私と逆転裁判


 カプっ子(むしろカプヲタ)だった私が逆転裁判の事を知ったのは、HPでの事でした。
 新作が出る、という事で逆裁のサイトへ行ってみたら・・・!!

私: ・・・バツとロイがスーツ着て何やってんだ?

 と、本気で思ったものです。(バツとロイ、というのは、カプコンの3D対戦格闘&学園アドベンチャー・『私立ジャスティス学園』に出てくるキャラクター)

 まあ、いきなり甚だしい勘違いをしたのですが、まあ、何かウェブ上で体験版がプレイできるからやってみたわけです。そしたら!アナタ!!

 お も し ろ い !

 目からウロコなオモシロさでした。それまでにやったことの無いタイプのゲームです。その時既にミステリーに目覚めてたので、尚更おもしろく感じたモノです。
 でも、即買いしたわけではありません。何しろ当時は学生で、色々忙しい時期で、尚且つGBA何て持っていなかったのですから。確か逆裁をようやく購入したのは、逆裁2が出てから少し経った後、ですね。
 逆裁2は近所のイトヨーで¥3000位に値下がりしてたのを購入し、逆裁1に至ってはヤフオクで落札した、というモノ。・・・あまり誉められた話ではないですね。
 でもでも、3はちゃんと正規で購入しましたし、蘇る逆転に至っては限定版を買ってしまった位惚れ込みました。1〜3まで、今まで何回プレイしたか思い出せない位です。お気に入りの本は何度も繰り返し読みますよね?あんな感じでしょっちゅうプレイし直しています。


★ストーリーが素晴しい!!
 自分でプレイしながらも、『なんで? ダレが? どうやって?』と思いながら遊びました。
 裁判中でも、誰が犯人か、どうやって殺したのかわからないままに弁護してましたから、もう、ドキドキです。

★演出が素晴しい!!
 BGMが変るタイミング、SEの鳴るタイミング、効果、などがホント、気持ち良いタイミングで出てくる&変るんですよねー。で、それがまた快感なのですよねー。
 例えば、法廷パートで音楽が変ると、『ああ、今アタイこいつを追い詰めてるなー!!』と一気に気持ちが盛り上がったりします。
 あれ、タイミングとか種類とか指定するの大変そう。

★キャラクターが素晴しい!!
:逆裁と言ったら、超個性的な登場人物ですよね!!
 主人公のなるほどくんを始め、その周囲の人々。とても好感が持てますし、彼らの会話は小気味良くて楽しい。ソレゆえに、キャラに愛着が湧き、ファン、もしくは続編を作る際のリピーターになる。
 この辺はキャラマンの方々やディレクターに拍手ですね!!

 個人的キャラ感想(メインどころ)
なるほどくん:たまにツッコミがキツイ主人公。ボケというよりはツッコミ役。法廷ではよく検事や裁判官に激しいツッコミを受けていて、それが見てて楽しい。いじられキャラか?しかし、芸術学部半ばで弁護士を目指し、24歳でストレート合格って辺り、基本的な頭の構造は良いものと見た。モチロン、師匠の力あってこそ、だが。

千尋さん:大好きwどうも、カプコンの大人系女性キャラ(春麗とかマリーとかディース)には弱いみたいです。こんな風になりたい、という願望があるからかなあ…
 頼もしい!!ほとんどの法廷で、なるほどくんのピンチの時はサッソウ(?)と表れ、時に励まし、時にヒントを与え、道を切り開いてくれる。
 逆裁って、御剣(&綾里舞子)に始まり(DL−6号事件)、千尋さんに終わる、と言っても過言じゃないですよね。この綾里家を巡る因縁の数々!!ああ、惜しい人を亡くしました。
 逆裁1の攻略本におまけマンガがありましたよね、アレを見て、ナルチヒに目覚めたと思います。

真宵ちゃん:可愛い。面白い!ナイスボケ!たまにどこまで本気かわからなくなる。
 お母さんを亡くし、姉を亡くし、お父さんもいない。結構不幸ですよね。にもかかわらず、あそこまで明るく前向きで一生懸命な真宵ちゃんは、つい応援したくなります。
 もちっと千尋さんと仲良くしてるシーンがあったらなあ。逆裁1−2話のOPみたいに。

御剣:オイシイキャラですよね。主人公より人気ありますよね。やっぱりなるほどくんみたいに、欠点らしき欠点が無いキャラよりも、御剣みたいに、才能はあるけれどどこか影があるというか、見えない所で色々苦労してるキャラはいじりがいがある、というか可愛気がありますよねー。
 今となっては逆裁1−2・3話の意地悪で少し卑怯なミッチーの方が、迷いとかが無くていいなーとも思うんですけどね。
 なるほどくんと御剣のカップリングは好きです。ミツナル・ナルミツ、どちらもどんと来い!!

