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ぶらり英国一人旅


◆7月2日 東京発~ロンドン着

 前日の夜行バスで東京に着き、その後成田へ。
 一度韓国を経由してロンドンへ行く予定でしたが、韓国-ロンドンが3時間ほど出発が遅れて幸先の悪いスタートとあいなりました。
 後にわかった事ですが、7月1,2日はロンドンでコミコンが行われており!!SPフラナリー、イライジャ・ウッド、リチャード・ドレイファス、キャリー・フィッシャーらがゲストに来ていたとか!!

 空港から地下鉄でホテルのあるパディントンへ。その後ホテルへ。その時既に夜の10時。
 ・・・安いホテルなだけに、暑い!!これから3日間の間、ロンドンは夏の大都市並に暑かったんで、暑いの苦手な私にとっては地獄ですた。
 換気性の悪い部屋。ホテルの地下にはバーがあると聞きましたが、まるでクラブ。真夜中まで騒がしかったですが、疲れもあってその日は寝ました。

◆7月3日
◎行った場所
・ベーカーストリート
・ホームズ博物館
・ビッグ・ベン
・ウェストミンスター寺院
・トラファルガー広場
・ロンドン塔
・ロンドンブリッジ
・タワーブリッジ

 ロンドンと言ったらやはりホームズ!!
 今日の午前はベーカーストーリートを歩いてホームズ博物館へ。ホームズとワトスンが住んでいた部屋を再現したお家とお土産屋が一緒になった所です。
 本で読んだ通りの部屋でした!ちゃんと『VR』の弾丸後もありますwごちゃごちゃしたテーブル、実験器具、便箋、ヴァイオリン、マントルピース!!
 ソファに座ってディアストーカー帽をかぶって写真も撮ってもらいました!ヴィクトリア朝の雰囲気バッチリです!
 ヴィクトリア朝とホームズの世界を十二分に堪能して、お土産を色々買い漁ります。
 が、このホームズ博物館の向かいの通りにもホームズグッズのお土産屋さんがあり、そこの方が安かった…でも、そんな高い買い物しなかったからいいや。

 その後はロンドンの名所を押さえておこうと思い、まずはウェストミンスター寺院へ!!
 デカイ!広い!キレイ!!
 大きくて綺麗なステンドグラス、高い天井、細かな装飾や彫刻が施された柱や棺や床。
 当時の洋服や王侯貴族が身につけた杖や装飾品なども展示されており、目の保養になりました。
 この寺院を夕方5時ごろまでぶらぶらしてたんです。そしたらにわかに人が列を作っています。何かと思って並んでみたら、どうやら夕方に行われているらしいお祈りに参加できるみたい、との事。そういや変声期前の男の子ばかり集めた聖歌隊の歌声が聞こえていたので、あれをもっと近くで聞く事ができるのなら!

 世界遺産クラスの寺院で、厳粛な雰囲気の中、ボーイソプラノに酔いしれる…良いカンジです。雰囲気あります!
 いやー、綺麗な歌声でした。
 いずれ失われてしまう声だからこそ、ささげる価値があるんでしょうねぇ…ウットリ。

 夕方になるのにロンドンは真昼並みに明るいです。
 が、5時~6時ともなれば観光地は大抵閉まってしまいます。なので、外観だけを楽しみにトラファルガー広場を見て、ホームズパブの場所を確認し(この時は、1人でパブで食事する勇気がなかった…地元人ばっかなんだもの…)、ロンドン塔を横目にタワーブリッジへ向かいます。橋の上でロンドンの町並みを観賞し、少し歩けばあるというロンドン橋に向かいます。
 ロンドン橋というと、こんな都市伝説がありますよね。

 ロンドンブリッジ・イズ・フォーリンダウン・フォーリンダウン♪
 ロンドンブリッジ・イズ・フォーリンダウン♪
 マイ・フェア・レディ

 という歌。
 これは、ロンドン橋を建設していた当時、工事が川の氾濫などでなかなかはかどらず、悩んでいました。  そこで、夫を案じた妻が川に身を投げた(もしくは人柱に捧げた)ら、自然災害がはたと止み、橋は完成した。
 この歌の最後の『マイフェアレディ』はその建築家の奥さんの事である…

 と、確かこんな感じ。ロンドン塔も幽霊が出るって言いますしね。ホントはロンドン・ダンジョンというホラーアトラクションにも行きたかったのですが、1人だったので止めました。そういうの信じる性質なので。

 とまあ、夜はロンドンの景観や人々の様子を眺めて、ホテルへ帰って就寝。…例によって真夜中まで暑くて騒々しかったですが。…このホテルはもう行かないぞ。


             
        

