うガブリエル。 「そんなだらしないカッコしてるからおじさんに見られるんだよ。」 「うるさい、ほっとけ。お前だって女だと思われてたじゃないか!」 「別にかまわないよ。世間一般から見ても、この顔は中性的でしょう?」 「自分で言うな!!・・・って、今まで一応女だと思ってたけど、ドッチなんだ?」 「気になるかい?」 「まあ・・・ハッキリしないのが気持ち悪いというか・・・」 「じゃあ、自分で確かめてみるかい?ジョン。」 そう魅力的に笑いかけると、ガブリエルは襟元に手をかけ、白い鎖骨を除かせた。女性から見ても、男性からみても魅力的なその笑顔と仕草に思わずハッとする。 「・・・顔が赤いよ、ジョン・コンスタンティン。」 「ば・・・!ふざけるな! Ass hole !!」 お決まりの言葉を吐いて、コンスタンティンは顔が火照っている自分を叱咤しながら、再び早足で歩き始めた。
◇2◆博士にはヒミツ◆:アイランド | 「イテッ!」 「動かない。」 ここは地下施設内のメリックの診察室。 とっくに日が暮れ、住民達やスタッフ達も一日の労をねぎらっている時分である。 なのに、この部屋の主にしてこの大企業の社長、メリックはリンカーン・6・エコーの傷の手当てをしている。 ここの住民達の娯楽の一つ、ヴァーチャル・ファイティングゲームの結果をめぐり、ケンカをして怪我をしたリンカーンが数分前にやってきたのだ。その時、紅茶を飲みながら新聞を読んでいたメリックは彼の手当てをする事になったのである。 「・・・6・エコー。どうして医務室に行かなかった?」 「医務室にはアイツも運ばれてるだろうから。ケンカ相手と同じ場所になんか居たくないし。」 「それで、私の所へ?」 「メリック博士が一番手当て上手いし。」 「外科が専門の医師もいるのだがね・・・まあ、いい。」 涼しく、険しい顔を崩さないまま、メリックは手際よく包帯を巻いていく。その間、リンカーンとは目を合わせない。 「ケンカは良くないと何度も言ったはずだが?」 「わかってるよ。けど、オレは悪くない。ゲームで負けたアイツが、3・ヒロが悪いんだ。オレに5連敗したもんだから、勝負が終わった後にいきなり掴みかかってきたんだぜ!?だから、つい、条件反射というか、ゲームの後だったし、殴っちゃった。」 自分は悪くない!と興奮気味にまくし立てる。そんなリンカーンをチラっと見ると深いため息をついた。 「だからと言って、相手をバーのカウンターに向かって殴りつけるのはやりすぎだ。カウンターは壊れる、グラスも割れる、その破片で3・ヒロも傷を負った。周りにいた人たちもせっかくのひと時を台無しにした。」 「・・・オレだって、勝ってスッキリしてたのに殴られた。ガラスの破片で傷も受けた。それに・・・」 言葉を濁して下をうつむく。 「?・・・それに、・・・どうした?」 包帯を結び終え、今度は消毒液を取り出す。ピンセットでコットンを取り出すと液に浸し、リンカーンの頬の傷に静かに当てる。 「それに・・・博士に叱られた。」 「!」 「ケンカをして、皆に迷惑かけた事は謝るよ。でも、殴られっぱなしはイヤだった。悔しいじゃないか。そんなの。」 消毒液が傷に沁みたのか、眉を潜める。下を見つめ、口をへの字に結んでいる。 「・・・そうか。」 頬の傷にガーゼをあてがい、その上から絆創膏をぺたりと貼った。 「博士、オレ、何か罰を?」 青い目がこちらを見つめる。何も知らない、無垢な瞳。 「罰?どうして、君が?」 「え?」 「ゲームに負けた腹いせに、3・ヒロが殴りかかってきたのだろう?そして君はそれに抵抗した。そういうのを【正当防衛】と言うんだ。君は悪くない。それに、反省もしている様だし・・・だから、罰は与えない。」 「本当!!」 思わずメリックの肩に手を置く。 本当なら接触は禁止だ、と注意すべきなのに、メリックはそれを言えないでいた。肩に置かれた手が、意外にも暖かかった。その事の方が気になっていたのだ。 無邪気に喜ぶリンカーン。思わず吊られてメリックも口の端を持ち上げる。 博士が笑った。 