ボクと魔王
〜ボクと魔王のチョットいい話〜


 ボクの名前はルカ。
 テネル村のちょっと外れの家で、お父さんとお母さん、妹のアニー、おじいちゃん、おばあちゃんの6人で暮らしていた。
 ところが、ひょんな事から大魔王ゴーマの生まれ変わりだという、スタイリーハ・・・ 本名は長すぎて忘れちゃったけど、スタンって呼ばれてる。そのスタンに影を取られてしまったんだ。そして、何となくその場の流れで、世界中に現れたニセ魔王を倒す旅に出る事になったんだ。

 最初はボクとスタンの2人旅だったけど、色々旅をしていく内に仲間ができた。
 勇者大学のエリートで、レイピアの達人、ロザリーさん。何でも、スタンの呪いのせいで、影がピンクになっちゃって、いっつも傘をさしている。
 実は結構有名な博士のキスリングさん。今はオバケの研究をしていて、僕らの周りに集まってくるオバケをいっつも観察している。
 どこかの国の王女様のマルレイン。ある事件がきっかけで、僕達と一緒に旅をする事になったんだ。戦闘には参加しないけどね。
 元巨牛魔王のビッグブルさん。元々は僕らの敵だったけども、今は頼もしい仲間。とっても力が強いんだ。
 元アイドル魔王のリンダさん。アイドルを目指してる健気だけどちょこっとミーハーな女の子。色んな技が使えて、僕らも苦戦したなあ。

 ツライ事も少し、いや、かなりあったけど、それ以上に楽しくて愉快な旅だった。
 でも、今からちょっと前に、とんでもない事件があったんだ。
 アイドル魔王を倒してすぐに、ボクの姿が消えちゃった。いや、消えたと言うより、皆ボクの姿見えなくなっちゃったんだ。
 ボクの影になってるはずのスタンまで。
 ホント、あの時はすっごくさみしかったよ。だって、父さんや母さん達までボクが見えなかったんだもの。

 結局、ブロックさんというサーカス魔王に元に戻る方法を教えてもらって、何とか元に戻ったんだ。
 ただ・・・

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「ふーっ。今日もよく闘ったわ。」
 ロザリーさんが背伸びをする。
「何だかホコリっぽいのう。早く沐浴したいな。」
「あー!リンダもそれに賛成でーっす!」
 こっちはマルレイン王女とリンダさん。
「いやはや。今日もおばけちゃん達の貴重なデータが取れたなあ。早く解析分析しなければ!」
「ハラ減ったっす!!」
 そしてキスリングさんとビッグブルさん。
 一日が終わって宿屋に泊まる時は、いつもだいたいこんな会話が繰り広げられる。