  
  

     


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 写真説明:上から
1列目・左:ベーカーストリートの看板 右:ベーカーストリート駅前にあるホームズの彫像
2列目・左:ホームズ博物館内に飾ってあったホームズとワトスンの人形。ワトスンはこの位若くあってほしい。
    ・右:例の『VR』の弾丸痕。
3列目・左:タワーブリッジの上から撮ったテムズ川とロンドンの街。フィルターかけました。
    ・右:ビッグ・ベンのある国会議事堂
4列目・左:タワーブリッジ 右:トラファルガー広場とナショナル・ギャラリー
5列目・左:ウェストミンスター大聖堂の彫刻 右:ウェストミンスターの中庭

◆7月4日
◎行った場所
大英博物館(入場無料♪)
ナショナル・ギャラリー(入場無料♪)
パブ・シャーロック・ホームズ(2Fレストラン)

 大英博物館は、ガッツリ見てやる!!と出発前から心に決めていました!!
 10時ごろに乗り込みます。
 ありますあります。見事なモノがそこかしこに。そして広すぎます…迷う…部屋によってはやたら暑い…
 結果的には、日本と韓国の展示コーナー以外全部回りました。もちろん、説明書きはほとんどスルー。興味のある展示物なら読みましたけどね。
 ガイドブックに載っていた見逃せないコレクションは押さえたので、一部紹介します。

:ロゼッタストーン:死者の書:イースター島の巨石像:パルテノン神殿彫刻:女神パステトの化身:ポートランドの壺:ルイス島のチェス駒:女神官ヘヌトメヒトの金箔の棺:テズカトリポカの仮面:水晶ドクロ:グレート・コートの閲覧室…

 貴重な遺産もこれだけ世界各国から色々集まるとありがたみが薄れるよ…と思ってしまいました。

 最後の閲覧室、というのは、大英博物館の中央にあるホールにある円形の図書室の様な所です。壁が一面書架になっていて迫力があります。マルクスがここで『資本論』を書き上げたとか。
 特にエジプト関係の石像だとか石筆って、素手で触れる距離にあるんですよね。
 本当に大事で価値があるものなら、易々と触れられる所に飾るでしょうか?特に石で出来ているものなら、温度も関係してくるので、空調が管理されて無い部屋に飾るかなあ、と疑問に思ってしまいましたね。

 と、いうのも、ホールの右側にも色々展示してるスペースがあるのですが、こちらは空調がしっかり管理されてます。涼しいです。ケース脇には温度計もあります。
 こちらはほとんどの展示物がケースの中に収納されているのです。本もありますから、空調整備は必須なのかとも思いますが、案外こっちはホンモノで、向こうでケースの外に飾られてるものはダミーだったりするのかな、なんて思ってしまったり。絵を扱っているナショナルギャラリーは全室空調整備されてましたし、各部屋に監視員が付いてましたしね!

 まあ、そんな事は置いといて、何やかんやで既に3時。このままではナショナルギャラリーが回れないので日本と韓国のスペースをスルーして大英博物館を後にしました。
 お土産に、ネコ(の神様)の形のネックレスとスカラベのリングをゲット。

 地下鉄で移動してナショナルギャラリーへ。
 日本語の案内書があるので、どこにどんな有名人の絵画があるのかが人目でわかって助かりましたw
 有名絵画一例:
:ダ・ヴィンチ(岩窟の聖母):ラファエロ:ゴッホ(ひまわり):ボッティチェリ:ヴァン・ダイク:ミケランジェロ(キリストの埋葬):ルーベンス(サムソンとデリラ):ブロンズィーノ(愛の寓意):カラヴァッチオ:レンブラント

 今まで資料でしか見たことの無い絵画を目の当たりに出来て嬉しかったです!!しかもどれも結構デカイ!!
 私は美術は専門ではありませんが、いくつか授業を取ったことがあったので、その時目にした絵画を見れて嬉しかったですねー。
 気に入った絵画のポストカードをお土産に買いましたw
 近いうちに、ここでレンブラントの特集をやるみたいですよ。

 その後、夕飯を取る為に、パブ・シャーロックホームズに再びトライ!!
 2階にあるレストランに行きました。
 そこにも221号室を再現したスペースがありまして、こっちの方が昨日見た博物館よりもホンモノっぽいなあ、と思ってみたり。

 『ワトスン博士のお気に入り』というソーセージとマッシュポテトの料理と、ヨークシャープディングとあまり強くないビールをオーダー。
 小説でよく『プディング』というのは目にしてたのですが、実際どんなシロモノかわからなかったんですよ。プリン?とか思ってたのですが、どうやらデザートではなくれっきとした料理らしくて。
 実際は、日本の食べ物で言ったら油揚げ、というかがんもどきというかああいう柔らかい食感のモノでしたね。あれにしょっぱい感じのソースがかかってました。結構好きです。
 ソーセージやポテトをほお張りながら、白いご飯がほしくなってしまいましたね。良いおかずには白いご飯ですよ!!

