逆検2をプレイする前から、逆裁の世界では、40年無敗を誇った検事が逮捕され、間もなくして地方警察局長
がやっぱり殺人犯として逮捕され、警察・検察共にエライ人の犯罪が発覚して大変だなー、と思っていました。 そこへ輪をかけて検事2で登場したのが万才。肩書きは元・検事局長にして、現・検事審査会会長。 そしてこの方もやっぱりワルイ人だった、と。 狩魔・巌徒のスキャンダルが起こって役2年後、再び検事サイドの権力者の逮捕。罪暦が殺人・誘拐・死体遺棄、 一国の大統領暗殺計画他諸々。 ふと人物ファイルを見てみたら、この三悪党は年齢ほぼ同じ(万才は1歳年上ですが、矢張みたいなゆらぎだと 思ってます)という事がわかり、尚且つ登場人物のセリフから多少なりとも交流・面識があった節があります。 元警察の人間だった巌徒なら、事件を通じて検事だった豪・万才と知り合った可能性があります。 豪と万才は同期で検事でヤリ手ならやはりお互いの事を知っているはずです。冥が『おじサマ』と呼んでいたり 万才の膝に乗った事があるという辺り、子供ができてからの交流があった事も伺えます。 入局・入庁当初から黒かったとは思えません。 検事は犯人を有罪にするのが仕事。刑事は疑う事が仕事。 弁護士が主人公の逆裁シリーズにおいては、検事側が多少悪どく描かれるのは仕方ないとしても、 検察・警察サイドから見たら、黒を白に変えようとする弁護士がいて疎ましく思うことも多々あるでしょう。 つまりここで言いたいのは、若い頃ならまだまっとうな、ある種正義感に近いモノを持って仕事をしていたのでは…!? と、考えています。というか、考え始めたら色々萌えが積もりたまって仕方なくなってしまいました。 ゲーム中、彼らの任期とか経歴等が語られる事は少なく、想像や憶測が混じるのはご容赦下さい。 以下、若い3爺について個人的考察です |
◆狩魔豪 :家が代々検事の家系なのか単に厳粛なのかわかりませんが、【完璧】に異常にこだわっている。 もちろん豪も若い頃から【完璧主義】。カンペキにこだわるあまり、不正な証拠操作や証言強要なんか やっちゃったのかな、と。 自分にも他人にも厳しい、やや言動が固くて古め(一人称:ワガハイ、とか)。もちろん、人付き合いは苦手 というかあまり人がよりつかない孤高の存在。でも、実力・能力のある人間は付き合う価値がある、と思って それなりの交流を持ってみたり。 逆検2-4話で49歳。この時既に『25年間無敗』という事から院卒後に検事になったと推測される。もしかしたら 大学をちょっと飛び級で卒業⇒海外のロースクールに留学⇒帰国みたいなパターンかも。 ピアスは留学中に何かがあって空けるハメになったとか。 :万才に対して: 同期でライバルに値すると思って一目置いていた。実際会うと意外にゆるキャラでたまにそのマイペースさにイラっとする。 だが、議論やディベートをすると、やり甲斐があって自分と対等に付き合える数少ない人間、と思っている。 やがて権力にひかれ、出世の道を進む万才を、ちょっとだけ残念に思う。 :巌徒に対して: 偶然一緒に事件を担当するが、その馴れ馴れしさに最初は辟易するものの、物怖じしない態度と優秀な捜査能力は 確かなので、これまた自分と付き合うに値する人間だと思い交流が始まる。 結構プライベートに踏み込んでくる巌徒に戸惑いつつも、何となくそれも悪くないかもと思ってみたり。 …豪は意外に押しに弱そうだと思ってます。 万才と異なり、長く現場で仕事をし続ける内は感心するも、やがて権力へ手を伸ばすと『コイツもか』とちょっとガッカリ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆巌徒海慈 :国家公務員でエリートコースを歩むはずが、現場で仕事をする事を選んだ割と熱血系。 持ち前の人の良さや性格から周囲からは好かれるタイプ。人望と人徳を兼ね備えた優秀な捜査官だが、 お堅い上のエライ人達からは疎まれる事も多々あり。 長い現場生活で、やはり個人の力の限界を薄々感じ、徐々に権力に惹かれるようになる。個人的には 悪徳弁護士や権力者の卑劣な手、もしくは圧力で犯罪者を逃す事になってそういうのが黒化するキッカケになれば面白い。 部下に若い頃の馬堂がいる。