イトノコさん:いいキャラですよね。でもその割に報われて無い気がします。御剣シンパっぷりがまたいいなあ。時折見せるウッカリっぷりや迷言が好きです。
 どうやらマコちゃんと良い感じになりそうですが、個人的にはメイノコとか好きなんですけどね。御剣といい、メイといい、ああいうタイプの人間でも(ある意味)臆することなく接するので、御剣もメイも、その包容力に弱そうな感じがするのです。だから御剣&イトノコ、とかメイノコが好きなんですねえ。

はみちゃん:可愛くて、健気な所はよいのですが、あのものすごいナルマヨ気質が苦手です…
 この子も不憫ですよね(そんな事言ったら、綾里の名前がつくキャラは皆不幸な目にあってるなあ)…お母さん大好きなのにあんな事になっちゃったし。
 ファンブックのイラストに見られるはみちゃん、どれも可愛くていいですねー。時折シュールなボケを見せてくれますし。
 ハミちゃんといえば、あの供子の壺、ですが、『供子』と書かれた壺が壊れて割れて、『子供』と書かれた壺に直るわけがない!!と思ったものです。無理でしょう、現実的に。あのトリックは納得いかなかったなあ。

狩魔冥:13歳で検事になったって、ドレだけ天才なんだろう・・・あのムチっぷりも、最近は面白くなってきました。メイはあのままキャラを崩さないでゴーイングマイウェイでいて欲しいなあ♪本当は、数ある初期デザインでも、パンク風なデザインが好きです。検事というカタイ職業(その上狩魔)だけど、パンク好き、というギャップがステキ♪でもイヤミな感じがないから敵役としては不十分な気もしますけどね。
 何気に矢張がどこまで本気なのか(メイちゃんのムチムチ大冒険)気になる所です。
 気になるのが、狩魔さん家の家庭の事情。姉がいる、とか言ってたから、家族構成とか気になるー!!狩魔豪とかどう接してたのかなあ。一応孫もいるみたいだし、子供や孫には甘くあってほしい・・・
 逆検をプレイしていて、狩魔のテーマ曲(メイver)がこんなにも頼もしく聞こえるとは思ってみませんでした。
 豪の時のこの曲はとってもムリムリムリ!な気になったのに。

信楽盾之:逆検2で登場した御剣の過去を知る男。それだけでもオイシイのに、あの素敵オッサンビジュアル。
 超ドツボ好みストライクド真ん中で只今逆転シリーズでは千尋さんの次に好きなキャラです。
 あのふてぶてしい態度、シリアスとお茶目の間を巧に行き来する萌え性格。大好き。
 逆検2で『弁護士はピンチの時ほどふてぶてしく笑え』という逆裁シリーズの教えが実は信さん発だったとわかり、 信楽さんからどうやって神之木さんに伝わったのか激しく気になるトコロ。
 18歳で司法試験合格とか、結構優秀なんですよね…。検事キャラなので色んな設定が跡付けになってしまうので 仕方ない部分もありますが、色々萌える。信さんと絡ませてもヨシ、レイジくんと絡ませてもヨシ。

御剣信:逆検2をプレイする時、新鮮な気持ちでプレイしたいので、ゲームを始めるまであらゆる情報を遮断してました。 だから、信さんでプレイできるなんて思ってもみなかったのですっげぇ驚いてました。
 1の頃のイラストよりもより一層渋カッコ良くて、でもオチャメな一面もあって3話はもう信楽さんやら信さんやらで 色々燃え滾ってたまらなかったです。何度も何度も『カッケェwwwヤヴァイ、ステキ過ぎる!!』と声に出しつつ ごろごろしてました。もちろん、普通のファン的に、まさかあの狩魔豪と御剣信の直接対決が拝める日が来るなんて!! と、驚愕でした。
 実際、追求で追い込まれるとニヤっと笑ってるのにも驚きました!で、ふてぶてしく笑うってこういうコトか!!と 色々納得し、逆裁シリーズとの繋がりにウハウハしました。
 ホント、惜しい人を亡くしました。