 他にもホームズのお気に入り、とかハドスン夫人のパイ、とかレストレード警部の何ちゃらとかあったので、またの機会にとっておきますw

 この日はたくさん歩いて、たくさん見て、疲れましたー


  

               
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 写真説明:
1列目・左:アポロンの彫像
     中:モアイの横顔
     右:大英博物館で見つけた角笛w 吹いたら仲間がかけつけるんでしょう・・・
2列目・左:パブ・シャーロック・ホームズの外観(1Fはパブ、2Fはレストラン)
     右:2Fレストランで注文した『ワトスン博士のお気に入り』と『ヨークシャープディング』
 
◆7月5日
行った場所
:エディンバラ城(10£)
:聖ジャイルズ大聖堂(無料)
:カールトン・ヒル

 さて、今日はエディンバラへ移動です。
 朝6時に起きて早めの出発!
 実はパスの使い方と電車の乗り方知らないので、駅員さんにお世話になりましたw親切に教えて下さいました♪

 で、早速乗り込みます。
 うーん、気分は『世界の車窓から』。

 のどかな風景が広がります。牛とか羊とかが放し飼いされてます。
 新緑がまぶしいです。広い草原が続いています。そして空が青くて天気が良かったんですww

 こんなのどかな風景を見て、

『…こういう所でも人知れず犯罪が行われている…』

 みたいな事(うろ覚え)を言うホームズは情緒の無い人ね。
 何て思いながら(むしろそれがホームズだしな、と思いなおしたり)景色を見つつ、日記を書きつつ約4時間半乗ってました。

 エディンバラ到着。

 何、この中世。
 中世バンザイ!!メディバルひゃっほう!!

 中世の城下町がそこにありました!!まるでタイプスリップしたみたいです!!石畳の通りを登ったり下ったり(…お年寄りには優しくないな…この道)して二晩泊まるユースホステルに到着!チェックインを済ませて、早速観光に向かいます!
 目指すはエディンバラ城!!
 に、行く前にその道筋にある聖ジャイルズ大聖堂に寄り道。
 デッカイパイプオルガン発見!!しかも、この教会では定期的にオルガンコンサートを行っており、丁度今夜もオルガンコンサートがあるというのでチケットを買ってしまいました(7£)。

   そして到着!エディンバラ城。
 どこかの修学旅行でしょうか、学生が一杯。
 チケットを買って中に入ります。
 坂道を登り、階段を上り、城下を見下ろせる場所へ辿り付きます。
 おお!!景色がキレイだ!!
 街が一望できます。
 近くに大砲とかもあります。

 しばらく景色を堪能した後、城の中へGO!!
 お城の中には、部屋やピカピカしてる杖とか高価そうな宝石が付いた装飾品とか、スコットランドの歴史とか、色んなものが展示されてました。

 いくつか中を見て外へ出ると、何やら中央広場に人が集まっています。良く見える位置に移動してると、どうやら衛兵交代が始まるみたいです。
 衛兵ってもちろん、キルト装備の兵士さんですよ。いっつも顔をキっと引き締めて、笑ったりしません。
 規則正しく行進をして、交代。

   ここでちょっとアレなコトが。ドコから来たか知りませんが、例の学生達が声を出して笑ったんですよ。
 行進がおかしいのか、スカート姿がおかしいのか、
『ソコ、笑う所じゃねーだろ!バカが!』
 と不快な気分になってしまいましたねー。れっきとした民族衣装なのに。笑うような儀式じゃないのに。マッタク。

 そうこうしてる内に雨が降り、閉城?の時間が迫ってきたので城を後にします。
 その後みやげ物屋をひやかしていたら、模造の剣を売ってる店がありましたよ。大阪にいた頃連れてってもらったお店にソックリです。洋風の剣(ロング・ショート)はもちろん、日本刀や忍者刀みたいなモノまで。お値段も両刃の西洋風の剣が12£(約¥2600)位から買えます。少し眺めたり持ってみたりした後、ナショナルギャラリーへ行ってみましたが、そこも閉館…
 ですが、そこで一般人らしいスコティッシュのおじいさん2人がキルトを着て、パイプと太鼓で演奏をしてるじゃないですか!!しばらくそこで音楽を聞いてました。
 ちなみに、その演奏を熱心に聴いてたこれまたキルト姿の男子学生が2人。…カッコ良かったっす。