というのが当サイトでの設定です。 :豪に対して: 最初は何だコイツ!?と、思いつつ、その実力は確かである事を認め、徐々に、そのある種珍しい人間性に惹かれる。 というか、イジると楽しい事に気が付き、何かにつけてチョッカイを出しては給与査定がマイナスに。 自分たちの仕事の成果をちゃんと活かしてくれるので頼もしくも思っている。 やや黒くなってからは、現場一筋の姿を見て、『相変わらずだなぁ』と思いつつ、ちょっかいを出し続ける。 :万才に対して: 豪よりも早く事件を通して出会っている。優秀ながらどこかおっとりして柔軟な考えの万才と意気投合し友達に。 趣味が何となく似通っている気がするのでプライベートもそこそこ仲が良い。 割と何でも話せる相手で、よく愚痴や仕事の話を聞いてもらったりしている。 互いに権力を追う様になってからは、密かに共謀していたら面白いかなぁ、と。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆一柳万才 :…他の二人と違って一番経歴に関する材料が少ないのが万才です。なので、個人的捏造イメージが一番強いキャラです。 それほど努力しなくても色々身に付く天然系の天才。性格はやや子供っぽく、おっとり気味だが その裏ではしっかりと計算をするチャッカリした部分もあったり。 物腰が優しいので割と広く好かれるが、同性からはやや疎まれそう。 正義感などではなく、純粋に仕事が楽しいと感じている。 検事として目覚しい活躍をするも、その過程でどこか狩魔には後1歩及ばないと感じ、自分は違う道を歩んでみようと決意。 :豪に対して: 仕事のデキる同期で興味はあるが、『ちょっと怖そう』という理由であまり交流がが無かったが、巌徒を通じて次第に仲良くなる。 自分とまったく違う性格の豪に、純粋に人間として興味を持ち、何かと構う様になる。 が、次第に自分が少しだけ実力的に豪に劣ると悟り、じゃあ、自分は豪と違う所を目指そうと権力の道へ。 互いに犯罪まがいの事に手を染めてからは持ちつ持たれつでそれなりに仲良くやっていく。 :巌徒に対して: 早い段階で事件で一緒になった時、意気投合で友達に。 捜査官としても優秀で、人間的にも面白い巌徒は結構気に入っている。 豪も併せて3人でツルむ様になると一緒に居て、仕事したり、遊んでいたりするのが純粋に楽しいと思っている。 妄想図:上から豪・万才・巌徒 |
互いをどう呼んでいるか。 ◆豪 ⇒万才:一柳 ⇒巌徒:巌徒(捜査官)、刑事 ◆巌徒 ⇒万才:万ちゃん ⇒豪:狩魔検事(初期)、豪ちゃん ⇒馬堂:徹っちゃん ◆万才 ⇒豪:狩魔くん(初期)、豪くん ⇒巌徒:海慈くん |
◇馬堂刑事に関して 前述しましたが、馬堂刑事は巌徒の部下だったらいいなー、と思っています。 馬堂さんは三爺よりも7,8歳年下で、巌徒を尊敬してるし、巌徒の方も、も優秀でいじり甲斐のある 可愛い部下だと思ってる。 ただ、巌徒が権力に走る様になってしまったのを非常に残念に思い、そうなってしまったのは 狩魔や一柳の影響もあるのだとちょっと恨む様になった。それでIS7号の時なんかは狩魔とイマイチソリが合ってない。 でも、年を重ねて自分もヤタガラスの仕事に手を貸すようになってからは、個人の力でもどうしようもない事があるのだと 何となく悟ってからは幾分柔らかくなり、逆検1での狩魔との会話からは、互いに認め合ってるような一面も伺える。 |
◇BL的カプ考察 難しいです。どれがどっちに転んでも絵になるなぁと思いつつも、どうも定まらない。 巌徒は攻め、狩魔は受け、万才はどっちも出来そう。 巌徒が豪にちょっかいを出して怒らせ、それをなだめる万才、みたいなのが理想です。豪は豪で今までこんな風に 接してくる人がいなかったのでちょっと新鮮だったり。表面では嫌だふざけるなと言いつつも、どこか悪くないと思って いつつも、心のどこかでそんな気持ちを認めたくないと葛藤してるといい。 でも、酔った勢いにまかせて巌徒は豪にキスくらいしてそう。で、豪はいつまでも根に持ってると。万才と巌徒は ナチュラルにキス位はしてそう。 万才『試してみる?』 巌徒『じゃ、遠慮なく』 みたいな軽いノリで。 ちなみに、巌徒にとって馬堂は弟分ってカンジです。 |