神之木荘龍:好きなのですが、3での彼の言動や行動が、なるほどくんに対する逆恨みにしか思えなくて…
 でも、逆裁1・2におけるライバルキャラに比べると悪役度は低いですよね。なるほどくんに恨みはあれど、 仕事はちゃんとする、みたいな。3の後、どうなったんでしょう。さすがに事情が事情だけにしょっ引かれる 事はないだろう…と、思いたい。

狩魔豪:…最初はキライだったのに、登場する度にオチャメな一面が見えて、しかも若い世代の頃を妄想してたら 何か段々好きになってきました。
 信さん殺したり、色々よろしくない事してるはずなんですけどね。
 とはいえ、豪の生い立ちとか気になります。どうしてああも『完璧』にこだわるのか。 家族代々検事だったりするんでしょうか?その割に、冥は検事になったけれど、その姉は家庭持ちで子供もいる。そのお姉さんは 法曹界には進まなかったんでしょうね。後、逆検2で判明した奥様。しかも料理上手だと微妙にノロけてました。
 何気に一柳万才とは1歳違い。つまり、同年代で検事同士って事なので、これは互いにライバル視してたりなんかしたり してたのかな?と邪推したくなります。40年の検事生活で、権力におぼれる事もなく、現場の第一線で働き続けた その姿勢は良いと思ってます。

一柳弓彦:最初は、17歳で検事とかスゴくない!?と恐れていましたが、プレイしている内に『ああ、コイツ本当にヘタレなんだな…』と、ホッとしました。
 水鏡さんとのやりとりは上司と部下というよりはむしろ保護者と子供。平然とたしなめていた様子が逆に面白かったです。
 そんな彼がガラっと変わった最終話。ゴミ漁りしてる姿とか、涙ながらに現実を受け入れ、どんな道を進むのか。その姿には 心打たれました。
 色々サイトさんまわっていると、4のガリュー(弟)と年代的に近いんですよね?4辺りではそれなりに成長してるといいなー
 何気にメイと良いコンビになるのでは、と思ってます。17年間甘々で育てられ、世の多くの人が必死こいて通過していった 司法試験も裏口合格?そんな彼にはメイちゃんに多少厳しく教育してもらうと丁度いいかなー、と。




:好きなサブキャラ達
罪門恭介:弟も込みで好きですw兄弟には弱いのです。加えてあのテのヴィジュアルにも弱いのです!!弟想いの兄にはめっぽう弱いのでーーース!!・・・恭介、という名前にもつい反応してしまいましたw(私立ジャスティス学園に、恭介、というクールビューティーの白ラン・メガネの双子(弟)キャラがいたのですよ。)

宝月巴:千尋さんの友達(先輩)であり、御剣の上司ですよ!?しかも超キャリア。
 巴&千尋が部下の話で盛り上がるお話とか、巴&御剣の上司&部下なお話も書いてみたいなあ…
 しかし、この方、昔、罪門さんと何かあったんですかね?

ガント局長:憎めないんですよね。なんか朗らかで、可愛くてステキなおじさまです。実はブラックって所も武器ですよね。
 いや、ふとおもったんですけどね、世代的にサイバンチョと同じなんですよね…若ガント&若チョーさんとかちょっと妄想してしまいそうです…
 蘇る逆転で、検事側の人間がぽろぽろ登場してますが、つい、狩魔検事とかとどんな関係だったのかしら?とか、警察庁時代でも、有名人同士、多少なりとも交流なりなんなりあっただろう。…と思うと、その辺も気になってたまりません。もう一世代下の逆裁人間関係が気になりまくりです。御剣信とか、星影とかあの辺もこの世代ですよね。
ああ!!萌え気になる!!