それだけで体温が2,3度上がった気がした。 どうしてだろう?この人といると、なぜか嬉しい。禁止されている接触だけど、どうしても博士には触れたいと思ってしまう。今夜のケンカだって、これでケガでもしたら博士の所へ行く理由が作れると思ったから、わざとハデにしてやった。頬の傷だって、実は落ちてたガラスの破片で自分で作ったのだ。 もちろん、こんな事博士には言えない。誰にも言えない。自分だけの、ヒミツ。 「さ、リンカーン。治療は終わった。もう就寝の時間になる。自分の部屋に戻りなさい。殴られたところが明日になっても痛むようだったら・・・湿布をもらいに来なさい。」 「はい!ありがとう、博士。おやすみなさい。」 「おやすみ。寄り道しないで帰りなさい。それと、ケンカは控えるように。」 「ハーイ。」 笑顔で審査室を後にするリンカーン・6・エコー。幾分柔らかな表情で見送るメリック。 様々な想いと秘密を秘めながら、施設の夜が過ぎていった。
◇3◆我らグリム兄弟!◆:ブラザーズグリム | 「ジェイク、ジェイク!!ホラ、起きろ。出発するぞ!」 「うう・・・もう行くのか?もう少し眠らせてくれよ。夕べは本を書いてて寝るのが遅かったんだ・・・」 「何言ってる、もう次の依頼が来たんだよ。次は東だ。昔領主が使っていた廃城に主の幽霊が出るそうだ。」 「また幽霊?それに古城?仕掛けに金がかかりそうだ・・・」 眉に皺を寄せて、毛布を顔まで引っ張り上げるジェイコブ。しかしそれをすぐにひっぺがしてウィルはうつろな目をした弟に顔を寄せる。 「ジェイク、ジェイコブ。お前この間欲しい本があるって、言ってたよな?でも希少価値が高くてとても買えないって嘆いてたじゃないか。でも、今度の依頼人は貴族からだぞ。廃城を改装して息子夫婦が住めるようにしたいとか言っててな。金に糸目は付けないって。だからなるべく早く行って、稼いで、その本を買えばいいじゃないか。そうしないとどっかの好事家に先を越されるぞ。」 「んん・・・・久しぶりにデカイ仕事になりそうだね。」 「ああ、そうさ!」 弟の肩に手を回してその隣にゴロンと横になると、ウィルは天井に向かって指を突きつけた。 「だからいつもより慎重に事を進めなきゃいけない。ジェイク、それにはお前の頭が必要なんだよ。いつもより凝った仕掛けにしてやろうじゃないか!!」 「ふう。」 ジェイクは短く息を吐くと、チラと隣にいる兄を見る。 全く、兄はいつも調子が良い。 話は上手いし、相手の機嫌を取るのも上手だ。世間を渡るのが上手いのだ。 そんな兄の性格は1から10まで知っている。小さい時からずっと一緒だったから。だから、兄の手法なんてお見通しなのに、それでもなぜかその気になってしまう。 ホラ、さっきまであんなに眠かったのにもう眠気が吹き飛んでしまった。 そして、古城での幽霊の仕掛け。どんな手法を使おう、どの小道具を使えばいいだろう、そんな事を考え始めている。 「わかったよ、ウィル。だからその手を放してくれないか?着替えもできやしない。」 「やっとやる気になったか。どんな仕掛けを使うかは道中相談しよう。じゃ、急げよ。」 そう言って弟の顔におはようのキスをすると、鼻歌交じりで部屋を出て行く。 「・・・ったく。子供扱いして…」 頬をこすりながらジェイクは眼鏡をかけ、着替えを始めた。 次の仕事の算段をしながら、いつのまにかウィルと同じ鼻歌を歌いジェイクは微笑みを浮かべていた。
◇4◆おにいちゃんのきもち◆:ブラザーズグリム | 弟は変人だ。 確かに、頭はいいのかもしれない。けど、どこかぽわんとしているというか、空想にふけっているというか、ぼんやりしているというか、とにかくそんな所がある。 昔から。 正直、あの時、我が家で唯一の財産だった牛をあの忌まわしい『魔法の豆』と交換してきた事は今でも許せない、とまではいかないが、心で引っかかっている。 あの時、あいつがちゃんとお金に代えていたら妹も死ななかったし、母も心労を煩う事はなかっただろう。 でも、だから、尚一層の事、 アイツがほっとけない。 