   その後、景色が良いというカールトン・ヒルへ向かいます。
 途中、ふらりと寄ってしまったHMVで衝動買いを。(詳細は別の時に)

 で、カールトン・ヒル。
 この頃すでに夜7時頃でしたが、全然明るいです。
 カールトン・ヒルからは、先ほどまでいたエディンバラ城も見えますし、中世な町並みが良く見えて、すっごいすっごい雰囲気の良いトコロでした!!!!眺めが最高!!
 オールドタウン(中世っぽい所)も見えますし、ニュータウン(新しい方の町並み)の方では海も見えます。また別の方では、郊外にある小高い丘が見えました。

 いやー、このステキな雰囲気や様子を言葉で説明するのは難しい。写真もありますが、実際目の当たりにした時の感動よりは劣ってしまいます。
 8時には例のオルガンコンサートがあるので、名残惜しいですがカールトン・ヒルを去ります。
 で、教会へ。コンサートが始まります。
 腹に響く重低音、かと思えば羽のように軽く美しく響く高いメロディー。この異なる種類の音がひとつの楽器から出てるなんて不思議だなあ、と感動しながら聴いてました。
 教会でパイプオルガンを聴く。これまた『ココならでは!』の体験ができて嬉しかったですw

 さて、コンサートも終わって帰ろう、と思ったら、ホテルの向こうが騒がしい。何かと思ったら、W杯のフランスVSポルトガル戦を屋外で大きなスクリーンで放送してました。
 フェンスによじ登って少し観戦した後、帰ります。そのまま就寝。
 ぐう。
◆7月6日
行った場所
:モダン・アート美術館
:グラスゴー市庁舎
:グラスゴー大聖堂
:パブ・コナン・ドイル
:カールトン・ヒル

 エディンバラ2日目。今日は、ブリットレイルパスという国鉄乗り放題の券を活用するために隣のグラスゴーへ。
 英国の日がこんなに長いと知ってたら、ネッシーの住処、ネス湖のあるインヴァネスに行けば良かった、とも思ってみたり。

 グラスゴー到着。とりあえず近場のモダン・アート美術館へ。
・・・
・・・
 も、もだんすぎる。むずかしい。
 この美術館の地下に図書館があったのでふらりと寄ってみました。図書館なのにカフェが併設してあった、皆さん、コーヒーすすりながら本読んでましたよ。ビックリ。
 エンパイアという映画雑誌をぺらぺら読んでみます。

◎エンパイアを読んで発見した事。
:ピーター・カッシング版ホームズのDVDBOX発売! ほしい!!
 共演はリチャード・ロクスバーグ、ルパート・エヴァレット。
 ホームズ役者は多々あれど、見た目はこの人が一番好きなんですよね~w
:1日、2日にロンドンでコミコンが行われていた!!
 ふ、フラナリも居たのか…!!
:呪怨2、オペレッタ狸御殿が英国でも公開。評価は共に☆2つ。
:ユアンとファレルが共演するという記事が。
 Irish bad boy コリン・ファレルが、
 Scotish acter ユアン・マクレガーと…
 (笑)バッドボーイってww

 その後グラスゴー市庁舎へ。ガイドブックによると見学できると言うのでずかずか入って上へ上へと昇っていきます。まるでお城の様な作りで、すっごくキレイでした。こんな所が役所なんてオシャレだなあ。
 途中、職員らしきオジサンと遭遇。
・・・これが北部訛りの英語か。何言ってるかわからないけれど、どうやら見学の時間が決まってたらしい。
 ハハ。ま、いっか。

 お昼を食べた後、グラスゴー大聖堂へ。
 ここも厳粛で雰囲気のあるロマネスク調の教会でした。そして涼しい。 
 そして、エディンバラに戻ります。というのも、まだココへ来てお土産買って無いんですよ。
 が、ここで頭痛発生。グラスゴーが暑くて汗かいたのと、帰りの電車がやたら寒くて。結局ホテルで5時半頃まで寝てました。起きたら頭痛は治ってます!!
 よし!買うぞ!!

