自己紹介にも書きましたが、私、腐れシャーロキアンです。その影響でヴィクトリア朝とかも大好きなんですよ。 だもんで、冒頭の1899年、ロンドンの映像が出てきてまず、『この街のどこかにホームズとワトスンが・・・・!!』と映画とは別の期待を抱いてました。ボビーがいるじゃん!どこか見慣れた帽子かぶって呼子吹いてんじゃん!戦車に向かって立ち向かってるじゃん!見直したよ!ヤード。 この映画はヴィクトリア朝小説の登場人物がチームを作ってすったもんだを起こすって言うんですから、嫌がおうにも期待がふくらみます♪ で、その映画の内容ですが、大好き!! リーグのような特SクラスのB級映画は普通レベルのドラマ映画よりも面白いですね♪超娯楽大作!! 細かい事は言いません。ノーチラスのあのサイズはないだろう、とかあの時代にこの車は・・・とか。 まず良いのがキャラクターが良い!!そう思わせるのは、各キャラクターにそれぞれ見せ場がある!ということですね。よく思い出して下さい。みんな見せ場があったでしょう?ロドニーは地味ですがその役割の重さはそこそこですし・・・。しかも透明だからフル朕★!! 素顔のトニー・カランはなかなかカッコイイですよ♪ 疑ってませんでしたよ。ロドニー。ああして皆が『ロドニーだ』『あいつだ』とか言ってる場合、大抵違ってると思いました。むしろ最初はソーヤ疑ってたんですよ。一人だけアメリカン・・・いえ、本人がそうだと言ってるだけで、身元が確かじゃなかったんで。ゴメンよ、ソーヤー。役者はなぜかゲームキューブイベントに参加してたショーン・ウェスト。あ、ちなみにジキル&ハイド役のフレミングもゲーム好きな上、原作者アラン・リーの大ファンなんですって。(フロム・ヘルにも出演)ついでにティム・ロスのファンなんですって。 それで、前々からモリアーティ教授が出るとは聞いていたんですよ。それで映画観ながらいつ出るのかな?いつ出るのかな?と思ってたら・・・・M=モリ教授だったんですね!!だって、コネリーで英国の政府高官でMっつったら、ボンドの方を想像しちゃいません?Mがモリ教授だと知ったのは最後の方でMが『ジェームズ』と呼ばれてた(本当はもっと最初に呼ばれてた)のに気がついて、ようやくわかりました。教授の本名はジェームズ・モリアーティというのですよ。 そういうビックリもさることながら、キャラもいいですよねー。ヴィクトリア朝っぽくない(笑)というか、私のポイントというかツボが親子、もしくは世代を超えた友情、なんですよ。アランとトムが正にそのツボ!しかもコネリー!!あのライフルの使い方を教えるシーンは大好きですよ〜☆よく一緒に行動してるし。萌えとかカップリングとかではなく、純粋に好きですね。 だもんで好きカプはトム&アラン、で、ジキル(ハイド込)・ミナ(ある意味原作通り?)、ロドニーも攻めだろうなあ・・・ドリアンは、やっぱ攻め。でもって、ドリアン・アランもいいかもと。だって、ドリアンを迎えに行った時、『相変わらず勘がいいな、アラン。』って相変わらず、ですよ?お前らイートン時代に何があったんだよ!?とツッコミたくなりました。気になります。イートンっつったら と、いうかこのエクストラオーディナリーな紳士淑女は攻めばっかじゃないか!!(ジキルは相手が同性の場合、受) しかし、この映画。アメリカでは公開週がネズミーの海賊映画と同じだったせいか?それともコネリーと監督の不仲が話題になったからか(役者もインタビューで色々こぼしてましたけどね。長いとか疲れたとか。)興行収入の方がイマイチ。6500万ドル。トゥームレイダー2よりはかろうじて勝ったのかな?でも目標額までいかなかったらしい・・・ので、次回作があるのか気になりますねー。ってかあのEDなら次回作らないと。監督代えればコネリーもOKしてくれるんじゃないかい? 今度はドリアンが抜けるのはイタイけれど、ホームズ(←原作ではリーグのメンバーだったんですよ〜。ジュード・ロウあたりで。)とか狼男とかフランケン(ステイサム希望)とか・・あと、アリスでもいいや。どうだろう。 DVDが楽しみですなー。予約しないと。買いです!買い!! そして、究極DVD鑑賞感想です。・・・ドコから言えばいいんだろう、やっぱり好きだ!!と、いう事でしょうか、まずは。 そうですねー、今度は英語字幕も見れますからね、細かいセリフの言い回しとかを確認できて良かったです、って漠然とした感想。思ってたより、アランがヴィクトリア朝紳士ぽかった。モノの考え方が。でもそれが当たり前だったじだいですからねー。それと、画面に 1899年 ロンドン と出るシーン、アランが乗った馬車が走っていくシーン。あれ、グラナダTVドラマ版ホームズのOPのオマージュですよね!?アングルが瓜二つ!!な、なんて心憎い演出でしょう!!