「ケッ。このまな板胸女が。これしきの事で疲れるなど、三十路にはこたえるか!!」
「何ですって!?すっとこどっこいバカ魔王!アタシはまだ花の十代よっ!」
 ボクの影からスタンがひょいと現れ、ロザリーさんと口げんかを始める。このコントにも大分慣れた。
「十代だと!?ハッ、また随分とサバをよんだものだなっ!顔面小ジワ女!!」
「ムカムカッ!! ルカ君、やっぱアナタ、世界平和の為に死んでくれない?」
 割と本気でロザリーさんがレイピアを抜いた。(ボクが死んでしまうと、その影であるスタンも死んでしまうんだ。運命共同体ってヤツだね。)
「いやー、ソレはちょっと・・・」
 ボクが遠慮がちに断ると、王女が割って入る。
「これっ、ロザリー。ルカはわらわの下僕じゃ。わらわの許可無しにそんな事をするとは許さぬぞ!」
 ・・・いつから『下僕』になったんだろう。前は『召使い』だったハズだけど・・・
「あ、王女様。失礼致しました。どれもこれもこのうすっぺら一端木綿魔王が悪いのです。」
 こういうやりとりはいつもの事だから、いつの間にか他の仲間はそれぞれの部屋に引き取っていた。
 今日はよく闘ったから、懐具合も良い。夕食は町の酒場で済ませてきたから、後は寝るだけだ。
「フン。所詮長いものには巻かれろ、か。このピンク勇者!!」
「何よ!!アンタがピンクにしたんじゃないっ!!早く治しなさいよ!このへっぽこ役立たず魔王!!」
 そろそろ止めた方がいいかな。
「あのー、ロザリーさん、スタン。今日はこの辺でやめようよ。ボクも疲れたから早く休みたいし、王女も疲れてるみたいだし。」
 そうボクが言うと、ロザリーさんはレイピアを収めた。
「わかったわ。こんなバカにいつまでも付き合ってるのもバカらしいものね。さ、王女様、部屋はあちらです、参りましょう。おやすみ、ルカ君。」
「うむ。ではな、ルカ。」
「おやすみなさい。ロザリーさん、王女様。」
 2人に小さく手を振って見送る。2人が部屋に入ってしまうと、スタンが話しかけてきた。
「フム。子分よ。お前、疲れたのか?」
「うん。ちょっとね。」
「そうか。ならば今夜は存分に休め!そして明日からまた、余の魔力を取り戻す為に働くのだぞ!」
「うん。わかった。」
 ボクは少し笑った。
「うむ。正直で良い!さすが余の子分だな!」
 そうしてボクは自分に割り当てられた部屋に向かい、ドアを開ける。部屋の明かりを点けて、ドアを閉めた。
 剣や服を脱いで、部屋に備えてあるガウン風の部屋着に着替える。それからシャワーを浴びる。
 気持ち良い。今日の疲れをすっかり洗い流してくれる様だ。
 ・・・こんな風に流れていかないかなあ。


 シャワーを終えてボクはベッドに腰掛ける。さっき売店で買っておいたジュースを飲んだ。
「っはー。さっぱりするなァ。」
 するとスタンが出てきた。
「おい、ルカよ。」
「何?」
「前々から思っていたのだがな、お前のその髪、少々長くはないか?」
「そう?」
 ボクは髪をつまんだ。
 母さんゆずりの赤毛は結構気に入ってる。おじいちゃんも昔は赤毛だったんだって。『ルカは私やおじいちゃんに似るのかしら?』って、いつか母さんが言ってたっけ。結果的にはボクも、おじいちゃんや母さんと同じく剣を持って旅をしている。何か不思議だな。

おいっ コラ!
「いたっ」
 スタンがボクの頭を軽くこづいた。
「何をあさっての方向を見て笑っているのだ!」
「え、いや、別に・・何の話だっけ?」
「お前の髪が長すぎるという話だ。ええい!余が自ら切ってやる!」
 そう言うとスタンが にゅうっ と影を大きくしてきた。
「わっ、やめてよ、この位が丁度いいのに!」
「やめろと言うと意地でも切りたくなるな。」
「じゃあ・・・切ってもいいよ。」
「そうか。では、遠慮なく。」
わーっ!どう言っても切るの!?」
「フハハハハ!余にまかせろ!今より0.9倍程男前にしてやる!」
「減ってるじゃないかー!!」
「気にするなー!!」
 ボクは急いで明かりのスイッチに手を伸ばす。
「ぬっ」
「おやすみっ スタン!」
 パチン
 明かりが消える。
 ボクの影がなければ、スタンは出てこれないんだ。

 明かりを消して、ボクはすぐにベッドに潜り込んだ。



 ボクがフトンをかぶって十数分。
 うー、ダメだ。ガマンしなきゃ・・・でも!
 ボクは バッ とフトンを跳ね上げると明かりを点けた。
「ぬーっ ルカ!さっきはよくも、せっかく余が・・・・!」
「スタン!」
 現れたスタンに抱きつく。
「な、は? お、おお、子分!どうした?何事だ?」
 珍しく慌てた様子のスタン。
「スタン・・・ボク、怖いんだ。」
「怖い?何が? 余以上に怖いものなぞ、この世にあってたまるか。」
「違う、違うんだよ!」
 ブンブンと頭を振る。
「おい、ルカよ。何が違うのだ。聞いてやるからちゃんと話せ!」
 グスグスと(恥ずかしながら)泣きながら、正直に話す事にした。