俺がいなければ、アイツなんて世間の飢えた狼共にとって格好の餌食だ。いい大人なのに世間と言うものを俺ほどに理解していない。 だから、俺が側にいないと。側にいて守ってやらないと。 いつからかそう思うようになっていた。そして今の今までそうしてきた。多分、 これからも、ずっと。 これは『長男だから』という義務なのか、それとも何か別の理由があるのか、自分でもイマイチわかっていない。でも、きっとそんな事は些細な事なんだろう。 それに、アイツと一緒なのも悪くない。退屈しない。・・・面白い。楽しい。 ジェイクは、いつか学者になりたいとか、本を書きたいとか言ってるけれど、俺は、このまま兄弟そろって毎日楽しく、仲良く暮らしていければそれでいいと思ってる。今の所、そのささやかな計画は順調だ。 もちろん、弟に、ジェイコブに対してこんな事口が裂けても言えない。こんなのガラじゃないし。第一、気恥ずかしい。 まあ、ケンカしたり、ののしりあったり、色々ヤバイ事にもあったりするけれど、まあ。 この世でたった2人の兄弟だから、きっとこれからも何とか上手くやっていけるだろう。 手のかかる弟だけれど、あれで良い所も結構ある。 もちつ、もたれつ。それが兄弟ってモノだろう。なあ、 Dear my brother ?
◇5◆おとうとのきもち◆:ブラザーズグリム | 兄は調子がいい。 というか典型的なお調子者だ。 口が達者で世間を渡るのが上手い。よくもまあ、あれだけ舌が回るものだ。 しかも相手によって調子をコロコロ変える。あれはもう、ひとつの才能と言っていいかもしれない。 でも、だから、いつか何か大きな失敗をしやしないか心配だ。 小さな頃から、そう思っていた。もちろん、今も。 兄は小さい頃からずっと僕の事をやかましく言い続ける。 そんな夢物語なんてあるわけないだろう。 お前はもっと世間というものを知るべきだ。 もっと現実的な事を勉強しろ。 僕は民間伝承学を専門としている。 各地に伝わる昔話や噂話などは、何もすべてが作り話というわけではない。 火の無い所に煙はたたず。という言葉があるように、一見突拍子も無い話でもそこに何らかの事実があったからこそ、その話が広まり、語られ、伝わり、そして物語という形となるケースもあるのだ。 ・・・いけない。つい熱くなってしまった。どうもこういう話になると夢中になってしまう。 どうして民間伝承なのか。興味があるからと言えばそれまでだけど、もしかしたら、昔、あの牛を魔法の豆と交換してしまった事が僕の心の中でまだ引っかかっているのかもしれない。あの豆が、本当の【魔法の豆】なのだと、証明したいだけなのかもしれない。 馬鹿な事をした。今尚、その事を思い出して悔やむ事がある。 もし、あの時お金があったら妹は助かったのに。 もし、豆なんかと交換していなかったら、母をあんなに悲しませる事はなかったのに。 もし、僕があんな事をしていなければ、兄の、ウィルの僕を見る目も今と違っていただろうか。 そんな風に終わりの無い考え事にはまっている時、兄の陽気さには正直助かっている。救われている。 今の仕事だって、サギくさい気もしないわけではないが、本のネタや情報集めに役立っているし、それに、 一緒にいるのが結構、楽しいし。 それに、あの調子の良い兄が、いつか何かやらかした時には、僕がいた方がいいだろう。 口はまわらないけれど、頭は回る。それで場をしのいだ事だって何度もある。 何だかんだ言って、頼りにしてる。 もちろん、兄に、ウィルに対してこんな事口が裂けても言えない。そんなのガラじゃないし、第一そんな事言ったら、ますます兄が調子に乗るだけだ。 口うるさくて、自分勝手な所もあって。それでも、 この世でたった2人の兄弟だから。 今の今まで結構上手くやってきてるし、きっと兄さん、アンタも楽しいと思ってるだろう?僕もそうだ。 頼りにしてる。でも、もっと僕を頼ってくれてもかまわない。だって、 兄弟ってそういうものだろう。そう思わないか? Dear my brother ?