 買いましたwバーゲン品のキルトスカート。本当は赤か緑の柄が良かったけれど、サイズの問題でバーバリーみたいな柄を。それと父と弟用にメイド・イン・スコットランドのタータン柄のマフラーを。そして面白い柄のコースター。

 ショッピングを楽しんだ後は、エディンバラ来訪の最大の用事を済ませに!!
 今回エディンバラへ行こうと思ったのは、そこがドイルの故郷だからです!!
 ドイルの生まれた家の近くにあるという『パブ・コナン・ドイル』へGO!そしてスコットランド名物であるハギスをオーダー!!ハギスとは、羊の肉・内臓・血をオート麦やたまねぎなどの野菜、香辛料と共に調理し、羊の胃袋に詰めて更に加熱したソーセージ状のもの。の、ソーセージから出したものと、大量のマッシュポテトとターニップという野菜が一緒に出てきました。
 これがまた美味wwガイドブックにはクセがあるとか書いてたけれど、私の口には合いました。でも、後に少し調べたら外国人はどうやら苦手みたいなんですね。日本で言う『納豆』みたいな存在なのかしら…美味しかったんだけどなあ。
 夕食後はドイルが住んでいた辺りに立っているホームズ像まで行って記念写真。を撮ってもらう。
 その後再びカールトン・ヒルで景色の見納めに。散歩に来ていた2人のおじいちゃんに写真を撮ってもらって&一緒に写ってもらいました。陽気なおじさま達でしたw
◆7月7日:ウィンダミア編

 この日も早起きしてウィンダミア行きの電車へ乗り込みます。途中、日本人のおばさん二人連れと会い、ウィンダミアまで一緒に行く事に。
 この日の宿は取っておらず、ぶっつけでB&Bを探す事に。
 観光案内所から地図をもらって、さあ、どうしようかと通りで地図を広げ所在無さげに立っていたら、日本人の女性の方が声をかけてくれたのです!!
 聞くと、その方は現地で観光の仕事をしている宮城人!!たまたまその日はお休みでおでかけの途中、この哀れな、学生に見えなくとも無い日本人が立ち尽くしてるのを見て声をかけてくれたのです!!地獄に仏とは正にこの事!!
 その人の紹介で、お手ごろなB&B(http://lingmoor-guesthouse.co.uk/)に泊まる事になりました!!明るい陽気なご主人で安心です。朝食つきで1人25£!!今回の旅行中、一番安いけれど、一番ステキなお部屋でした!!安ホテルよりB&Bですな。

   荷物を置いて、早速ウィンダミア湖へGO!あいにくの曇り空なのが残念でしたが。曇りなので、日焼け止めはいいや、と外出したのが、その後の悲劇に繋がるとは思ってもみませんでした…
 20分ほど歩いてウィンダミア湖に到着!!
 早速湖を周遊するクルーズへ乗り込みます。

 …さぶい。

 風をきって走る船の外は寒い!!でも、良い景色を見るためなら、多少の寒さは!!木々が多くてキレイです。その帰りの便(往復便なので)に、どこかの旅行らしい小学生の男の子たちが大量に乗り込みました。  私がすわっていた外の方へどやどややってきて、ワイワイ騒ぎます。湖上でボートが通れば声をかけて手を降ったり。
 そしたら、1人のソバカスだらけのブロンドの子が
少年:『ここに座っていい?』
 と話しかけてきました。
少年:『この景色、見た?』
 私 :『もちろん。すっごくキレイだよねえ。…これは class trip?』
少年:『この週末に、グループ・トリップで来てるんだ。』

 そう話して男の子は再び仲間の中へ戻っていきました。
 外国の男の子は可愛いなあwこの位元気でなきゃなあ。

 さて、クルーズが終わったので、しばらくその辺をぶらつきます。遊歩道があったのでそちらへ歩いてみたり。
 正直、クルーズ以外の見所が無いので、日陰のある所でしばらくボーっと湖を眺めてました。白鳥とか鴨とか眺めながら。 本当にただ景色をみてボケっとしてました。そういうのもたまにはいいかなあ、と思って。

 夕方頃になって、小腹が減ったので、ガイドブックに載っていたカフェでお茶をする事に。
 紅茶とレモンメレンゲパイをオーダー。美味w
 再び戻って湖でも眺めようかと思ったら、湖の前にある広場が何やら騒がしい。
 どうやら、ロンドンのロイヤル・オペラハウスで今夜行われる『トゥーランドット』が、英国30箇所で屋外のビッグ・スクリーンで生中継されるらしいのです。
 せっかくなので見てみる事に。

 日が長いはずなのに、曇りのせいで当たりは薄暗くなり、遮るもの無いので風が吹き付けます。
 オペラが始まりました。

・・・『トゥーランドット』って、中国のお話だったんだ…

   それまでスカーフを地面に敷いてたのですが、ちょっと寒くなったので紙のパンフレットを敷いてスカーフを首に巻きます。すると後ろから肩を叩かれました。
 見ると後ろに老夫婦がいて、折りたたみ式の椅子に座っています。どうやらその椅子を入れていたビニールの入れ物を差し出して、『これを敷きなさい。』と言ってくれました。お礼を言ってそれを敷きます。