「・・ボクはね、1人になるのが怖いんだよ。」
「なぜ?」
「・・グス。この間、ボクが皆から見えなくなった時があったでしょ。あの時、みんなも、父さんも母さんも、っ ボクが見えなかった。スタンすら出てこなかったんだよ、影はあるのに。・・・どこに行っても、オバケ達も、っク、ボクに気がつかなかったんだ。 スタン、わかる?この広い世界のどこにも、ボクに気がついてくれる人がいなかった。それがすっごく怖かった。・・このままずっと、誰もボクに気がつかなかったらどうしようって。 この世界にボクだけたった1人。本当に怖かったんだ。本当に・・・」

 孤独。
 これからずっと、ボク1人、孤独の中で生きていかなきゃいけないのかと考えたら気が遠くなった。
 想像も出来ない程の孤独と寂しさに恐怖した。
 だから、だから、トリステを見つけて、ブロックさんから元に戻る方法があるって教えてもらった時、涙が出るほど嬉しかった。安心して泣けたんだ。想像してたあの孤独と寂しさを味わなくて済むと知って、本当に良かったって、思ったんだ。

「・・でもね、こうして1人でいるのが、まだ怖いんだ。あの時の事を思い出して、すっごく怖くなるんだよ、スタン・・」
「・・フム。」
「明かりを消せば、スタンも消えちゃって、1人になっちゃうだろう?暗くて、1人だと思い出しちゃうんだ。」
「それで、余にどうしろというのだ?」
「明かりを点けたままにしておくから、ボクが眠った頃を見計らって、明かりを消してくれないかなぁ…なんて。」
 興奮も大分冷めてしまって、急に恥ずかしさが込み上げてきた。
 勢いにまかせて、随分色んな事言ってしまった。あちゃー・・
っかー!これが余の子分の言う事か!!いい年こいた男がっ!はー、情け無いっ!余は情け無いぞっ。この子分子分子分!!」
 ああ、やっぱり。怒られるどころか、呆れられてしまった。我ながら情け無い・・・
 返す言葉が無くてしばらく しゅん としていると、スタンが口を開いた。

「まァ、しかし、こんな情け無い子分でも余の子分だ。何とかしてやるのも余の役目だろう。」
「スタンっ!ありがとう!」
 今度は嬉しくて抱きついてしまった。
「コラ、うっとうしい、離れろ! ったく、いつまでも乳離れのしないお子様めっ!・・オイ、さっさと明かりを消して、その代わりカーテンを開けろ。」
「え?明かりを?でも・・」
「いいから言う通りにしろ!」
 スタンの言う通り、明かりを消して、カーテンを開けた。

「あっ。」

 外は満月だった。
 今夜は雲ひとつない、晴れた夜空だった。
 暗いはずの夜も、太陽みたいに輝く月に照らされて、明るかった。
「そっか、月明かりで影を作るんだね、スタ・・わっ!!
 振り向いて驚いた。だって、そこにスタンの影は無く、代わりに男の人の姿があったんだ。
 金髪のオールバック、ちょっと釣りあがった目、とんがった耳、どこかの貴族の様な服装。