◇6◆one morning◆:処刑人 | ジュー フライパンから甘い匂いと少しコゲた香りが漂っている。 フライ返しを操っている男はあたふたした様子でそれを見ている。 短い金色の髪のその男は青いジーンズのみで、上には何も着ていない。細身の体だががっしりとしており、よく見るとあちこちに傷がついている。 「アチ、やたら油が跳ねてるけど・・・いいのかな?コレで。なんかふにゃふにゃしてるし。」 どうやらフレンチトーストを焼いている様だ。焼け具合を見つつ、テーブルにコップを並べ、ミルクをダバダバと入れた。 カチっと火を止め、少しコゲの目立つトーストを白い皿に並べる。そして大きなガラスのボウル皿を取り出すと、レタスとトマトをブチ混んで 準備完了。 「おい、マーフ、起きろよ。メシできたぞ、メシ。」 そう言って二つ並びのベッドの片方に寝転んでいるのは双子の弟のマーフィー。兄と違って黒髪で、少々ガタイもいい。 「うー…頭イタイ。」 「夕べあんなに飲んだからだろ。二日酔いでも仕事はあるんだ、ホラ、メシできてるから起きろ。」 「ウギィー・・・休みてぇ。」 「ダメだ。今日は残業の日だろ?ホレ、諦めて起きやがれ。」 ぺしっ とコナーに頭をはたかれ、ようやくマーフはもぞもぞと起き出した。 「ん、何かいいニオイ・・・お、何?コレ。」 「フレンチトーストだ。パートのオバちゃん達に作り方聞いたんで試してみた。」 「じゃ、いただきます。・・・・ん?お、結構ウマイじゃん。」 「少しコゲたけどな。・・・うん。我ながら美味い。」 しばらく無言で食事を続ける2人。 やがて皿がすっかり空になると、食後の一服を始める。 ぷはー と白い煙が宙をゆらめく。 「どうだ?酔いは覚めたか?」 「少しだけな。・・・やっぱコナーのメシは美味いなあ。」 「・・・今日はオレが朝メシ作ったから、明日はお前な。」 「おう!まかせとけ。」 「シリアルってのはナシだぞ。それと、朝からピザもごめんだからな。」 「げっ…わーったよ。明日までに何か考えとく。楽しみにしてろよ、コナー。」 そう言ってフォークを兄に向かって指し、にやりと笑う。 「期待しないで待ってるよ。」 にこり とコナーが微笑み返した。 |
あとがき 1:コンスタのジョン&ガブリエルです。やっぱりほのぼの路線です。ガブリエルの事を何となくほっとけないジョン。コンスタDVD発売記念に。ガブは男なんでしょうか、女なんでしょうか。天使は両性だと言われたりもしますが・・・個人的には男希望。でも女でも違和感無いような。人間になってしまった以上、どっちかなんだろうなあ・・・ 2:『アイランド』のリンカーン・メリックです。 何かとネタを探してはメリックの所へ行く理由を作るリンカーン。そして博士と一緒にいるとなぜか嬉しい&ドキドキのリンカーン。それも博士に言えない秘密です。メリックもまた、リンカーンに対して特別な想いを抱き始めます。『殴られた所が明日になっても痛むようだったら・・・』の『・・・』は、『私の所へ来なさい』と言いそうになったんですよ。 前のSSよりは後。映画よりも少し前の設定です。 3:今日観てきたばかりの『ブラザーズ・グリム』のグリム兄弟です。 弟の方が好みです。ポイントは眼鏡。個人的な好みで、どうしてもMデイモンが好みの顔に見えないんす。 作品は微妙でしたが、この兄弟は好きです!!弟可愛いようww 4:小さい頃、あんな事をしてしまった弟。でも、だからこそ放っておけない。 そんな感じかなあ、と妄想を働かせつつ書きました。兄・弟バンザイ!! でも、あんな重要な役目(牛を売りに行く)を何で最年少者にやらせたんだろう・・・ 5:4の弟バージョン。結局仲の良い2人なのですよ。心の底では信頼してるんですよ、愛し合っているんですよ!!美しきかな、兄弟愛ww 弟の方も、調子の良い兄がいつか何かやらかしはしないか心配なんですよ。で、そういう時には自分がいてやらないと、自分が兄の役に立つんだ!と思っているんですよ。互いに心配し合って、思いやりあっているんですよ。 この兄弟愛っぷりが白い塔の兄弟とはまた少し違った感じがして、これまたココロにグっとくるんですw 6:初処刑人SS!! ホントに何気ない朝の1シーンです。何のSS書こうか少し悩んで、書き易いネタがコレだったので。 兄弟モノはネタ作りやすいっすね! |