 そうしてオペラは10時頃になってようやく第2幕が終わり。そのおじいさんに聞くと、もう一幕あるとか。いいかげん寒いし、ホテルまで少し歩くので、残念ですが途中で帰る事にしました。最後にその2人にお礼を言おうと試みます。

 私 :『これ、ありがとうございました。助かりました。暗いのでそろそろ帰ります。』
老婆:『そうなの?あなた寒そうだったものね。』
 私 :『これでも北の方の生まれなんですよ。』
 ここでおじいさんが会話に。
老人:『北?それはホッカイドウ?』
 私 :『え?北海道を知ってるんですか?』
老人:『私はね、第二次世界大戦で日本や韓国に行ってたんだよ。』
 私 :『えー!』

 と。ですから、本州とか北海道の事を知ってたんですね。あと日本語のあいさつも一通り知ってました。それと、私の英語が上手だと誉めて頂きました♪
 人の親切に触れた一日でもありましたw

   その日はホテルに戻って、部屋に備え付けの紅茶とココアとクッキーを頂き、TVを見て(トーク番組でドムがいたよ)寝ましたw
 そうそう、夜になって、気がつきました。胸元が激しく日焼けしてるんです。曇りな事は曇りですが、時折晴れ間が見えまして。その時に当たったんでしょうね。
 もう、真っ赤。これは日焼けと言うより軽いヤケド。痛い。
 自分で自分が可哀相に思えた位です。その後数日はヒリヒリ痛みました…英国の日差しは強いよ。

 翌日は、念願のイングリッシュ・ブレックファーストが食べられました!!今まではコンチネンタル・ブレックファースト(パックの中にシリアルやパン、ジュース、ヨーグルトなどが入ってるモノ)ばっかりだったので。
 メニューは以下の通り
:3種のシリアルから好きなものを好きなだけ
:ミルク、オレンジジュース
:トースト×6(そんなに無理)
:目玉焼き、ソーセージ2本、ベーコン、ベイクドビーンズ
:コーヒー、もしくは紅茶1ポット

 腹いっぱいwwこれが英国の朝ごはんか!!朝はあんまり食べれないからちょっと悔しい。
 そうしてウィンダミアを後にしたのでした。
◆7月8日
行った場所
:オックスフォード

 この日はウィンダミアからロンドンへ帰還。その後ロンドンから日帰り可能なオックスフォードへ。

 ところが、オックスフォードへ着いたのが既に午後4時半。
 5時になると大半の観光場所やお店が閉まってしまうのです…こんなに遅くなるとは思わなかった。

 とりあえず、早足で『不思議の国のアリス』の店へ!
 …特にめぼしいお土産が見つからず、早々に退散。
 その後、オックスフォードグッズを売ってる店へ。というのも、今回親父のリクエスト土産がオックスフォードかケンブリッジのネクタイが欲しい、との事。
 早速行ってネクタイゲット!!ついでに自分と弟の為にTシャツをゲット!これでハーバードとオックスフォードが揃いました!今度はケンブリッジに行ってやる!!

 お土産をゲットした後は、街をぶらぶらします。気分は大学生wしかし古い趣のある学校ばかり!学生寮らしき所も通過しましたが、自分のいた寮と違い、何て恵まれてるんだとうらやましかったです…
 ハリポタのロケ地にもなったクライスト・チャーチ・カレッジをチラっと見たりもしました。

 その後、指輪物語のトールキンも通ったというイーグル・アンド・チャイルドというパブで食事。レモネードとビールを割った、シャンディという飲み物と、念願のフィッシュアンドチップスをオーダー!!

 ・・・デカイ。

 味は…フツー。ビネガーかけるべきだったのかしら?
 でもフツーに美味しかったですよw…やっぱご飯がほしい。

 食事後はロンドンに帰り、就寝。

◆7月9日:最終日
行った場所
:セント・ポール大聖堂
:聖バーソロミュー病院
:ハイド・パーク

 この日、実は目的がありました。
 それは、聖バーソロミュー病院。ここは、ホームズ物語の中で、ホームズとワトスンが初めて会った場所になっており、その記念のプレートが実はあるのだ、という事でした。医療博物館があるらしいので、そこに行って聞けばいいと思っていたのです。・・・・・所が。

 博物館は月-金のみ。今日は日曜日…

 それでも!!諦めきれず、あちらこちらの人に尋ねまくりましたが、誰も知らない、と。パツキンメガネなイケメンプリーストには、
『あれはフィクションのお話でしょう?』
 とまで言われる始末・・・でもあるんだよ!!!ホントだよ!!
 案外病院の人らは知らないんですね…でもいいです。次に来る目的ができました!!