「え?あ、ス、スタン、ドコ?・・あ、アナタは、誰?」
 恐る恐る聞いてみた。
「大バカ者。」
「そ、その声、スタン!?」
「その通り。どうだ!驚いたか!」
 思い切りうなづく。
「今宵は満月だったのか。それでこの様な姿になったのだな。」
 月を見上げるスタンの体は、よく見ると、オバケの様に向こうが透けて見える。足元の方は影の様にボクの足から伸びていた。
「スタン、その姿は?」
「子分よ、この姿こそ余の本当の姿だ。魔力が全て戻ったあかつきには、これが実体となるのだ。今宵は満月だから、影ではなくこの姿になれたのだろう。月とは魔の領域だからな。」
 ・・なんだ。魔力が戻ってもあの影の姿のままだと思ってた。
「さ、子分よ。心優しい余が、お前が眠るまで待っててやるからさっさと寝ろ。」
 姿は変っても、態度は全然変らないみたい。
 とにかくボクはベッドに潜り込む。
 スタンはふわふわと宙に浮いていた。
 まぶしくない、と思ったら、月光を遮る様な位置にスタンが浮いている。実体じゃないから全てを遮るわけじゃないけど、眠るのには十分な暗さだ。

「ありがとう、スタン。おやすみ。」
「フン、早く寝てしまえ。」
 そんな風に冷たく言っても、ボクはひっかからないよ。スタンって実は結構・・・


 ボクは再び横になった。でも、なかなか眠れない。すっかり目が覚めちゃった。
 ごろん と寝返りをうつと、スタンがふわふわと浮きながら窓の外を眺めていた。

「ねえ、スタン。」
「何だ、まだ起きていたのか。」
 窓の外を見ながらスタンが応えた。
 同じスタンなのに影の姿と人の姿では、なんとなく雰囲気が違う。
「あのさ、スタンって、あのツボの中に封じられていたんでしょ。どの位の間封じられていたの?」
「うーむ。正確にはわからんが、数百年位だろうな。」
「え!そんなに!?・・じゃあさ、その間寂しくなかった?」
 くるっとスタンがこっちを向いて、ふわふわとやってくる。
「余はキサマら人間と時間の感覚が違う。それに封印されてた間は眠っていた様なものだからな。別にどうって事はなかったぞ。」
 心なしかいつもより口調が柔らかい・・・気がする。
「そう、なんだ。」
「子分よ。己の未熟さを恥じる事はないぞ。己の弱さを知る事もまた強さよ。 まァ、余の様な全知全能のパーペキ魔王はその様な努力は必要無いがな!ワーッハッハッハッハ!!」
 あはは、いつものスタンだ。
 弱さを知る事も強い事、か。

「そうなのかな。強くなったのかな。」
「余の言う事に間違いは150%無い!」
「そっか。・・嬉しいなァ。」
「せいぜい喜ぶのだな、未熟者の子分よ。まァ、強くなったと言っても、雀の涙ほどだろうがな。強くなった分、余の為に働くのだぞっ。」
「うん。」
「・・・おい。さっきから何をにやにやしてる。気味が悪いな。」
「べっつにぃ。」
「ム。子分のくせにナマイキな物言いだな。・・まあ、いい。余ほどの人格者はちょっとやそっとの事じゃ怒らないのだ。ありがたいと思え。」
「うん。ありがとう。」
 何だろう。今夜のボクは気分が良いなあ。

「おい、ルカ。余と話していたい気持ちも分からないではないが、そろそろ寝とけ。明日寝不足では余が困るからな。 それに・・・」
 スタンがひとつ間をおく。
「・・なんだ、その。今夜は、本当に特別だぞ。こ、こんな事は本来ならしないのだがな、今回だけはお前が寝るまでちゃんと見ててやるから、安心して存分に眠れ!」

 ・・・・暗くてよくわからないけど、スタン、照れてるのかな?