ダミアン・ヒンジ:逆検の最終話をプレイ中、密かに『…コイツ黒幕じゃね??』と、コンキョなく疑ってました。ゴメンなさい。
 大使という職業なのに人当たりが良かったんで、きっとウラがあるに違いない!!と、思ってたんです。
 結果、ちょっとオチャメでドジでウッカリな一面もある良い人でしたー。

 さて、萌え気になった所で、逆裁法廷関係人物の世代分けと年齢なんかをまとめてみますた。
 以前日記にも書いたヤツです。色々面倒な注釈がありますが、キャリア関係なく逆裁1をベースにまとめてみました。

※()内の年齢は逆裁1の時のものです。
※DL−6号事件当時なら表示年齢−15、SL−9号事件なら−2。
 千尋・御剣初法廷時なら−4、逆裁3、逆検なら+2 で換算して下さい。…多分いいはず。

●偉大なる師父たち(40〜)
・一柳万才(66)【検事審査会会長】※逆検2で68だったので−2しました。
・狩魔豪(65・享年67?)【検事】※刑が執行されたのは逆裁3の辺り
・巌徒海慈(65)【地方警察局長】※元捜査官
・サイバンチョ(?)【裁判官】
・星影宇宙ノ助(64)【弁護士】
・サイバンカン(?)【裁判官】※シメヤカの人。サイバンチョの弟。多分ここの世代じゃないすか?
・馬堂一徹(58)【刑事】※逆検1で60だったので−2しました。
・御剣信(50・享年35)【弁護士】※享年に+15しました。
・一条九朗(44・享年40)【検事】※逆検1−4話で狩魔豪が60、イトノコが26だったのでゆらぎがあります
・生倉雪夫(48)【弁護士】※一応記載
・亜内武文(52)【検事】※載せるの忘れてた…偉大、とは言い難いですが、トリアエズ。

●黄金期の子供たち(26〜39)
・綾里千尋(享年27)【弁護士】※結局、生涯無敗(でも一分けアリ)だったみたいですね。意外に弁護士人生短い?
・神乃木荘龍(31)【弁護士】※逆裁3−第4話で27歳だったので+4しました。
・信楽盾之(34)【弁護士】※逆検2で36だったので−2しました。
・糸鋸圭介(30)【刑事】※逆裁3−第4話で26歳。この頃刑事に昇進した模様。
・宝月巴(29)【主席検事】※元捜査官
・罪門恭介(33)【警察官】※元刑事
・罪門直人(享年27)【検事】※検事・オブ・ザ・イヤーに選ばれたほど優秀だったんですね
・市ノ谷響華(31)【弁当屋店長】※元刑事
・多田敷道夫(享年36)【刑事】
・籠目つばさ(享年33)【弁護士】
・優木誠人(27)【検事】※逆検1で29なので−2。
・仲間戸真治(享年29)【刑事】

●ニュー・ジェネレーション(25歳以下)
・成歩堂龍一(24)【弁護士】
・御剣怜侍(24)【検事】※キャリア的には千尋さんと同じなので、上にいてもいいんですけどね…
・狩魔冥(17)【検事】※…!!冥も御剣・千尋と同キャリア!13歳デビュー。
・宝月茜(16)【刑事】※つい、書いてしまいました。でも、なるとしたら鑑識官になるのかな?それとも科捜研? 4は3の7年後なので、可能性は十分ですよ!!(逆検4ではミゴト?刑事になってました)
・水鏡秤(24)【裁判官】※逆検2で26だったので−2しました。
・一柳弓彦(15)【検事】逆検2で17だったので−2しました。
・狼士龍(25)【国際警察捜査官】※逆検1で27だったので−2しました。
・灰原ススム(22)【警察官】※一応載せました(笑)と、思ったらクビになったとか!!(逆検1)
・葛氷見子(20)【弁護士】※逆検1で22なので−2


 年齢とか、誕生日が不明なので、1歳ほどゆらぎがあるキャラもいます。
 例えば、成歩堂・御剣・矢張は同い年のはずなのに、設定では矢張だけ1つ年下になってますよね。・・・早生まれ、という事でしょうか?
 美雲ちゃんは、逆検2で【大ドロボウ】に拘らなくてもいい、というニュアンスがあったので、個人的には 真実を追い求める刑事か、独自で真実へ向かう私立探偵とかになってほしいです。