 さて、次はどうしようかと地図を見たら、近くにダイアナ妃が結婚式を挙げたというセントポール大聖堂があるらしいので行ってみました。
 日曜なのでタダで入れた上、ミサの様子を遠巻きに見ることができました。ここでも聖歌隊の歌声やパイプオルガンを聴くことが出来ましたw

 お昼も過ぎ、さあ、どうしようかと思い、ハイドパークに行ってみる事に。
 だだっ広い公園なので、とりあえずグルっとしてみるかと思い、歩き始めます。
 すると、1人の外国人のオジサンから時間を聞かれました。
 もちろん、答えました。そしたら、歩く方向も同じだったのか、そのオジサン、色々話しかけてくれまして。
 よくよく話したら、その人はパトリックさんというフランス人の方でした!!訛りの無い聞きやすい英語だったので、てっきりイギリス人かと思ってたんですよ。お仕事で英国に来ていたとの事。英国はもちろん、アメリカにも仕事で行く事があるらしい。今日は仕事がお休みで、夕方からイギリスの友人の家でW杯を観戦する予定だったのです。。
 私は公園を散歩して、近くの駅まで行く、と言ったらそこまでエスコートしてくれる事に。
 色々お話しましたねー。今年の10月にプライベートで日本に旅行するとか。後、一度スコティッシュのお友達にハギスを作ってもらったら口に合わなかった、あれはナイトメアだったよ・・・みたいな事も言ってましたね。
 お別れ際には、あの西洋式の挨拶、両のほっぺにキス、をしまして、少し恥ずかしかったです。

 パトリックさんとお別れして、近所の土産屋を徘徊し、その足でホテルに戻ります。
 夜9時からの便でしたが、3時間前位には飛行場に行った方がいい、と言われてましたので、早めに行く事に。

 約18キロのスーツケースを引きずり、空港へ到着。所が行くべきターミナルを間違い、余計に焦り、歩くハメにも陥ったりしたんですよ・・・ちゃんと空港駅にどこの航空会社がどのターミナルにあるか書いてあったのに…見逃した!!
 ともあれ、搭乗手続きを済ませ、空港内をうろつきます。
 空港内には何でもありますね!!生活用品、CD・DVD屋、お土産屋、化粧品、香水、レストラン、ファーストフード、カフェ。しかも、ほとんどが免税です。英国の消費税は17.5%!!お土産などはヘタに街で買うより、空港の免税店で買った方がいいですよ。普通にディスカウントとかバーゲンもやってますし。
 ここで、ハロッズの空港出張店で、紅茶とハロッズオリジナルバッグを買いましたwブラックキャブの車体にさりげなく『ハロッズ』と書いてあるオシャレで可愛い手提げバッグですwちなみに、ここではおしゃれバッグが半額セールやってました。

 そしていよいよ登場・出国です。
 韓国経由で日本に帰るまで、13時間ほどかかったのですが、その間機内食を3回食べました…メシ攻めか。
 韓国-日本に行く際、丁度夕方で、空がすっごく幻想的でキレイでしたよ。空に海があるみたいで。


 とまあ、英国旅行はだいたいこんな感じです。
 まだまだ達成できなかった目標があるので、また行きますよw
 今度はネス湖とかヨークとか北部・中部辺りに行きたいですw泊まるコツとか買い物のコツも何となくわかったのでバッチコイ!!
◆英国四方山話◆

◆旅行中、一番高いお土産
 …日記にも書きましたが、エディンバラでふとHMVに立ち寄ったのでゴザイマス。
 そこで見つけてしまった、ベイジル・ラズボーンのホームズ映画DVD集。
 しかもディスカウント!!
 さんざん悩んで買ってしまいました・・・49.99£⇒29.99£ナリ。
 ヤッチャッター!!