ありがとう、監督(のおかげかどうかは知りませんが。撮影の人かな?) 1899年は、末期ですねー・・・。ん!?じゃあ、この翌年の英−米を往復する客船、ヴァージニア号であの伝説のピアニスト、1900(ナインティーン・ハンドレッド)が生まれるんすか!!うわー。何か、時代が・・・・ 特典映像について。未公開シーンがまあ、ステキ!!トムがハックについて語るシーンもステキですが、アランとネモが歩いて、互いに道を譲る仕草をして結局一緒に歩いてく、あのシーンも可愛いですねーー!!アラン、何て愛くるしいおじいちゃんなんでしょう!!ますます受けですよ。 が、そうは問屋が卸さなかった・・・・日本語吹き替え版!! 初め、パソコンしながら、ドラマCDでも聞いてる感覚で吹き替えを流してたんですよ。ところが、アランの第一声にハッとテレビを振り返るくらい、渋くて滅茶苦茶カッコ良いお声をしてらしたんですよ。若山さんが!!いやー、渋いだけじゃなくて、セクシーだった・・・ホント。でもって、トムがエンネン氏だったもんで、期待していたら何て受け受けしい声しやがったんだ!林(元)!! 声が違うだけで受け攻めがこうも逆転しやがるんですねー。・・・いやはや。吹き替えはどの声優さんも好きでしたよー。合ってたー、ナイスキャスティング!!でも、映画公開時の吹き替えとはまた少しチェンジしたんですねー。・・・・今キャストを確認しようと思ったら・・・スターログが無い!!あ、アレ!?あ、後で探さないと・・・。ぐすん で、若山さんたら、さりげにトレジャープラネットにも出てました!!わーい!渋声☆渋声☆ でもって、コメンタリーも楽しかったなー。ロド兄とジキハイが仲睦まじげにコメンタリーしてたなー。このぉ!!ショーンはシェーンと発音するのですか!!わーお。そしてコネリーさんはやっぱり漢でしたー。皆に慕われてたんですね!ライフルも怪我を押して、本物使ったとか。さすがです!サー!!でもって、皆口々に言うのが、衣装とセット。似合ってたモンねー。雰囲気あったもんねー。で、ハルクやらバナやLORまで出てくるとは・・・で、コネリーさんはガンダルフだけじゃなく、アレ?他の何かも蹴ったって言ってましたよね?なんでしたっけ。大作だったような・・・蜘蛛男?魔法使い?後で確認せねば。それで出演したのがこの『リーグ』ですか・・・ナイス☆チョイス!サー!! きっとこのコメンタリー、公開前辺りに録ったんではないでしょうかねえ?だって、興行的に世間一般から見れば、成功したとは言い難いんですもの・・・フレミングが『もし映画が大ヒットしたら・・・(オークション云々)』って言ってましたしねー。 ここでちょっと小劇場 《コトの真相 〜wait as the dog〜》 (ジキルのキャスティングに悩むキャスト担当者AとB) A:ふうー。また断られたよ。どうしようかな、ジキル役。 B:何!また断られたのか?早く決めなければハイドスーツが撮影に間に合わないとこの間から言われてるんだぞ! A:わかっている。だが、なあ・・・8時間だぞ、8時間。ホビットに変身するより長い。・・・仕方ない、もう一度適任者がいないか探してみよう。 B:・・・あ! そうだ!!ジェイソン・フレミングはどうだ? A:誰だ?ソイツは。 B:イギリス人の俳優さ。ホラ、『フロム・ヘル』にも御者役で出ていただろう? A:あー・・・・あ!ああ、確か、『ロック・ストック』にも出ていなかったか? B:そうだ。確か、アラン・ムーアの大ファンらしい。『フロム・ヘル』に出たのはアランのファンだったから、って何かの記事で読んだ。もしかしたら、彼なら受けてくれるかもしれない。確か・・・ガタイも良かったと思う。 A:よし、何はともあれエージェントに連絡だ。あ、特殊メイクは5時間くらいだと言っておけ。それと、主役はショーン・コネリーが演じてる、というのも伝えておけよ・・・結構この言葉は効果があるんだ。ホラ、トニー・カランも初めは頭と眉毛を剃る、と言ったら不満がっていたけど、彼の名前を出した途端、二つ返事でOKを貰ったじゃないか。 B:わかった。よし!コレで決まってくれ!頼むぞぉ・・・・ と、まあ、ともかく、1日おきとか観てます。今も。プレミアとかの映像も良かったなあ・・・貫禄たっぷりでした、コネリーさん。皆のインタビューもありましたし。そして、も、もしかしたら続編アリなんでしょうかねえ?火星人編。でも原作と違いますからね。そういや原作コミックの日本語版できたんらしいですね。ほ、欲しいかも。と、いうより第2部も早く読みたい!!いやー、でも続編があるなら20世紀になっちゃいますな。あー、でも、続編観たい!!ジーパーズ・クリーパーズなんて2作目のほうがヒットしましたし、でもなあ、コネリーさんが出てくれるかなあ?ああ、お願いします!復活してくれーー!!アラーーーン!! |