「それに、アレだ。1人っきりだなんてもう2度となるわけが無い。だから、1人が怖いとなど考えるな。忘れろ。」
「うん。・・あんまり考えない事にするよ。」
 それに、何か、もう1人になっても必要以上に怖くなる事は無いと思う。
 今夜、スタンにブチまけて、励ましてもらって、だいぶ楽になったから。

 本当にありがとう、スタン。
 口にするのがちょっと恥ずかしいから、心の中で呟いた。

「おやすみ、スタン。」
「うむ。」
 今度こそ本当にボクは眠った。
 あの事件以来、初めてぐっすりと眠れた様な気がした。


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 翌朝、ボクは窓から差し込む光で目が覚めた。

「ふわーーーぁ。」
 大きなあくびをすると、ベッドから起き上がる。
 すると、スタンが影の姿で床に転がっていた。

「もしかして、夕べ一晩中ここにいたのかな。」
 ボクの声が聞こえたのか、スタンの体がぴくりと動く。
「スタン、おはよう。もしかして、夕べからずっとここに?」
「うん?おお、子分か。どうだ?夕べは眠れたか?」
 ボクの質問には答えず、どこかうつろな目つきのスタン。
「え、あ、うん。スタンのおかげだよ、ありがとう。」
「そーかそーか、ならば、いい。余は寝る。今日の戦闘ではなるべく余を呼ぶな。 まあ、どうしてもと懇願するなら行ってやってもいいがな。」
 そう言ってスタンはするするっとボクの影に消えていった。

「もしかして、ずっと起きててくれたのかな・・・」
 だとしたら、ちょっと嬉しいかも。
 あ、自然に笑いがこぼれた。
 よし、今日はなるべくスタンに頼らないでがんばってみよう。・・ボクは強くなってるハズだからね。

 パシン

 軽く頬を叩く。
「よしっ、がんばるぞ!」

 手早く着替えを済ますと、ホテルのレストランで皆と合流した。

「おはよう!!」
「おはよう、ルカ君。何だか今日はずいぶん気合が入ってるわね。」
「あ、わかります?今日は調子良いんですよ。」
「ふむ、それは良い事だな、ルカよ。そなたの活躍を楽しみにしておるぞ。」
 マルレイン王女が紅茶のカップを口に運びながら言った。
 やっぱり王女様にこんな風に言われると、ちょっと嬉しい。
「いやいや、ルカ君。何事も気合だよ、ふむ。」
「気合ッスーー!!オイラも頑張るッスーー!!」
「やーん、今日のルカさん、何かステキですー。カッコ良い〜♪」
「あ、ありがとう。」
 朝から賑やかで楽しい。
 そうだよ、ボクにはこんなにステキな仲間がいるんだ。何を怖がる事があるだろう。
 スタンなんか本当にすぐ側にいるのに。
 うん。

「さっ。今日も一日がんばろう!!」
「おー!!」
 町の外に出る。広がる平野、晴れ渡る空、心地良い風。
 今日も絶好の冒険日和。
 自称魔王と勇者と天才博士と王女と元魔王。
 足取りも軽く、ボクらは駆け出していった。

                                                                 END



あとがき
 結構前にプレイしたPS2ソフト『ボクと魔王』のSSです。
 色んな愛らしいキャラがたくさんで、誰も彼も好きですが、一等のお気に入りはスタンです。
 一見ワルっぽいけれど、どこかへっぽこでオマヌケな所が好きw
 人間の姿が最後の方で出るのですが、まさかオールバックとは思わなかった。もうちょっとヤサ男を想像していたら・・・
 このゲーム、嫌いなキャラがいないんですよ。このSSには出ませんでしたが、エプロスも好きです。
 ベストメンバーはルカ、ロザリー、リンダorエプロス。・・・敵の属性によっては結構苦戦します。
 あのキャラデザや世界観、アートワークが大好きですねwどこかノスタルジックなストーリーもw
 続編は・・・無いんでしょうね。アレで一応完結してますし。

 スタンが『己の弱さを知る事もまた強さよ。』と言ってますが、これはアレです。哲学でいう『無知の知』ってヤツです。
 前の会社で働いていた時、言われたんですよ。
『知らない事は恥ずかしい事じゃない。知らないって事を知ってるつもりでいるのが一番タチが悪いんだ。だから、知らない事やわからない事があったらその場で聞きなさい。』
 ああ、なるほどなあ、と思いましたよ。  

060730