 言い訳をしますとね、映画が始まってから今日まで、ホームズ物語というのは、今まで一番映画化されてきた題材なんですよ。それこそ、サイレント時代からあった位ですから。かのチャップリンも、舞台だったかな?ホームズのメッセージ・ボーイ(ベルボーイだったかな?)を演じた事があるという。
 ですので、昔の作品はDVDで入手しにくい!!しかも日本版もなかなか出してくれないのです…
 だから、だからこの機会を逃すのがもったいなくて、つい、買ってしまいました。
 翌日、シドニー・パジット版ホームズのDVD集も出ると知って驚愕したんですけどね。
 あ、#隊長のDVDBOXもディスカウントされてましたよw

◆ウィンダミアで見つけたオモシロ土産
 ウィンダミアの雑貨屋兼お土産屋で発見しました。
 Power Worriors Weapon Set という、おもちゃの武器と弓のセットなのですが、その鞘。
 武器を収める鞘にこんな日本語が書かれてました。
 「忍道より」凌ぐは忍
 ・・・ 
 ・・・本当に上記の通り、鞘に書かれてたんですよ。えーと、どっちも忍なのですが…
 意味通じませんよね。しかもウォリアーの武器セットなのに、なぜ忍者?
 ナゾの土産です。

◆大英博物館で見つけた日本製土産
 風水関係のネコの置物です。『風水にゃんこ』というらしい。
 なぜコレがよりにもよって大英帝国のお土産コーナーに!?
 確か6£位してました。日本円だったら4-600円位ですよ、アレ。

◆アリス・ショップで見つけたアニメくさいアリス土産
 アリスショップで布製バッグを見てた時の事。
 やたら日本のアニメ・マンガくさいタッチのバッグが置いてあるんですよ。
 よくよく見たら、日本人イラストレーターの手によるものでした。ヒョウドウなんとか・・・(画像探せず)
 少女マンガチックで、顔の3分の1位のキラキラした目のアリス。やたら人間くさいおめめパッチリの帽子屋。ぶっちゃけ、あんなバッグ持ってたら、オタクと思われそうなテイストのものです。
 しかも、隣にいたブロンドの女性が、

女:『あら、コレ、変ってるわ。ステキ。』
私:”え! アンタ、本気!?どうみてもオタっぽい絵じゃん…”

 と、レジへ持って行ってました。
 アリスは、オリジナルのシックでレトロでオシャレな絵柄が好きだったもので、あのタッチは馴染めなかったな・・・

 結局ここでは何も買わなかったんですよ。時間も押してたので。なので、入り口にあったお店紹介のしおりをもらったんです。イラストついてたし。そしたら!!ロンドンに姉妹店があって、泊まってたホテルから歩いて行ける距離にあった…チッキショォー!!

◆エディンバラで見つけたチョットはれんちなお土産 (近日中に写真アップします)
 エディンバラでは何軒か店を回ったのですが、これはそのお店にしか置いてなかった気がします。
 ・・・もう、こんなの売るなんて、ナイス!スコティッシュ!!
 そんなあんたらが大好きだ。
 …例え真昼間からスコティッシュパブで酒かっくらってても!!

◆イケメン王国ひゃっほう!!
 いやー。文字通りですよ。博物館とか美術館とか賑やかな通りとか、少し歩くと、あっちにイケメン、こっちにイケメン、そっちにもイケメン。ブロンド・レッド・ブルネット、短髪・中間・ちょいロンゲ、メガネ・リーマン・スポーツマン風・大学生風・クール・クレバー。・・・もうさすがイギリス!
 がっど・せぃぶ・ざ・くいーん!!(声高らかに)

 何、このイケメン率!!

 すっごい目の保養になりましたね。
 いつもは自他共に認めるオジコンな私ですが、この時ばかりは英国のイケメンお兄さん達に目を奪われてました・・・その後日本に帰ってきた時のギャップと言ったら・・・…
 その代わり、豆並の可愛いオジサマはそんなに見なかった様な気がします。イケメンに目がくらんで、オッサンレーダーが狂ってしまったか?愛らしいお爺さま達にはたくさん遭遇しましたが。
 でも、一度だけ、顔のパーツがどことなくショーンと似た感じのお父さんを地下鉄で発見しまして、密かに目で追ってましたね。
 後、大英博物館で、たまたま順路が同じになった(かれこれ10分位)、リーマンのイケメンさん。
 大英博物館からナショナルギャラリーに移動する際の地下鉄でも発見しました!!行き先は別でしたが。すっごい偶然。つか、仕事の途中で結構長く居たよな?サボリか!!

◆ロンドンで発見!!
 ホームズパブを探していた時の事。エンバンクメントという駅の前にある、小さな通りを歩いていた時の事です。ふと前を見ると、向こうから手を繋いで歩く2人。恋人繋ぎです。
 男同士でした。しかも双方とも大学生位の大人で、顔もそこそこ。

 ホンモノだ!!
 始めてみたよ!!
 その時は少し歩きつかれていたのですが、ちょっと元気になりました。